最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

自分にエール

2011-05-31 14:32:06 | Weblog
東京も梅雨に入ったそうですね。
まだ五月だというのに、何となく憂鬱
今日は、台風2号も行きすぎて、漸くお日様が顔を出したけど、
明日からはずっと梅雨空が続くとか…

最近ブログの更新を怠っていましたが、
古い友人から、
「久しぶりにあなたのブログを見たら、腰の手術をして無事に治ったって、すごいわね~!」
なんて電話をもらいました。

私はブログにくも膜下出血を無事に乗り越え、
未破裂脳動脈瘤ができたってへいっちゃら。
脊柱管狭窄症もこのたび手術をして、テニスに復帰なんて、
元気の固まりのようなことを書いていますが、
案外日々は、憂鬱なこと多いんです。

今一番気がかりは、義母の認知症が進んできたことです。
91才(6/22で92才)ですから、いい方だとは思いますが、
どんどん大変になってきてます。
自分の身体だって、物忘れは多いし、目も耳も明らかに悪くなっているし、
腰はほとんど手術でよくなったけど、
頸椎も変形があるみたいで首や肩が痛いし…

でも、何にもない人なんていませんよね。
端から見ると、「あれほど幸せな人はいない」と思うひとでも悩みはある。
「私にはそんな生活耐えられない!」と思う人でも
「私って幸せ!」と言う人もいる。
何を幸せと感じるかは人それぞれ。

私はこのブログで人に元気をあげたいと思いつつ、

ここに書くことで自分に元気を送っています。
よしっ!がんばるぞ
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テニスOK

2011-05-18 17:24:13 | 脊柱管狭窄症


昨日は、脊柱管狭窄症手術後6ヶ月の検診でした。
この検診で経過が良ければ、テニスもOKになるということだったので、
ちょっとばかり、緊張してCT検査を受けました。
CT検査一回で何ベクレルの放射線を浴びるんだったっけ?なんて考えながら…
結果はばっちり

左の画像が横から見たところで、赤い楕円で囲ったところを削ったそうです。
真ん中の画像は黄色い矢印の棘突起を縦に真二つに切って楕円の部分脊柱管の周りの骨を
いちばん右の図の赤い部分のように削ってまた、棘突起をぴったりとつけて糸で縛った経過画像。
棘突起もしっかり付いているし、神経周りも広く保たれているので良い経過だそうです。
「これなら、テニスもいいでしょう!」
って言ってもらえました。
すぐには無理でも、来月からテニススクールのレッスン始めたいと思います。

でも考えてみれば骨を切り裂いて、中の骨を削り取るなんて、随分荒っぽい手術ですよね!
年をとって、他も弱って本当にまったく歩けなくなってからではできない手術です。
もう少し時代が進めば、そんなことをしないで、もっと優しい方法で、
できるようになるんでしょうが…
今でも脊柱管狭窄症で悩んでいる人は多いけど、
これからは、もっともっと増えるでしょう。
最期まで歩けることは本人にも周りにも一番大事なことの一つ。
治療法が進んでいってもらいたいと思います。
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甦りの会

2011-05-10 12:57:53 | くも膜下出血
←娘の母の日プレゼント

連休も終わって、夏が近づいてきたと感じます。

土曜日、娘の小さい頃からのママ友で、30年つきあっていて、
3年前、突然別れて会えずにいた友人と再会できて感激しました。
彼女の上の息子さんとうちの娘が小学校の同期で、児童館のボランティアをずっと一緒にやってきて、
すごく仲良くしてきたのに3年前の冬、ご主人が脳内出血になって片マヒになってしまって、
ひどく落ち込んでいたけど、突然ご主人の郷里福島に転居してしまって、
最後に近くのレストランででランチをしたきり、会えずにいました。

転居して、何度もメールしたのにちっとも返事をくれず、
どうしているかずっと心配していました。
昨年秋、近くのスーパーで共通の友人に会って彼女の話になったので、
そのことをメールに書いて送ったらやっと返事が来ました。
すると、何と彼女自身が卵巣癌になって手術と抗ガン剤で治療しているというではありませんか!
びっくりしました
その後、メールのやりとりが再開しました。
かなり大きくなっていたそうですが、抗ガン剤で小さくなって、
今年の1月、2度目の手術をしたそうです。
暖かくなったら会いましょうと約束していたのにあの地震!
メールでは大丈夫と書いてありましたが、どうなったか心配でした。

連休明けに最後の抗ガン治療で東京に来ると書いてきたので、
連絡を待っていたら金曜日(6日)
「明日から2泊3日で行きます」
と連絡が来たので、すっ飛んでいきました。

去年のメールで、「すごく痩せて、私と分かるかしら?」なんて書いてきたので、
弱っている彼女を想像して、病室に行ったら、ぜんぜ~ん前と変わりなく元気な様子でした。
2度目の手術からすっかり体調もよくなって、
「もうここで止まってほしいと思ってるの」
というほどちょうどよい体格でした。髪の毛だけはなくなってましたが、
今回で抗ガン剤治療は一応終わりというので、きっとまた元通りになるでしょう!
福島の生活も彼女のおおらかな性格で、楽しく過ごしているようで安心しました。
話は尽きず、病室なのに夢中になって話してしまいました。
あの元気さなら大丈夫と安心しました。

そして、昨日は去年の2月に未破裂脳動脈瘤の開頭手術をした親戚のTさんとランチ!
傷跡も全く分からないほどで、元気そのもの。

私の周りでは、肋骨まで転移した乳ガン手術、スキルス性胃ガン手術、大腸ガンと胃ガン手術、
狭心症で心臓バイパス手術、未破裂脳動脈瘤で開頭手術、そして卵巣癌手術、
それはもう色々な人がいますが、みんな元気に甦っています。

腹開き1回、頭開き3回、背開き1回の全身麻酔手術5回(ちょっと自慢<笑>)の私の周りは甦りの会となってます。
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リュートコンサートのお知らせ~佐藤豊彦~

2011-05-09 20:46:34 | Weblog

←クリックすると大きくなります
リュートの演奏会のお知らせです。
リュートは弦楽器の源といわれる楽器で、中世からルネサンス、バロック時代にかけてヨーロッパで非常に愛好されました。佐藤豊彦氏は、世界のリュート界の第一人者で、国際的に活躍しています。
音楽大好きの方、関心のある方、是非どうぞ!


2011年5月13日(金)19時開演
近江楽堂 東京オペラシティ3F(京王新線初台駅下車)
前売4500円/当日5000円
ご予約・お問合せ :オフィスアルシェ 03-3565-6771
近江楽堂・松木アートオフィス     03-5353-6937

チケット取扱い:東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
東京古典楽器センター03-3952-5515/e+イープラス http://eplus.jp

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日本史探訪 海音寺潮五郎

2011-05-03 11:29:31 | 海音寺潮五郎

歴史解説番組は、今でも人気があるが、
1970年4月~76年3月にNHKで放映された「日本史探訪」は、
著名な作家や評論家が、インタビューや対談という形でなく、
自由に持論を述べるという独特な番組構成で、大変評判になった番組です。
松本清張、司馬遼太郎、大佛次郎その他、角川書店から本になって出版されているので
それ(一部ですが…)を見るともう出演者の豪華さにびっくりします。
その中で最も多く出演しているのが、海音寺潮五郎です。

そのころビデオの主流は何と言っても、ソニーのベータ。
記念館に叔父が撮った海音寺のテレビ番組のビデオテープがほんの数本ですが、おいてありました。
ベータのビデオデッキがないので何が入っているかよく分からなかったのですが、
テープはどんどん劣化してしまうので、保存は難しい。
我が娘は名前も付けてもらって「すご~くおっきい人だった」と自分の曾祖父をわずかに覚えているが、
息子が生まれたときはすでに亡くなっていたので写真を見るだけで、動く姿を見たことがない。
何とか再生して、DVDにして、保存したいと前々から思っていました。
もちろん、記念館にも保存しなければなりません。

ネットで見ると、ベータのテープをDVDにしてくれる店はたくさんある。
でも、大事なテープを送ってDVDにしてもらうのは心配だ。
何が入っているかもよく分からないものだし、
劣化していてテープを再生したら切れてしまうかもしれないし…

信用できそうなちゃんとした店に持っていって再生して見せてもらった上で、
DVDにしてもらえるところはないかと探していると、東京に店舗がある業者を見つけました、
ところが、「初めての人に」いうページを読むと、なんと!
「テレビ番組の録画は著作権の問題があるので、例え本人が映っているものでもDVDにダビングできません」と書いてあった。
そうかっ!番組は制作会社に権利があるから、会社に頼んでダビングすることは出来ないのだ。
だったらどうすればいいのだろう???

これはNHKアーカイブにでも連絡してDVDにしてもらおうかと思いました。
でも、「日本史探訪」だけでなく他のものも入っていそうだし、う~~ん???
自分の家で保存のために自分でDVDに入れることは問題ないはず。
そうだっ!ベータを再生できる中古デッキを買って自分でダビングすればいいんだ!

そこでまた調べてみると、ベータを再生できるデッキはそんなに高くはない!
よしっ!とばかり、一昨日秋葉原に行って買ってきて、再生してみました。

何だか全く分からない番組も入っていましたが、
非常に面白い番組も入っていました。
「日本史探訪」「新・日本史探訪」「ダグラス・マッカーサー」「話題の窓~文学のふるさと~大口市~二本の銀杏」等です。

「日本史探訪」は蒲生氏郷について、海音寺潮五郎が一人で語っている回の録画でした。
これは、話としてもとても面白いものでした。

「新・日本史探訪」は、2本あって、
一つは天狗党についてで歴史学者 奈良本辰也氏と
もう一つは元寇について歴史学者 旗田 巍氏と語っているものでした。
元寇のほうは、残念ながら最後が少し切れていました。

「話題の窓~文学のふるさと~大口市~二本の銀杏」は、
NHK鹿児島が制作して、1982.1.30に放映したものです。
海音寺潮五郎の死後ですね。

面白かったのは、毎日放送が制作した「ダグラス・マッカーサー」という番組です。
マッカーサーの生涯をドキュメンタリーで綴ってあるのですが、
途中、色々な人がマッカーサーについて語ります。
海音寺潮五郎も2回登場して語るのですが、面白い話でした。
番組としても、海音寺のコメントも両方とても興味深いものでした。

連休、何もないなぁ~と思っていたけど、これはかなり面白いことでした。

コメント (2)
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