歌手の西城秀樹さんが、亡くなったというニュースが流れています。 新御三家といわれ、郷ひろみさん、野口五郎さんと共に 昭和の歌謡史の一時代を華やかに築いて、 大スターとして、多くの人の心の中に生きてきた人です。 娘が幼稚園の時に「Y.M.C.A」の曲が大流行して、 《夕涼み会》に近くの國學院久我山高校のブラスバンド部が来て、 この曲を演奏し、みんなで歌った覚えがあります。 彼は2003年、48歳の時に、脳梗塞を発症し構音障害の後遺症が遺りましたが、 懸命のリハビリで新曲を出すまでの回復を見せていました。 しかし、2011年、再び脳梗塞を発症して、半身麻痺その他、 前回より重い後遺症が遺ったそうです。 |
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そんな中で、過酷なリハビリに励み、芸能活動、講演活動など、多くの人々に勇気を与えてきました。 健康にも十分気を配り、良い生活習慣に家族ぐるみで取り組んでいたとのこと。 先月25日(2018.4.25)に自宅で倒れ、病院に搬送されたが、意識は戻らないまま、5月16日に亡くなったそうです。 直接の死因は急性心不全とのことですが、医師の見解では脳梗塞と関連はあるだろうとのことです。 脳梗塞と急性心不全は「関係あるとみるのが自然」(スポニチ) 脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の救命率はどんどん上がってきて、2016年には、 |
↑ 主要死因別にみた死亡率の年次推移(人口10万対、人)(戦後限定) |
グラフで見る通り、死因の第4位になって、一見、それ程心配がいらない病気になったと考える人もいるかもしれません。 しかしながら、脳血管疾患は、後遺症が遺ることが多く、 西城秀樹さんのように長い闘病生活が強いられます。 「命は助かったけれど…………」 本人も家族も生活が大きく変わって辛い思いをします。 脳血管疾患には 高血圧、高コレステロール、動脈硬化、飲酒、喫煙、ストレス、脱水等が、 深く関わると言われています。 遺伝的体質など、自分の努力ではどうしようもないこともありますが、 生活習慣を見直したり、薬を使ったりしてこれらの要因を改善して、 疾患を起こさずに済むことができます。 医師と相談しながら、 「転ばぬ先の杖」!! 自分でできることだけはしっかりして備えましょう! それでも、病魔に襲われたら、その時はその時(笑) |