頑固爺の言いたい放題

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日の出の見ごろ

2018-03-03 10:26:58 | メモ帳

美しい日の出の条件にはいろいろある。

まず地形。水平線から昇るのが理想的だが、のっぺらぼーの海では興趣に欠ける。島や岩、船などが入っている方が趣がある。その点で湯河原の場合は、真鶴半島とその先端にある三ツ石があり申し分ない。

次に空の状況。晴れていることは必要条件だが、水平線にやや霞がかかっている方が、太陽がピカピカ光らず眩しくない。そして多少雲がある方が面白い。この写真よりももっと雲が多い方が、趣がある。さらに、もっと靄が濃いと太陽が目玉焼きのように赤くなるが、その代わりに空の色がくすんでしまうので、どちらを取るかは好き好きである。

次に時間。日の出の時間は毎日変わる。今(3月3日)は日の出が6時15分ごろで時間的に丁度いいが、もっと日が長くなると日の出の時間も早くなり、4時台になると間に合わなくなる。

次に場所。日の出の場所は毎日変わる。湯河原の場合、あと一週間もすれば、太陽が真鶴半島の上から昇るようになるので、面白くない。一方、11~12月は日の出の場所が右の方に移り、陸地から遠くなるので、写真の構図としては趣がない。

それやこれやで、湯河原における日の出撮影のベストシーズンは3月上旬である。