最近、父はよく転ぶ。
身体のあちこちに、「アオタン(アザ)」をつくっている。
今朝も、ドスンとベッドから転げ落ちた。
寝たきりになったお正月からずっと足の具合が最悪である。
天候も不安定で、まだまだ寒い日々で、それも影響していると思う。
今日の昼食のときには、今朝以上に大変だった。
トイレに入ろうとして、ゆっくりと歩いていた父が・・・突然、
じ~っと立ち止まってしまった。
包丁を持ち、コンロに意識があった私は、同時にトイレの方に目を向けた。
しばらくチェックしながら、様子をうかがっていたが・・・
パンツをずりさげ、「イザ!一歩」という体勢になったので、ひと安心したら・・・
そこから、スッテンコロリン!ドスン!
悪いことに、後ろに(豪快に)倒れ落ちて、家具の角に頭をぶつけてしまった。
「あぁ~~」と声が出たが、おかげさまで・・・
去年の夏のように、何針も縫うような流血事件にはならず、
「いたいの、いたいの、飛んでいけ~」で済ませられたものの・・・
本当に冷や汗が出てしまった。
「ふぅ~」と、ためいき・・・。
不穏な雰囲気を感じたら、やはり「すぐに飛んでいくべきだった」と反省しきり。
最近の父は(比較的)成功していたので、ほんの少し安易な考えに支配されてしまった。
ガスのコンロなんて、止めればすむことなんだから―。
介助すればよかった。
すぐに走っていって、手を差し出せばよかったのだ。
ところが、最近の私の脳細胞は、本当に“回転が悪い”。
瞬時の判断力は、かなり低下している。
文字通り24時間体勢の介護生活が、体内時計を鈍らせているらしく、
何をやるときも「ドン(鈍い)な感じ」は否めない。
意識は緊張しているはずなのに、緊張していないような行動様式になってしまう。
集中力も途切れ、体力もたよりない感じだ。
私の頭や身体、そして心が、
「少し休ませてちょーだい」と懇願しているみたいだ。
“こんなことではいけない”と戒めつつも、元気が戻ってこない。
今日はお昼寝を1,2時間したが、「まだまだ~~もっとぉ~」と叫んでいるみたいだ。
※ 転んだ父は、トイレ(今日は“大きいやつ”)が間に合わなくなってしまって、
結局、私の仕事は“また増えちゃった”りして・・・。
正確に言うと、足が悪いので立ち上がれなくて、
立ち上がろうと力を入れたら、出ちゃっただけなんだろうけれど、
私も巨体の父を一人では持ち上げられないために、
どうしても“間に合わなくしまってしまう”のだ。
こうして、日々排泄物と格闘する日々!
掃除と洗濯ばかりで、毎日がくれていくような気さえする(笑)。
身体のあちこちに、「アオタン(アザ)」をつくっている。
今朝も、ドスンとベッドから転げ落ちた。
寝たきりになったお正月からずっと足の具合が最悪である。
天候も不安定で、まだまだ寒い日々で、それも影響していると思う。
今日の昼食のときには、今朝以上に大変だった。
トイレに入ろうとして、ゆっくりと歩いていた父が・・・突然、
じ~っと立ち止まってしまった。
包丁を持ち、コンロに意識があった私は、同時にトイレの方に目を向けた。
しばらくチェックしながら、様子をうかがっていたが・・・
パンツをずりさげ、「イザ!一歩」という体勢になったので、ひと安心したら・・・
そこから、スッテンコロリン!ドスン!
悪いことに、後ろに(豪快に)倒れ落ちて、家具の角に頭をぶつけてしまった。
「あぁ~~」と声が出たが、おかげさまで・・・
去年の夏のように、何針も縫うような流血事件にはならず、
「いたいの、いたいの、飛んでいけ~」で済ませられたものの・・・
本当に冷や汗が出てしまった。
「ふぅ~」と、ためいき・・・。
不穏な雰囲気を感じたら、やはり「すぐに飛んでいくべきだった」と反省しきり。
最近の父は(比較的)成功していたので、ほんの少し安易な考えに支配されてしまった。
ガスのコンロなんて、止めればすむことなんだから―。
介助すればよかった。
すぐに走っていって、手を差し出せばよかったのだ。
ところが、最近の私の脳細胞は、本当に“回転が悪い”。
瞬時の判断力は、かなり低下している。
文字通り24時間体勢の介護生活が、体内時計を鈍らせているらしく、
何をやるときも「ドン(鈍い)な感じ」は否めない。
意識は緊張しているはずなのに、緊張していないような行動様式になってしまう。
集中力も途切れ、体力もたよりない感じだ。
私の頭や身体、そして心が、
「少し休ませてちょーだい」と懇願しているみたいだ。
“こんなことではいけない”と戒めつつも、元気が戻ってこない。
今日はお昼寝を1,2時間したが、「まだまだ~~もっとぉ~」と叫んでいるみたいだ。
※ 転んだ父は、トイレ(今日は“大きいやつ”)が間に合わなくなってしまって、
結局、私の仕事は“また増えちゃった”りして・・・。
正確に言うと、足が悪いので立ち上がれなくて、
立ち上がろうと力を入れたら、出ちゃっただけなんだろうけれど、
私も巨体の父を一人では持ち上げられないために、
どうしても“間に合わなくしまってしまう”のだ。
こうして、日々排泄物と格闘する日々!
掃除と洗濯ばかりで、毎日がくれていくような気さえする(笑)。