朝、病院に迎えに行くととても調子良さそうで、嬉しそうにしていました。
しかしいざ、出かけようと着替えたら、急に脳貧血のようになり、
しばらくベッドに横になってしまいました。
少ししたら治まったので、
義母に借りてきたシルバーカーにつかまって歩いて下までおり、
雨の中、車に乗り込むとひどく気分が悪くなったようで、
姉にもたれて目をつぶったままでした。
気をつけてゆっくり運転したのですが、住んでいるマンションに着くと
少しもどしてしまいました。
でも、もどしたらスッキリしたと言ってかなり元気になりました。
昼は豆腐と野菜が食べたいと言ったので、姉が色々工夫して作ったのですが、
ホントに少ししか食べられませんでした。
気になっていた、花たちの世話をしたら、病院と同じようにほとんど横になっていました。
食べた直後、少し気分がすぐれないようでしたが、
少しよくなるとおしゃべりの方は相変わらずでした。
「まだ何もできないなぁ…」
と言うので、
「もう少しの辛抱よ!若くないから、そう早くはよくならないのはしかたないでしょ」
「そうよね」
帰る直前に急に黙って、気分悪そうになりました。
でも、痛くなったとは言わず、
「念のためもらってきた薬(オキノーム)を飲んでおこうかな」
と言って、薬を飲みました。
でも、すぐには効かないようで、しばらくは立てませんでした。
漸く、効いてきたので、また車で帰りましたが、
車の中でも、とても気分が悪そうで、姉に寄りかかったままでした。
病室に着いても、気分が悪そうなのでしばらくついていましたが、
だいぶ良くなってきたところで、義母の食事の支度を
しなければならない時間になってしまったので、
「じゃ、帰るからね」
と言ったら、
「今日は家に帰ってとても良かったわ。ありがとう」
と言いました。
また、家に連れて行ってあげなくちゃ!
少しでも、家に長くいられるようになるといいのだけれど…