最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

育てる

2007-12-12 23:58:58 | 教育
先日、月一テニスの会の忘年会でも、息子をつい甘やかす話しをして
友人達と盛り上がったが、船場吉兆の謝罪会見のあのお母さんを見て、
あんな母親になってはいけない、自分はどうだろうかとちょっと心配になった。

会見を見た時、「頭が真っ白になって…」と、息子にひそひそ指示している声が
いったい誰のものか全く見当がつかなかったが、隣の母親だとわかった時は、
「そっ、そんな母親って本当にいるのか!!」と一瞬目を疑ってしまいました。
長男の湯木喜久郎取締役は45歳、母親の佐知子取締役は70歳ということだ。
あの母親は、自分がいつも何でも取り仕切らねば気が済まない人なのだろう。

子どもを育てる時、小さい時は明らかに子どものほうがわからないことは多い。
子どもの知識の範囲で判断することは、いくら自主性を尊重するといっても、
単にわがままを聴いてやることになったり、放任になりかねない。
親はいろいろと情報を与えてやることも大事なことだと思う。

しかし、45歳の息子にあの席で指示するって、母親のすることではない。
70歳になったら、自分は引っ込まなければ…
あのお母さんが仕切っている船場吉兆だから、あんなことが起きてしまったに違いない!
人を育てるってことは難しい。
一生懸命育てることは大切。でも、育ったら手を放す。
そして、育ったことを喜ばなければ……
「自分が、自分が」という自己中人間にならないよう気をつけよう!
コメント (2)
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