最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

季節の変わり目

2006-03-30 21:03:20 | Weblog
3月も明日で終わります。
東京では桜が満開を迎えたものの気温が低く、
何となくまだ外に飛び出していく気になりません。

こういった気温差の大きい時に血圧は高くなりやすく、
くも膜下出血もおきやすいので皆さん体調管理を万全に!

さて皆さんは霊なるものを信じますか?
私は人は死んでしまえば、唯の物質になってしまうもので
遺された人に色々な思い出を残すことはあるけど、
どこかに魂や霊が遺るとは思いません。

我が家の階下にひとり遺された義母が手術はしたくないといっていたのに
通っている医者に手術をした方がいいといわれ、
ついに白内障の手術をする気になりました。
ところが、我が家の目の前にあるY病院は
義父が亡くなった病院だから絶対いやだといって
一駅離れたK病院でするといって 、
いくら、家族も大変だからといっても聞き入れてくれません。

Y病院の待遇が悪かったとか、医者が信用できないとか、そういうことではなく、
義父が亡くなった場所だからいやだというのです。
私は、病院なんて利用する場所であって、そこでは人が死んだりするのは
当たり前だし、何故亡くなった場所だといやなのか、全くわかりません。
夫にそういったら、まるで私と感覚が違うようで、
私がわからないほうがおかしいといいます。
縁起の悪い場所だと思うのでしょうか?
私は縁起がよいだの悪いだのそんなこともちっとも信じない人間です。
私が変なのでしょうか?

父が亡くなった病院も祖父や祖母が亡くなった病院もかえって親しみを感じるくらいで、
かかるのがいやだと思ったことはありません。

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安楽死、尊厳死

2006-03-27 23:15:25 | 医療と健康
新聞、テレビなどで、富山の病院で、
医師が末期患者の人工呼吸装置をはずして
死に至らしめた事件について大きく取り上げている。
この事件は、患者の家族が訴えたものでなく、
医師の勤務する病院長が看護師からの訴えをもとに調査した結果、
この医師の行った行為に問題があると判断して、発表したということだ。

院長の言うには、

☆複数の医師によって回復が臨めない状況であると繰り返し確認されること。
☆患者の意志が存在すること。

これらのことについて、問題があると感じたというのだ。

人の生と死についての考え方はそれぞれだ。
どんな状態でも(いわゆる植物状態でも)
生きていることは尊いと感じる人もいれば、
そんな状態で生きていることに意味がないと考える人もいる。

私個人の考えはどちらかといえば後者である。
さらにもっと突っ込んで、
私自身は、もし脳卒中等になり、(この可能性は高いのだが)
手術などの積極的治療を行ってもその時点の医療では
介護を必要とする重い後遺症が残ることが、ほぼ確実な時は
積極的な延命治療は行わないで欲しいと思っている。

しかしこれは私自身がそう思っているので、
私と同じように考えない人がいるのも当然である。
そして、その人に医師が私のように考えて、
勝手に人工呼吸器を外したりしては大問題である。

こういった問題が起こる時に患者の意志が確認できる状態であることはまずない。
私は、以前主治医に自分の意志を文書にしておくことの意味を尋ねた時、
文書にしておくことは大事であるといわれたので、
きちんと書いて、家族にもどこにおいてあるか告げてある。
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新しい出発

2006-03-26 11:14:09 | Weblog
息子は国立後期もダメでついに浪人決定です。
24日、発表を見て帰宅した時は、落ち込んで布団を被って寝てしまいました。
でも、気を取り直して、昨日予備校の手続に行ってきました。一年後のリベンジを誓って!
親として、心配したけど、この調子なら頑張れるかな?

我が家は父親も57才。
定年も迫っているので、一浪以上は、絶対無理だということと大学院まで進むなら、
頑張って、奨学金でももらって自分で行く覚悟がいることもはっきりと告げました。
子どもって、案外、経済的なことなんか分かっていません。
この際、厳しいこともはっきりしておかなければ

とはいっっても、やはり親も一緒に出来るだけの協力はしていかなければね。

先日、駒場東邦の高校生で悪性腫瘍の「ユーイング肉腫」という病気に冒されながら
頑張って受験し東大合格を果たすものの、
一日しか通うことが出来ずに亡くなった北原和憲君という子の
『少しは、恩返しできたかな?』というドラマをテレビでやっていた。
息子のクラスメートでも高二の時に白血病でなくなった子がいた。
健康で、来年を目指して頑張れる息子の状況は何と言っても幸せだ。

さあ、新しい生活に向けて出発!


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春の庭

2006-03-23 22:02:17 | Weblog
馬酔木
白木蓮
クロッカス
椿
白木蓮の花
庭に来る猫
海音寺潮五郎記念館の庭に咲いている花々です。
今の季節からは、庭は実に美しい花でいっぱいになります。
庭の手入れは、ガーデニングに夢中な母が一人で頑張ってます。
猫は美しい庭に来ては用を足し、母はいつも猫を目の敵「またあの猫のヤツ!」
猫は猫で「全くあのお婆さんには困ったモンだ!」という顔。

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子どもの自殺

2006-03-21 17:32:39 | 教育
先週、学校の先生に叱られて、学校を飛び出し、自殺した小学校五年生の子がいた。

学校で教諭から注意、小5男児が帰宅後首つり自殺

子育てで成功とか失敗とかいう言葉を使うが、
子どもが自殺してしまった場合、明らかに失敗だと言えると思う。

一流校に合格したとか、有名人になったとかで
親も素晴らしい子育てをしたように賞賛され、
〇〇の父、〇〇の母と言われ、鼻高々の人もいる。
しかし、その時点では大成功のように見えても
その子の一生を見て初めてその結果が出るので、
親は結局、最終的に成功だったのか、
失敗だったのか分からないでこの世を去ることの方が多い。

しかし、子どもが、特にまだ成人していない子どもが自殺してしまったら、
それはやはり親が最後の砦になれなかったということで、子育て失敗だと思う。
この事件の場合でも、学校の対応を非難するより前に
まず、自分がわが子を救ってやれなかったことを悔いるべきだと思う。
いじめを受けて自殺してしまった子の場合でも、
いじめを気づいてやれなかった、いじめを解決してやれなかった、
解決する力を付けてやれなかったことをまず親が悔いるべきだ。

最近は、「あんたのせいでこうなった」といって
何でも自己反省もせず、相手を非難し、訴訟を起こすことが多すぎる。
まず、自分を振り返ってみる。
これが足りない世界は人と人が力を合わせて何かをすることが出来ない。
“まず自分から”私自身にも言い聞かせたい。
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カプセル型内視鏡

2006-03-16 23:28:57 | 医療と健康
12日の日曜日の朝日新聞“be on Sunday”にカプセル型内視鏡の話が載っていた。

~技あり~ 画像つなげば「腸絵巻」

カプセル型内視鏡については以前読んだことがあるが、
前モデル“ノリカ”の欠点、画像のゆがみを克服した“サヤカ”が開発され
いよいよ実用化に近づいたようだ。

私は胃カメラを飲んだこともないし、大腸内視鏡検査も受けたことはない。
胃カメラは鼻から入れることが出来るようになったりして大分楽になったようだが、
大腸内視鏡検査はとても苦しいものだと聞いている。
そして、上から入れてもしたから入れても小腸には届かないそうだ。

カプセル型内視鏡なら、薬を飲むように飲み込めばおなかの中を通過していくうちに
カプセル内のカメラがくるくる回って
消化管内部の映像を送ってくれ自然に体外に排出されて検査できる。
私の友達でも大腸ガンでなくなった人が何人かいる。
この内視鏡で検査できるようになったら、私も検査を受けようと思う。

ただチューブ型内視鏡は、さまざまな処置具を装着することで
止血やポリープ切除などを観察しながら同時に行えるメリットがあるということだ。
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ソルノク交響楽団

2006-03-15 19:27:34 | Weblog
ハンガリーのソルノクという町を知っている人はどれくらいいるだろう?
ハンガリーと言えば、知っている町は
首都ブダペスト(小さい時ブタ《豚》ペストだと思っていた)くらい。
ハンガリーの方には大変失礼だが…
だから、ソルノク交響楽団という名前を聞いたことはなかった。
私がよくお邪魔するbalaine先生のブログ「ひげ鯨の日々」で
東京でもその素晴らしい演奏が聴けることを書いていらしたので
先日、永田和哉先生の告別式で
初めてあったネット友達のむーむーさんに誘われ、行ってみたくなった。
場所は池袋、豊島公会堂。

いつものことながら約束の時間にちょっと遅れて会場に着くと
むーむーさんが手を振って待っていてくれた。
お嬢さんと一緒。さすが、美人の子は美人。可愛いお嬢さんだった。
豊島公会堂は「こんなホールって東京にまだあるんだ!」とびっくり。
60年も前に立てられたとか…
会場に入って席をどこにしようかと話していると
なんとbalaine先生が声をかけて下さった。
初めてお会いしたのに、声をかけて下さった途端、すぐ分かった。
ネットで知っていただけなのに…
ソルノク交響楽団の演奏はとてもよかった。
特に私は、モーツァルトとアンコールのハンガリー民謡が好きだった。
でも、公会堂は古いだけあって音響はイマイチだった。

演奏が終わって、ソルノクの方々は
もう翌日(今日)ハンガリーに帰るということで
池袋の居酒屋で打ち上げをするというので、
私たちも図々しく参加させてもらうことにした。

ハンガリー語は全く分からなかったが、とても楽しい飲み会だった。
音楽をきっかけに、そしてネットで広がる不思議な世界。
夢の中にいるようだった。





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気分一新

2006-03-14 11:39:25 | Weblog
  

四十九日も終わったし、後期試験も終わったし
庭の杏も咲いたし(ちょっとピンぼけ)、今日はいい天気。

鉄道オタクの息子は、東大合格を決めたH君とつくばエクスプレスに乗りに行き、
私は、今日はテニスのレッスンに行って夜はむーむーさんと一緒に
ソルノク交響楽団演奏会♪♪♪♪♪
ひげ鯨先生にも初お目見えできるルン(^ー^*))((*^ー^)ルン♪
ミニオフ会、楽しみ楽しみ。

さてさて、夜のカレーとサラダは用意できたし、
音楽会は何を着て行こう?


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四十九日&後期試験

2006-03-12 11:25:05 | Weblog


昨日無事、1月22日に亡くなった義父の四十九日と納骨を行いました。
お天気もよく、暖かい日だったので、集まって下さった方にも、
のんびりと春の日を過ごしていただけ、よかったです。
4,5日前の予報では、冷たい雨が降ると言っていたので、
外れて助かりました。

息子は、今日の後期試験を控えているため、
出席したくないと言うので、家で義父にお別れして、
留守番をしていました。
帰宅して、精神的に大丈夫か心配しましたが、
一人住まいの娘も一緒に帰宅し、
姉と色々話して、かなり元気が出たようで、
今朝、「頑張ってくるよ!」と言って
試験場に向かいました。
まあ最後まで、“しぶとく”頑張ってくれてよかった<ホッ>
今頃、力いっぱい闘っていることだろう。
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苦戦

2006-03-09 23:39:17 | Weblog
苦しい時に何を書けばいいのか?

昨日、補欠に入っていた私大の発表があった。
結果は合格者に入れず。
しょげる息子をもり立てるのに必死。
明日はまた、国立前期の発表。
本人、ちょっと無理とあきらめつつ、かすかな希望を持っている。
う~~~ん、親も辛い!

明日ダメなら、後期試験は3月12,13日。
そこまで、気力をつなぐためには親は何をすればよいか?
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センスを磨け!

2006-03-05 12:06:41 | Weblog
       

昨日は、息子の学校の卒業式だった。
お天気は最高だったが、体育館で行われ、暖房はなく、
家から腰に貼り付けていったホッカイロと受付でいただいたホッカイロだけだったので、
大きくなった子どもたちに感激はしたが、芯から身体が冷え切って辛かった。

また、国立の前期の発表もまだだし、進路は決まっていない生徒が、大部分だったため、
まだ、“卒業\(*^O^)/ワ~イ”
( *^∇^)_∠※PON!。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*オメデトウ♪
って感じじゃなく、何となく親子で不安げ、というのは我が家だけではなかった。

でも大部分の生徒はまだ身に似合わないスーツだったが、
羽織袴の子もいたし、卒業証書を受け取った代表の子は色々とパフォーマンスをして、
レイザーラモンHGやスターウォーズのダースベイダーでアピールした子がいた。
また、バレリーナを目指している皆勤賞の子は
舞台上できれいにターンをして踊ってみせて喝采を浴びた。

息子は中学高校と6年間この学校に通ったが、とても楽しく本当に学校大好きだった。
中一に入った時、まず
『この学年は「センスを磨け!」を学年方針として指導していきます』
と言われた時、「へぇ~ちょっと変わった学年方針ね」と思った。
普通学校の指導方針と言えば、「自主自立」とか、「気力、知力、体力」
等というのが多い中、「センスを磨け!」とは…夫婦で大いに気に入った。

紳士教育を目指す、この学校は受験第一の学校に比べ、
「やや、進学率が…」などとモーレツ塾などでは批判するが、
私は、息子が6年間この学校で学べたことをとても嬉しく思っている。

記念品として扇子を贈られたが、このユーモアも私はとても気に入った。
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さすが!

2006-03-02 20:48:23 | Weblog
3月に入っても、東京はまだ寒い日が続きます。

永井路子氏に送った講演会のまとめ原稿がもう直されて送られてきた。
全く早業で、こちらの怠慢さが恥ずかしくなる。
「とても上手にまとまっているが、やはり手を入れさせて頂きました」
と書いて下さった。(やさしいおことば!)
赤字でいっぱい書き込まれてあって、
別紙を付けて書き直されている部分もいっぱいあった。
ざっと見たら、これでは、字数が多すぎてページ割りを
また考えなくてはならないだろうなあと思いながら、
全部直して、予定しているページに流し込んでみると
「えっ、送った原稿とほぼ同じ字数で収まっている!」
以前、渡辺淳一氏にお願いした時も全く同じでビックリしたが、
やはり、プロの大作家ともなると、書いていてちゃんとわかっているのだ。

「長すぎる場合には、削りますのでお知らせ下さい」
と書いてあったが、誠に見事なので、
「やはり、プロの大作家は違いますね!」なんてFAXしてしまった。
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