最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

広い心で子育て

2005-05-30 18:11:47 | 教育
昨日の“ベンケーシー”に何の反応もなかったのはちょっと寂しかった。
誰かと熱く語り多かったのに…
やっぱり年が年だから仕方ないか…


気分を変えて


今日は、若い友達に会ってきた。
28歳で、3歳の男の子と1歳半の女の子、2児のママ。
私が入院していた時、私の担当だったナースY子ちゃん。
実に大らかな子育てをしていて、2人とも本当にいい子に育っている。

子育てで大事なことは、許容範囲を広く保つ事ではないかと思う。
いい子の範囲を狭くすればするほど、子供はその親の期待に添うように
一生懸命いい子になろうと頑張るが、その範囲に入ることは難しくなる。
親も子供がその範囲に入らないことにイライラする。
何ヶ月になれば、立つ。何ヶ月には歩く。何歳で話す。
何歳で字を書く。幼稚園はどこ、小学校は…大学は〇〇大。
笑い話のようだが、本当にこんな感じの人がいる。

常に人に順位を付け、自分はそして自分の子は
許容範囲でないと我慢が出来ないで、
人もその範囲内にいない人は人間として劣っているように見下す態度。
そういう人間が案外多い。
いや、案外どころか、そんな人間の方が多い。

自分はそういう人間になりたくないと思っているし、
そういう人間って大っきらいだけど、
全く、範囲がないかと言えばそうではない。
私より範囲が広い人も確かにいる。
そう言う人から見れば、
私もいやな人間なのかも…

人間は、範囲を広げれば広げるだけ楽になれるのだろうが、
あまりに広げすぎて、何でもOKとなれば、努力する必要もなくなる。
どこまでOKにするか、それが問題だ!!






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ベンケーシー

2005-05-29 21:14:30 | 医療と健康
このブログを読んでくれている人の中で
ベンケーシーを知っている人はどれくらいいるだろう。
’62.5~’65.5まで放映されたアメリカのテレビドラマで、
人間味あふれた脳神経外科医ベンケーシーが主人公。
脳腫瘍という病気を手術して治すなんてこのドラマで初めて知った。
そして、ベンケーシーを演じていた、ヴィンセントエドワーズがかっこよかった。

オープニング
♂(男)
♀(女)
*(誕生)
+(死亡)
∞(そして無限)
…。と黒板にチョークで書かれ、ストレッチャーに乗せられて、
手術室に向かう患者の目線で見る病院の天井。

鹿内孝の歌う主題歌

“海より深いその瞳が 優しく見守れば 迷える心もいつしか晴れて
全てを幸せの光で包む ベンケーシー ベンケーシー~♪”

ああ~すてき!!!

思い出して、ネットサーフィンしていたら、
見ることができたの~!
よかったら見てね。
Google検索で「ベンケーシー」をいれる
>1ぺージ目の“懐かしの動画批評(60年代もしくはそれ以前)”
>“ベンケーシーOP116623798622.wmv”
を順にクリックすると見られます。
(つながるのにちょっと時間がかかる。要Windows Media Player)

まさか私自身が、ストレッチャーに乗ってあの景色を見るとは思わなかった。
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のんびりゆこう!

2005-05-28 10:13:18 | 医療と健康
昨日は、アートフラワーの会の送別会ランチがあった。
ご主人の転勤で3年間、東京にいらした方が、愛媛に帰るというので渋谷でランチした。

そもそもアートフラワーの会に私が参加していると、
話すとみんなに笑われるのだが、
自分でも成り行き上参加することになったものの、
いつも、自分の不器用さを再認識する場となってしまっている。
それでも続けているのは、やはり、人間大好きの私が、
その個性豊かな人々の集まりで、交わされる会話が何とも面白いことにつきる。

この会を私は「甦る会」と思っている。
私がくも膜下出血になって、無事生還した後、
先生が、乳ガンになった。
年齢的にも健康の話題が多いが、乳ガンの話になった時、先生が
「なんか私もしこりみたいなものがあるのよ」
とおっしゃったので、触れてみると、
「これって、すぐお医者さんに診ていただいたほうがいいんじゃないですか?」
とみんなが言うほどのものだった。
そして、次の時には、肋骨、リンパまで転移していたとかで、
全摘手術になった事が伝えられた。
しかし、ハーセプチンという抗ガン剤が、ちょうど効き目があることがわかって、
保険適用になった時で、それが、ぴったり合っていたとかで、
現在、手術後4年経つが、ガン細胞は消えているそうだ。

そしてその後、又、別のメンバーが今度は胃ガンになった。
スキルス性胃ガンとかいう一番たちの悪い胃ガンで、胃の2/3を切除した。
手術直後は離乳食のような小さなケースにお弁当を詰めて会に参加して、
点滴で栄養を補っていると言っていたが、
昨日は、ランチもしっかり一緒に食べて、その後のお茶でも、
大盛りフルーツパフェを平らげていた。
孫達のおもりと、脳出血で倒れたお母さんの介護に忙しい毎日を過ごしているとのこと。

メンバーはわずか8人であるので、
この重病になって、復活する確率から考えると、
まさに「甦る会」と呼ぶのがふさわしいと思いませんか?

その会で、
「又、脳動脈瘤があることがわかったの」
と言ったら、
「あんまり無理しちゃダメよ! まずは、ネットサーフィン、ブログを控えめに!」
と言われてしまったので、
昨日は、早めに寝ました。

でも今日は、朝からまたやってる!

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くも膜下出血の再発について2

2005-05-26 17:57:47 | くも膜下出血
今日は外来診察の日。

昨日の、くも膜下出血、再発について、My dr.に訊かなきゃと思って、順番を待っていた。
名前を呼ばれて、診察室へ。

「あっ、今日は、この前撮ったMRIの説明でしたね。画像を出しとくの忘れちゃった。
 今、出してもらいますから少し待って下さい」

とdr.は言って看護士さんに画像を出してくれるように頼んだ。

そこで、早速、くも膜下出血の再発で亡くなった人の話をして、

東大脳外科のHPに

「昨年、東大医局出身の堤先生がクリッピング後でも再出血、
 動脈瘤の再発が比較的高頻度に見られる知見ををStrokeという雑誌に掲載した」

と書いてあったが、再発の可能性についてどうなのかを質問をしてみた。

すると、

「高頻度と書いてありますが、再出血を起こすのは、動脈瘤の形が悪いとか、
 場所が悪いとかでクリップがうまくかけられなかったり、手術技術が悪く、
 ちゃんとかけることが出来なかったために起こすことが多いし、
 動脈瘤が再発することは、あることはあるが、
 あなたの場合、血管造影検査をして現在無いことが確認されているので
 普通の人より、くも膜下出血になる心配はずっと低いので
 そんなに心配しなくて大丈夫です」

と言われた。
そうか、やっぱり、心配することもないんだとちょっと安心。

そんな話をしていても、MRIの画像が届かないので、

「では、又お呼びしますから、ちょっと外で待っていて下さい」

又廊下で待っていた。
再度呼ばれて入っていくと、
私の頭のMRI画像が貼ってあって、

「今、そう言われて見てみたら、ここのところなんですが、あるようなんです。動脈瘤が」
「えっ!」
「こっちが、クリップで留めたところですが、反対側のココ、1㎜ぐらいですね」
「私の破裂した動脈瘤はどれくらいの大きさだったんですか?」
「6㎜くらいです。ですから、今すぐ、そう心配ないと思いますが、
3ヶ月後にまたMRIを撮って様子を見ましょう!」

ということで、私は、又、未破裂動脈瘤を持っているということがわかってしまったのだ。
今日はもう、
「半年後に来て下さい」
くらい言われてしまうかな?と思ってたのに…


まあいいや、今んとこ自覚症状は何にもなくて、元気なんだから…
とまた、楽観主義者にすぐ戻った。

  
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くも膜下出血の再発について

2005-05-25 17:52:44 | くも膜下出血
今日、私がくも膜下出血を発症した時、
その場にいて病院に運ぶのを手伝ってくれた叔父に会ったら
「ちゃんとその後も病院で診てもらってる?」
と訊かれたので
「うん、明日又病院だけど、何で?」
と訊くと
「いや、知り合いの奥さんが7年前にくも膜下出血を起こして、手術して無事だったのに
 最近又くも膜下出血を起こして亡くなったって聞いたから」
「えっ、私はもう、血管造影検査でも動脈瘤はないから、くも膜下出血に
 又なることは、まずないっていわれてるけど」
「でも、あるってことみたいだよ」
「たしかに脳動脈瘤がいつどのように発生するのかイマイチわかっていないみたいだけど…
 この間MRI撮ったから、明日、その説明もあるんだ」
「じゃあ、大丈夫だね」

心配になって、家に帰ってインターネットで調べてみると
なな、ナント!東大医学部脳神経外科のHPに

動脈瘤の治療

現在動脈瘤の治療は開頭によるクリッピングといわれる手技と脳血管内から動脈瘤はその本血管にコイルやバルーンをつめる血管内手術があります。クリッピングは未破裂の動脈瘤や状態の良いくも膜下出血を起こした動脈瘤に最も頻回に使われる手術方法です。チタンやステンレスでつくられた小さな洗濯鋏のようなクリップで動脈瘤の首の部分を閉塞し瘤への血流をせきとめる方法です。この方法は20年来おこなわれてきており長期の効果も実証されています。しかし昨年当医局出身の堤先生がクリッピング後でも再出血、動脈瘤の再発が比較的高頻度に見られる知見ををStrokeという雑誌に掲載しました。クリッピングされた後でも慎重な追跡が必要であることを示唆しています。
 東大医学部脳神経外科ホーム>臨床>手術紹介>脳動脈瘤、くも膜下出血>動脈瘤の治療

と書いてあるではないか!!!

明日の外来診察でMy dr.に聞いてみなくては!!

動脈瘤の治療
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丁寧な仕事

2005-05-24 17:45:15 | Weblog
東京の元赤坂に来日する外国の大統領や首相などの賓客に対して、
宿泊その他のために設けられた、国の施設“迎賓館”がある。
建物は、明治時代に建てられた華麗な洋風宮殿。
昭和50年から夏に、迎賓館参観が実施されている。
建物、内装やインテリア、絵画など一見の価値があると
テニススクールで一緒の友人から教えてもらって、早速申し込んだ。

往復ハガキでのみ受付で、1通につき2名まで、
一人で2通以上申し込んではいけないと書いてあったが、
申し込んだ人と連れの人という勝手な認識で、
一通は私が申し込んで、娘が連れ、
もう一通は母が申し込んで私が連れということで、二通送った。

抽選ということなので
「当たるとといいな!」
と思っていると、今朝
「迎賓館ですが…」
と電話がかかってきた。
私は、又ドジなことして何か書き忘れたかと思って、
ちょっとドキドキした。
すると、

今、ハガキの整理をしたら、ふと気がついたのだが
2通、私の名前があったのでこのままでは違反と言うことで抽選に参加できない。
母の名前で申し込んだハガキの私の名前を消して
参加できるようにしてあげようとしたが、
申込者(母)がご高齢なので、当たった場合、一人では見学に来られないのかと思って
どうしたらいいか?と思って電話したとのこと。

そうか!!名前は一度だけしか書けなかったのか~

「それは申し訳ありませんでした」
「あの~、母と一緒に行く人の名前、姉にしてはダメでしょうか?」
と恐る恐る聞いてみると
「もちろんかまいませんよ。お姉さんのお名前と住所と生年月日を教えて下さい」
私が電話口で言うと、きちんと書き留めてくれ、
「これで、抽選に参加できます。まだこれからなので、当たるかどうかはわかりませんが…」
「お手数かけて申し訳ありませんでした。ありがとうございました」
といって電話を切った。
ちなみに母(80歳)は一人でも全然大丈夫なのだが、
一人で見るのはつまらないと思ったので…

ナント丁寧な仕事をしてくれる人だろう。
こんなドジな人間にちゃんとチャンスを与えてくれる手配をしてくれるなんて。
先日の人間ドックの医師とは大違い。
仕事をする時は、こうあるべきなのだろう。

当たりますように
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子育て

2005-05-23 18:49:53 | 教育
最近、新聞に親が我が子に折檻をして重傷を負わせたり、
殺してしまったという記事が載らない日はない。

赤ちゃんや子供は世話が焼けるが、
それを大変だと感じないように、
神様は子供を愛らしい存在に作った。
という話はよく聞く。

今日の夕刊にも1歳11ヶ月の男児が、父親に
「食事中、いうことを聞かずに泣いてぐずったのでカッとなって」
頭を数回蹴られて、意識不明の重傷を負わされた記事が載っている。

どうして、1歳11ヶ月の子の頭を数回も蹴ることが出来るのだろう。
一番可愛い時期だと思うが…
私は、子育ては、向いていたのか本当に楽しかった。
もちろん子供が小さいときは24時間体制で体力的にも、精神的にもヘトヘトになった。
イライラして後で考えると
「どうしてあんなに叱ってしまったのか?」
と後悔したこともあった。
でも、思い切り叩いたことなど無かった。
考えてみるとやはり余裕があったからだと思う。
上のこと下の子は13歳離れているが、やはり下の子の育児の方がずっと余裕があった。
余裕を作るために“子育て支援プロジェクト”なるものが、
地域で出来つつあるが、
子供と離れて、いろいろなことをする時間を作るようにする企画が多い。
でも、子供と一緒に楽しむ企画を是非沢山作って欲しい。
子供の成長の一つ一つを見逃してしまうほどもったいないことはない。
生まれちゃったから仕方なくやってるなんてそんな消極的でなく、
子供のいる生活を大いにエンジョイしてもらいたい。

子育てって本当に短い時間だ。
すぐ大きくなって、離れていってしまう。
子育てをしている時の自分は輝いていたと思う。
「子育てって本当に楽しい!スリルあるけど…。そこが又いい!」
もっともっと、このことを若い人に言いたい。

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テニス

2005-05-22 19:41:25 | テニス
今日は、月一回、中学時代の友達とテニスをする日。
朝10時半から、夕方5時まで、最後はヘトヘト。
雨も降ってきたので、私は早めに上がって、シャワーを浴びた。

テニスは高校時代、軟式テニスクラブに入っていて
“昔取った杵柄”と思って始めたが、
いや何とも難しい。
シャラポアやビーナス・ウィリアムズやエナンといった
世界的なプロテニスプレーヤーをみると
実に美しい!
あんなふうには出来ないことはわかるが、
せめて、もう少し無様にならずにと思うのだが…
ちっとも、上達しない。

受験生の息子に
「お母さん一生懸命やってるのにちっとも上達しないんだ」
とぼやくと
「僕の勉強と同じだよ。僕だって一生懸命やってるのにちっとも成績上がらないよ」
「う~~ん、そうだね」
思わずうなってしまった。
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人間ドック

2005-05-20 18:31:21 | 医療と健康
今日は人間ドックを受けてきた。
ベルトコンベアー式に実に効率よく検査は進んでいった。
2時間あまりで検査は終わり、
食事をしてしばらくすると、名前を呼ばれた。

結果
1)中等度の高脂血症(総コレステロール261×,LDL悪玉162×,HDL善玉68◯)
 年令や虚血生疾患の家族歴を考慮すると、
 栄養指導を受け厳密な食事療法を行い、3ヶ月後に再検査。
2〉胆嚢ポリープ、腎血管筋脂肪腫、乳房嚢胞性病変全体
 このまま様子を見てかまいませんが、1年後に再検査。
3)子宮頚管ポリープ
 このまま様子を見てかまいませんが、1年後に再検査。
4)手のこわばりや手指関節痛は、関節リュウマチでみられる症状です。未精査の方は、
 検査をお勧めします。
5)血縁者にくも膜下出血の方がいる場合、約20%の確率でくも膜下出血の原因となる
 動脈瘤が発見されるといわれています。何ら自覚症状が無くとも、頭部MRI検査を
 お受けになることをお勧めします。

という所見が書いてあって、医師が説明を始めた。
医師「コレステロールの値は前回(2年前)より上がっていますし、悪玉が多いので、医療
   機関にかかることをお勧めします。血圧はちょうどいいみたいですね」(127/78)
私 「降圧剤を飲んでいるんですけど…」
医師「あっ、気がつきませんでした。でも、ちょうどよくなってますね」
私 「4年半前にくも膜下出血になったんです」
医師「えっ、そうだったんですか?それでは、病院に今もかかっていらっしゃるんですか?」
私 「ええ、頭は調べてもらっているんですけど、他はどうかと思って」
医師「じゃあ、主示医にこの結果を持っていってよくご相談下さい」

と言って、5)を線で消して
“引き続き血圧治療を続けて、本日の結果を主治医にみてもらって下さい”
と、書き込んだ。

あらかじめ送られてきた問診票にそのことは書いたし、
問診の時に降圧剤の名前も聞かれたので、ちゃんと言っている。
4)についても、リュウマチの検査は2度もしたけど、
リュウマチではなく、ヘバーデン結節だといわれたことも、問診で話した。

人間ドックはいろいろな身体のデータが出てくるが、
それをどう読むかは、医師である。
毎日沢山の人が受けに来て、
一人一人のデータをきちんとみることは大変なことはよくわかる。
しかし、初めて診た医師が問診票もほとんどみないで
結果を説明するって?????
なんだか疑問を感じた。

医師で人間ドックに疑問を感じている人も多いと聞く。
しかし、本気で人間ドックで病気の早期発見する意義を感じて
真剣に取り組んでいる人もいるのだろう。
真剣に取り組まない限り、意義も生まれない。
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頑張らない介護

2005-05-19 20:38:43 | 医療と健康
メールを送るとすぐ返事をくれる学生時代の友人Nさんが、
なかなか返事をくれないので、心配していたら、
昨日、やっとくれた。

“メールをありがとう。毎日、あたふたとしています。
母は要介護4になってしまいました。
この前から足の痛みを訴えるので、昨日、今日と病院に連れていきました。
股関節脱臼が痛みだしたらしく、立ち上がれなくなりました。
私も腰痛がひどくなり、まいってます。
いろいろ介護サービスを使ってますが、疲れたぁ~ (-_-;)
がんばらない介護とか書いてあったけど、気合いをいれないとできないよね。”

同じく、要介護4の義母を介護している姉に見せると、
「そうそう、頑張らない介護なんて無いよ!」

姉の愚痴を聞くときのコツが最近わかってきた。
「そうだよね」
「ホント大変だね」
と言ってただ聞くこと。
「それは誰にでもあることだよね」
「そんなこと無いよ」
なんて言葉は禁句。
ただ、うなずいて聞くって、結構しんどい。
でも私が協力できることはそんなことくらいしかない。
どうか、姉自身が、Nさん自身が体をこわさないようにと祈っている。

認知症について、参考になるブログを紹介します。

★ひげ鯨の日々★ 手術で治る痴呆
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脳血管内治療

2005-05-18 21:26:29 | くも膜下出血
5/17.18の読売新聞の医療ルネサンスで脳血管内治療についての記事が出ていた。
くも膜下出血を発症したとき(脳動脈瘤が破裂したとき)(脳血管内治療1)
脳ドックその他で、未破裂の脳動脈瘤が見つかったとき、(脳血管内治療2)

最近は開頭して脳動脈瘤の根元にクリップをかけるクリッピング手術ではなく、
足の付け根の太い血管からカテーテルを送り込み脳動脈瘤の中にコイルを詰め込む、
コイル塞栓術が行われることが普及してきたという記事だ。
4年半前、私の手術はクリッピング手術だったが、
その後この手術が大変評判になっている。
記事1では、最重症の「グレード5」でありながら、
わずか2時間の手術ですんで、後遺症も残らず、仕事に復帰しているとか…
記事2では未破裂の状態で見つかった脳動脈瘤の治療で
わずか1時間でコイル塞栓術が終わり、
3日後には退院。祝い酒を飲んだ。と書いてある。
全く夢のようである。
しかし、まだ、この技術は、全ての場合に適応できるわけでなく、
導入後、十数年の治療法で、長期成績は不明と書いてある。
私のサイトの掲示板に書いてくれた人でも、破裂動脈瘤の手術であったが、
最初、コイル塞栓術をしたが、うまく瘤を埋められず、
再度開頭手術をしたという人もいた。
まだまだ、確立していないようだが、
遠からず、くも膜下出血が、克服される時代が来ることを期待したい。
「私、くも膜下出血になって、頭を開けて、手術したのよ!」
「へえーっ、そんな時代もあったんだ!くも膜下出血ってまだあったんだ!」
くも膜下出血が起こらないように未然に防ぐことが当たり前に出来る時代、
私が生きているうちになってくれればいいけど…
私が、18年前にした卵巣のチョコレート膿腫の手術も今は開腹手術はほとんどしないで、
腹腔鏡手術とかいって小さな穴を開けるだけで出来るそうだから、
そんな時代が来ることもあるのでは?脳血管内治療1脳血管内治療2
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ちびくろ・さんぼ

2005-05-17 21:23:52 | Weblog
今日は、午前中児童館で寄贈本のブッカー貼りの作業、
午後一で、テニススクール、
終わってから、又児童館で、絵本の読み聞かせ、
飛び回っていた一日。

絵本の読み聞かせでは、「ちびくろ・さんぼ」を読んだ。
この本は、私が生まれて初めて出会って、一番のお気に入りだった絵本。
1953年岩波書店から出版され、長く絵本のベストセラーだったが、
『さんぼ』は黒人に対する蔑称(べっしょう)」「絵が黒人を戯画化している」
などの批判があり、
1988年から翌年にかけて一斉に絶版となった。
図書館なども置かないようになってしまっていた。
最近(2005年4月15日)、瑞雲舎という出版社から
内容や文章表現に何らの差別は無いと判断し、復刊されることになった。

『さんぼ』という言葉を聞くと差別感が起きてとてもいやな人もいるのだろう。
さんぼがホットケーキを169枚も食べるところをみて、
黒人が異常な食欲を持つと誇張されていると感じる人も無いとは言えない。

しかし、今日児童館でお話を聞いた子供たちは一人として
黒人に対して差別感を持っている子も、受けた子もなく
単純に「トラがバターになってそのバターでホットケーキを焼いて食べる」
お話として心から楽しんでいた。

言葉は確かに人を傷つけることがあるので、
使う場所に気をつけなければならない。

しかし昨今、セクハラ、ドクハラ等という言葉を使って、
あの言葉で傷ついた、この言葉を言い換えるべきだ等と言って
行き過ぎ感も否めない。

トルストイの「イワンのばか」は、
イワンという名の人は大いに傷つくと思うが、
とても楽しい民話集だ。


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いい加減

2005-05-16 18:22:52 | 教育
自分の能力は、どれほどあるのか?
どんなことが出来てどんなことが出来ないのか?見極めるのは難しい。

息子が中学受験の時、ものすごく頑張っている親子がいた。
行き帰りも親が送り迎えし、塾が終わればすぐ車の中で食事をし、またすぐ勉強する。
すごいな!と思ったが、時間的にも、自分たち親子にはとても真似できないと思った。
又、そんな生活させたら、子供にもストレスがかかってよくないのでは?
と思ったりもした。
「うちは、とてもそんなこと出来ないわ」
羨望半分、批判半分でいうと
「それって“逃げ”じゃない 」
と言われたことがある。
やってみもしないで、出来ないとか、
やったら子供がおかしくなるなんていうこと自体おかしいということだ。
確かにそんな生活をして、でも息抜きの時間も上手にとっていたのだろう、
志望校に無事入学し、その後も楽しい生活を送っている子もいる。

私は、小さいときから、短距離走は速かったが、長距離はすぐばてて
自分は長距離は走れない身体だと思いこんでいた。
しかし、病気をした後、ウォーキングから始めてジョギングと
順番に自分のペースで走ったら、案外楽しく長距離走れることが
この年になってわかった。

何かをしようとして目標を立てるとき、確かに自分の能力とかけ離れたところに
それを置いても、全くの夢物語でしかない。
だが、そんなこととても出来ないと、最初から、出来そうな範囲でしか、
目標を立てなければ、もしかしたら出来ることも出来ないで終わってしまう。
ちょうどよい目標、いい加減な目標、それって難しい!
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専業主婦

2005-05-15 19:25:44 | Weblog
私は、専業主婦ではないが、経済的に自立しているとは言い難い。
ほとんどいわゆる専業主婦で生きてきた。
最近は、専業主婦は無能な人間で、
有能な人間のすることでは無いという思想が主流になってきている。

娘の友達を見ていると、いわゆる総合職について結婚した場合、
何のために結婚したのか?と思えるほど家庭生活はほとんど無く、
芸能人でもないのにすれ違いの生活をしている人が多い。
子供が生まれた場合、親に保育園の送り迎えも手伝ってもらったり、
延長保育をして、子供と一緒にいられる時間が極端に少なくなっている。

確かに、それを親子共にこなしていて、
親も子も、生き生きと生活している人もいる。
しかし、疲れ切って、とても楽しんでいるとは見えない人も多い。
体力、知力、性格がそれに適応できる人は全体としては、少ない気がする。

未来を担う子供の教育。
教育の基本はやはり家庭だと思う。
家庭は、落ち着いた、子供にとって安心できる場にならなければいけないと思う。
子育ては大事な仕事だ。

今の時代は、こうでなきゃ、と考えるのではなく、
自分は何を大切にしたいかをよく考えて
自分にあった生活を考えた方がよいのでは…
私は、子育てに多くの時間を割いてきたが
とても充実して楽しかった。
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今日は休み…じゃない!

2005-05-13 20:24:48 | Weblog
5月2日にブログを開設して10日間夢中になって書いてきたが、
早、息切れ状態。目もチカチカしてきた。
今日は一回休み。
あっ、ココまで書いて又、書きたくなった。

我が家は二世帯住宅で1階に舅姑が暮らしていて、二階に私たちが住んでいる。
舅は90歳、姑は85歳。生活は全く別に暮らしている。
舅は脊椎管狭窄症で少し足が不自由な他は元気で、手押し車を押して散歩もしている。
義母は神経痛が時々でるものの毎日買い物に行って、食事つくりも掃除、洗濯全部こなしている。
舅は今日病院に行って、最近目が見えにくいと言って診てもらってきたが、
「白内障がだいぶ進んでいるので手術した方がいい」
と言われ、大変ショックを受けたようだ。
「それで、いつ手術するんですか?」
と訊くと
「こちらの準備が出来たらいつでもっていわれかから、6月になってから」
と義父が言うと
「あら、5月中でいいって、先生言ったじゃない」
と義母。
「いや色々やることがあるし…」
何の準備が必要かと言えば、心の準備が必要なようだ。
だいたい、我が家だけでなく、世の中男の方が、
手術などと言われるとビビってしまうことが多いような気がする。
でも外科医は圧倒的に男が多い。
う~~ん。やっぱり我が家だけか?
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