頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

自然が残る養老渓谷

2016-04-03 11:05:55 | メモ帳

今、有名観光地はどこでも外国人観光客で賑わっているらしい。日本経済としては結構なことだが、私としてはそういう観光地(特に中国人観光客が多いところ)は避けたい。そこで選んだのが養老渓谷

狙いは当たりだった。マイナーな観光地だから、外国人観光客はこない。

そればかりではない。千葉県の中央部であるこのあたりには、人里離れた感覚がある。ファミレスはおろか、コンビニもない。商業施設そのものが少ないから、看板が少ない。自然がそのまま残されている。

最大の観光目玉である粟又の滝は、水量が少ないために迫力がない。ホテルで入手したチラシのイラストには、滔々と水が流れているのだが…。もっとも、水量が豊富なら評判になって、観光客が押し寄せるだろうが。

渓谷にそった遊歩道は静寂そのもので、心が休まる。秋は紅葉で賑わうらしいが、3月末は人影もまばら。

渓谷に次ぐ目玉はいすみ鉄道沿線にある大多喜城。こじんまりした城だから、あまりメディアに騒がれることがなく、したがって観光客が少ない。

内房線の五井から東南へ向かう小湊鉄道(なぜか小湊には行かない)と、外房線の大原から西へ向かう夷隅(いすみ)鉄道の、両者の終点がここ上総中野(無人駅)。左がいすみ鉄道の車輛で、右が小湊鉄道の車輛。もっと先へ行く乗客はここで乗り換える。

泊まった旅館は粟又の滝のそばにある滝見苑。団体客がいない(観光バスを見受けなかったので)にもかかわらず、夕食の時にレストランのテーブルは全部ふさがっていたから、かなり繁盛しているらしい。世の中には私のような変わり者が結構いるということだろう。

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿