最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

子どもとインターネット

2005-07-30 13:34:12 | 教育

↑雨が降った後、咲くレインリリー   ↑季節はずれのガーデンシクラメン

今日は、東京は曇って時々雨がぱらつき、湿度100%って感じ。
チョー蒸し暑くて、不快
今年の夏は日照不足で雨の日も多いせいか、我が家の庭には、
レインリリーがよく咲き、冬の花、シクラメンが咲いている。


↑松葉ボタン                   ↑ペチュニア

夏の花、松葉ボタンやペチュニアは何となく威勢が悪い。
暑い夏が嫌いなのに、暗い日が続くと何となく気持ちも暗くなってしまう。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて、私の年(50代)で私程度に、パソコンを使っている人は
全体としては非常に少ない。私が、
「ホームページつくったの。ブログもやってるの。よかったら読んで!」
なんて言っても、
「そんなのどうやってみるか知らないモン」
と言う人が圧倒的だ。
「携帯でメールができるようになったの」
「メール送ってみて」
なんて会話が未だ普通だ。

しかしこれだけインターネット、インターネットと言われると
子どもにパソコンくらい与えなくては、時代遅れになってしまう。
お勉強に遅れてしまうのでは?と思って
何も分からず買い与える親は多い。

私も、最初に子どもが掲示板を使ったり、携帯メールで
学校の友達と話を始めたとき、
「学校で話してきたんでしょ!何でまたはなす必要があるの?」
と叱っていた。携帯は単なる通信手段。
パソコンとは、インターネットでメールを送ったり、
辞書や辞典の代わりができ、
ワープロで文書を作るという認識だった。

しかし、自分で始めてみるとそんなものだけじゃない。
これってスゴイ道具だと分かった。
まだまだ、私ができることは、ホンのホンのちょっぴり。
でも、危険性も有用性もた~くさん。
まず自分が始めてみることって重要。
子どもに
「危険だ、危険だ!」
というだけでは、子どもも何が危険なのか分からない。

何でもできる魔法の機械でもない。
与えておけば、お勉強ができるようになるものでもない。
怖がらずに、触ってみるべきだ。
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インターネット

2005-07-29 17:44:55 | Weblog
夏は暑くて当たり前、
「これくらいの暑さはまだまだ」
と言いたいところだが、台風後の、この暑さにまいっています。
暑い時、風鈴の音は、涼しさを呼ぶ夏の定番だったのに、
最近は、うっかり「いい音の風鈴だわ!」等といって
軒に下げると近所からうるさいと電話がかかってくる。
都会に風流はない。

ところで、私のホームページ“しぶとく生き残るためのヒント”には、
掲示板“しぶとく生きる掲示板”をつけてあるが、
昨日、嬉しい書き込みがあった。

サチベイさんから

サチベイこと、小森幸子です。
このHP立ち上げられたときに、mayakoさんから、メールをいただいて、
ちょこっと遊びにきたことがあります。あれから、もう1年近く経ちました。
運動神経に関しての後遺症は、なかったんですけど、うつ状態で悩みました。
今は、もう、大丈夫です。普通の精神状態に戻れました。
mayakoさんは、テニスで汗をながしているようですね。
私は、「地球を走る会」に参加して、フルマラソン完走をめざしています。
くも膜下出血を克服して、フルマラソン完走なんて、かっこいいよね。
すっかり元気になりました。このHPのおかげ!


サチベイさんは、昨年11月、HPに掲示板をつけて
「誰か書いてくれないかな~?」
と思っていたら、つけた次の日に書き込みをしてくれた方だ。
そして昨日は、病後、鬱状態で困っている方に
励ましの書き込みをしてくれたのだ。

私は、自分がくも膜下出血になって
少しでもこの経験が、人の役に立ったら嬉しいな~と思って
本を出したり、ホームページをつくった。
Myサイトを訪れる人はほとんど「くも膜下出血」という
検索ワードで検索してくる。
家族、本人、友人などがくも膜下出血になってどんな病気なのか、
これからどうなるのか不安や心配で、訪れる人だ。
明るい報告をくれると本当に嬉しい。
不安や心配、残念な報告などがあった時には、
少しでも励ましの言葉をかけることができたらと思う。

自分の経験を伝え、何とかこれが役に立つ方法は?
と考えた時に、「インターネット!」これしかないと思った。
私のように、何でもない普通のただの人がお金もかけずに
こんな嬉しい思いができるってインターネットってすごい!!!
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医療事故

2005-07-27 17:32:56 | 医療と健康
6月30日に杏林大学病院脳神経外科手術で発生した医療事故について、
病院がネット上に詳しい経過を発表している。

「脳血管内手術中のくも膜下出血発症事故」について

これを読むと、この手術をしなければ、患者は症状が進んで
危険な状態だったようだ。
何とか状態を良くしようとしてもうまくいかず、
かえって悪い状態になることは、
人間が行うのであるから、あって当然だ。

脳血管内手術なんて足の付け根から
動脈にカテーテルという細い管を入れて
脳の血管内にまで通していくのだから、
血管を傷つけずに行うことができる方が不思議な気がする。
初めてそんなことができた時には、
拍手喝采だったことだろう。
それが、かなりポピュラーになってくると、
できて当たり前のようになる。
そして、ミスはこうして大きく発表される。

脳外科の手術など、器具や麻酔方法その他諸々進んでくると、
信じられないようなことが可能になる。
しかしそれだけ高度な技術が要求され、
それと同時にほんのちょっとしたミスが
重大な結果を招くようになってきている。
よくマア、脳神経外科医等という職業を選ぶものだ。

一昔前なら、到底無事に済まなかっただろう私が、
こうして、ブログを書いて楽しんでいる。
だから、私を助けてくれたDr.なんて私にとっては神様よ!

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無症状の病気

2005-07-25 15:42:32 | 医療と健康
昔は、どこか体の具合が悪くなって医者に行き、
原因を突き止めてもらって治すのが医療だった。
しかし最近は、いろいろなことで検査した結果、
どこも症状が現れていないのに病気が発見されてしまうことも多い。

高血圧や、糖尿病、ガン、脳動脈瘤、肝臓病。
いろいろな検査をして結果、
「このまま放っておくと命に関わります」
といわれてしまうことも多い。
症状が現れていれば、
それを治すためにこういう治療をした方がよいといわれれば、
すんなりと納得できるが、さしあたって、何ともないと、
あまり熱心に治さなければならないという感じが出てこない。
特に、クスリを飲むだけなら、まだしも、
手術が必要となると、本当に必要なのかしら?と思ってしまう。
ガンや、糖尿病のように、放っておくと必ず悪くなっていくものは
そういわれれば、そうかと納得できるかも知れないが、
脳動脈瘤は、一番たちが悪い。
なぜなら、そのまま無症状で一生を終わる人もかなり多いが、
一度破裂したら、命も危ないし、後遺症も怖い。
では、手術をするといったら、脳だけに手術によって命を落としたり、
後遺症が生じてしまうこともある。
また、場所、大きさなどで手術は不可能、
治療法はない等ということになることもある。

手術不可能、治療法もない、だったら見つかって不安になるだけで
見つからなかった方がよかったともなりかねない。
ただ、くも膜下出血になったら、いち早く、手当ができる。
それだけのプラス面はあるか?程度だ。

Myホームページしぶとく生き残るためのヒント
『家族歴のある人は特に脳ドックを受けた方がよい』
等と書いたが、未だに怖がって受けようとしない姉に
強く勧めることができない私だ。
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児童館キャンプ

2005-07-24 16:45:14 | 教育
東京は、梅雨が明けたというのに毎日どんよりした日が続き、
気温が低いのは嬉しいが、夏らしい明るさがない。
昨日は大きい地震があり、一瞬「これは!ついに来たか?」
と思ったが、杉並あたりはドキッだけで済んだ。
これくらいまでで済んで欲しい。

地震の後、児童館で読み聞かせなどのボランティアをするグループの
飲み会があり、久しぶりに古くからの仲間が駅前の居酒屋に集まった。
ついつい夜中まで飲んでしまった。
今日は何となく、午後になってもだるーい!

毎年この時期、児童館のキャンプが行われ、
その手伝いをして、子どもが児童館に宿泊する日は、
子どもがいないのを幸い、飲み会をしたのだが、
最近は、この会も現役子どもがいるお母さんが少なく、
昨日も、OGがほとんどだった。
私も今年は、手伝いに参加せず飲み会のみ参加だった。

児童館のキャンプも今はすっかり様変わりして
我が家の上の子(現在30才)の頃は、
キャンプが始まる日までに何度も班毎に集まり、
飯ごう炊さんのメニューを考えたり、
キャンプファイアーの時の出し物の練習をしたり、
上級生が下級生を指導して子どもの力でいろいろなことをする、
縦の繋がりを作る、地域の行事的なものだった。

しかし今は、上級生の参加はほとんどなく、
お稽古事などで忙しいのか、準備のためあらかじめ、
子ども達は集まるなんて暇はない。
飯ごう炊さんもキャンプファイアーも行わなくなり、
遠足に行く行事になってしまった。
学生ボランティアの参加も多く、子供の数の半分大人が参加し、
子ども達は、大人に囲まれている。
こういう行事の意味って何なのかなあ~??
ってここ数年、思っちゃって、張り切って参加する気がしない。
まあ、こっちも年取ったせいもあるけど…

子ども達の育っていく環境は、大きく変わってきている。
世界中には、飢えていたり、小さい時から働いたり、
戦争に巻き込まれたり、辛い環境にある子どもは沢山いる。
日本の子ども達は、至れり尽くせりの環境で、幸せなのかも知れない。
でも、本当に満足できる世の中に向かっている感じがしない。
大人は、子ども達のために何ができるのだろう????
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平均寿命

2005-07-22 21:13:46 | 医療と健康
日本人の平均寿命がまた延びたそうです。
いったいいくつまで伸びるのでしょう!

★★★★★★★★★★★★★★★★★

日本人の平均寿命、男女とも5年連続で過去最高

厚生労働省が22日発表した2004年簡易生命表によると、
日本人の平均寿命は男性78・64歳、女性85・59歳で、
男女とも5年連続で過去最高を更新した。

前年より男性は0・28歳、女性は0・26歳延び、
女性は20年連続で世界一だった。

平均寿命は、その年に生まれた人が、何歳まで生きることができるかを示す指標。
諸外国と比べると、女性は1985年以来世界一の座を保ち、
男性はアイスランド(78・8歳)に次いで2位だった。
平均寿命の男女差は6・95歳で、前年より0・02歳縮小した。

2004年に生まれた人の死因別死亡確率は、
「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の三大死因が、
男性で56・9%、女性55・0%だった。
仮に三大死因が克服されたと仮定すると、
平均寿命は男性で8・74歳、女性で7・94歳延びる。
(読売新聞) - 7月22日20時35分更新

★★★★★★★★★★★★★★★★★

ということは、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」が克服されたら、
男性は87.34歳、女性は93.53歳。
なんか恐ろしい~ような気がする。
“脳疾患の克服”という言葉は、後遺症なく助かるようになってからつかうべきだ。
「命が助かる」だけで、克服という言葉を使われてはたまらない。
いつの日か、脳の研究が進んで本当の克服の日は来るのだろうか????
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外来診察&天皇、皇后両陛下浴風園訪問

2005-07-21 19:20:18 | Weblog
我が家の辺りは可燃ゴミの収集は月、木。
先日、カラスの被害や街の美観のため、
収集時間を朝8:00とするので
出し遅れがないようにとお知らせが来たので、
数回、早くに出してみたが結局その後も、
午前中に収集に来たことはなく相変わらず、前と同じ午後2時過ぎだ。
カラス被害がひどくなってから、ポリ容器に入れて出すようになり、
午後の収集でも朝8:45頃に我が家は出している。
今朝はゴミを出しに行くと何ともう収集車が集めに来ていた。
「これからこの時間に収集するようになるのですか?」
ときくと
「いえ、今日だけ特別です」
とのこと。
『今日は、道路工事でもしていて、早くしないと通れなくなるところでもあるのかな?』
と勝手に解釈して、1ヶ月毎の外来診察を受けに行こうと
門から出て、浴風園の正門を見ると大きな日の丸の旗が立っていた。
『今日は、祝日じゃないけど、何か記念行事でもあるのかしら?』
と思いつつ、出かけた。

★★★★★★★★★★★★★
外来診察では、先日の腫瘍マーカーでひっかかって撮ったMRIの結果はOKで、
卵巣ガンの疑いは晴れたこと、血圧は最近低値安定で調子よいことを報告して、
K先生から、Baby脳動脈瘤の成長具合を来月の外来診察の時に
MRI検査で調べましょうと言われ、診察日の予約をした。
そこで私は
「先生これに署名していただけませんか?」
と言って“三叉神経痛にガンマナイフ治療の早期保険治療適応の要望書”を差し出した。
「何ですかこれ?」
「これ、永田先生が言い出されたことなんですが、事務局長の方は私のネット友だちで
髄膜腫で一度手術したけど、再発して、福島先生にも診ていただいたけど
手術は無理で、ガンマナイフ治療をなさっている方です」
と説明した。
「いいですよ。僕もお役に立てるかも。ガンマには関わってますから。」
と言って署名して下さった。
(皆さんも是非ご協力下さい!!)

三叉神経痛にガンマナイフ保険適応を求める会


「でもスゴイですね!永田先生とか福島先生とかその繋がり…」
「ネットで知ってるだけの繋がりなんですけど…」
病院が終わって、今日は記念館の仕事なのでそちらにまわった。
★★★★★★★★★★★★★

さて、記念館の仕事が終わり、家に戻ると
義母が興奮して
「今日は、浴風園に天皇、皇后両陛下が見えられたのよ!
家の前が騒がしいから外に出たら、
お米やさんの奥さんが『ちょっと自転車置かせて下さい』
っていうから何かと思ったら、大勢の人が並んでいてお出迎えしていたのよ。
お帰りの時しか見られなかったけど、窓から手を振って下さったわ」
と話してくれた。
そうだったのか。ゴミを朝集めたのも、日の丸もそのためだったのね。
映画のロケはしょっちゅうあったけど天皇陛下のご訪問は初めて。
出かけていて残念!
天皇、皇后両陛下:東京・杉並区の老人施設訪問
昔、私が嫁いで来るずっと前、昭和天皇が浴風園を訪問なさった時に、
家の前の砂利道が浴風園の正門まで舗装されて
我が家は数m正門より先だったので、家の前は砂利道のままだったという話を
何回も聞かされていたが…
時代がだいぶ流れたけど、同じようなことがあるのね。
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テニスレッスン

2005-07-19 17:26:35 | テニス
関東も梅雨が明けてから、猛暑がつづいています。
暑さに弱い私はもう“アヘ、アへ”してます。
夕方になってきたら、暗くなってきてここ杉並では、一雨来そうです。

今日は、テニスのレッスンでした。
Myクラス、今日は7名でコーチはメインとサブの2人つく。
いつものメインのHコーチは病気でお休み。
先週もお休みだったけど、大丈夫かしら?
若いのに2週間休みだなんて、ちょっと心配。

レッスンはコーチによってやり方もいろいろと違う。
今日の代理メインNコーチは、
「レッスンの間は、お天気が怪しくなってきたけど洗濯物は大丈夫かしら?
などと言った日常生活は忘れて、ここは、別空間と思ってテニスを楽しみましょう!」
といった。
いつものHコーチは
「昼ご飯、ラーメン食べた人?ハイッ、その人チャンピオン!」
とか言って親しみを持たそうとする。
オバサン相手のコーチも大変。色々考えてくる。
私としては、レッスンの間は日常や年は忘れたい。

スクールには託児の付いたクラスもある。
先日、子どもを預けてレッスンを受けている若いお母さん同士の会話が聞こえてきた。
「一人っ子だとちょっと可哀想かなって思うけど、
兄弟がいると、子ども同士で楽しく遊んでいてくれるからいいわよね。
1時間半、思い切り身体動かすとすっきりして、
子どもに優しくできるものね」
「そうそう!」
最近はそんな時代かァとちょっと世代ギャップを感じる。
我々の時代は、小さい子どもがいる時は、自分の趣味は我慢したものだったけど…

確かに人間って閉鎖的空間にいると息の詰まる感じがする。
自分にあった方法で、息抜きも必要かも…

でもね、子どもがどうなのか?
よく見てあげることは大切だと思うの。
自分の都合ばかり優先して、
子どもに我慢ばかりさせて、辛い思いをさせていないか、
その子その子で違うから…
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学校に行くこと

2005-07-17 17:35:13 | 教育

↑我が家の庭に咲いたハイビスカス

“不登校”という言葉がある。
学校に行かないことである。
学校に行きたくても行けない時代の子が
このことを聞いたら、何と言うだろう?
私が小学生の頃、まだ、兄弟が多くて高校進学をあきらめるように言われ、
泣いていた友だちのお姉ちゃんを目撃したことがあった。
途上国で学校に行けず、働かざるを得ない子ども達も沢山いる。
人間って本当に贅沢で、行けないとなると、
行きたくてしようがなくなるのに、親が
「どうか、高校だけは、大学だけは行ってくれ!」
等という世の中になると、
「学校なんて、何で行かなきゃ行けないの?」
なんて言うようになる。

私は、学校教育は社会に出る練習として絶対必要だと思う。
もちろん、そこで、いわゆる「読み書き」的な知識を習得することも大切だが、
これは、塾や家でもできないことはない。
それより大切なのは、社会生活、集団生活の勉強をすることだ。
友だちとうまく付き合う練習、いじめ問題などももちろんある。
気の合わない先生とうまく付き合う練習。
クラブ活動、委員会活動、学校行事などに参加し、
活動計画を考えたり、予算を上手に使ったり、
先輩後輩の関係を持ったり、
人を喜ばせることを自分の喜びとすることを学んだりする。
小学校、中学校、高校と最初は大人の力を借りるが、
だんだん、自分たちでできるようになってくる。
それでもまだまだ、先生や親に守られた、甘い社会だ。
しかし、学校で練習をきちんと積んでいれば、
社会に出て、辛いことに出会っても、
どう対処すればいいか、考えられるし、人間関係もスムースに結べる。

知識を学ぶことができる上に、
こんなによい経験ができる学校に行かないなんてあまりにもったいない。
こんな経験、親が自分の力だけで味わわせてあげることはできない。
「不登校」こんなもったいないことをしたがるって変よね
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頭痛から始まらないくも膜下出血(2)

2005-07-15 15:21:47 | くも膜下出血
昨日の続きを書く前に、まずご報告、
今日は、先日、腫瘍マーカーでひっかかって受けた
MRI検査の結果を訊きに病院に行ってきました。
病院はとても混んでいて2時間以上待たされて漸く呼ばれました。
MRIの画像はとてもリアルで素人にも分かりやすいものですね。

結果、
子宮に小さな子宮筋腫があるものの問題となるものではない。
卵巣その他も異常所見はなし、
腫瘍マーカーCA125再検査も全く正常値。
何故、人間ドックで異常な値が出たかはわからないが、
MRI、エコー、腫瘍マーカーともに異常がないので

来春に又人間ドックで検査してみる程度のフォローでよいのでは?

ホッ!
ご心配おかけしました。

***********************
そこで昨日の続き。
頭痛の権威である間中先生のサイト“頭痛大学”は
結構ちゃんとチェックしているつもりだったが、
先日、たまたまネットサーフィンをしていて、
興味深い記事を見つけた。
それは、私がしつこく書いている、
痛みから始まらないくも膜下出血についての記事だ。

●「頭痛がない」くも膜下出血の頻度は8%
死亡例、高度の意識障害残存例および発症時の記憶がない例を除外した205例を対象
「激しい頭痛が急激に起った」いわゆる典型例が  129例(62.9%)
「激しい頭痛」以外の症状を呈した非典型例     76例(37.1%)
 「頭の血管が切れる感じがしたが痛みは無かった」  21例
 「軽い頭重感だった」                    16例
 「気分が悪くなったが頭痛はなかった」         13例
 「目が見えにくくなった」などの眼症状          8例
 「めまい」                           8例
 「頚や肩を軽く叩かれた気がして後ろを振り返った」  7例

非典型群のうち
「その後激しい頭痛があった」                  29例
「すべて覚えているが全経過を通じて頭痛は感じなかった」 16例(7.8%)

【結論】くも膜下出血の初発症状として、少なくとも発症時激しい頭痛を訴えない症例が
    少なからず見られた。
    少数ではあったが「頭痛のないくも膜下出血」も7.8%にみられた。
    くも膜下出血の診断に際しては、非典型的症状を示す症例の存在も
    念頭に置く必要がある

藤岡正導ほか。頭痛のないくも膜下出血。脳卒中 2000;22:253.(会議録)

この記事を読むと激しい頭痛から始まったのは62.9%。
逆をいえばおよそ割は激しい頭痛から始まっていない。
全経過を通して頭痛は感じなかったという人が7.8%もいる。

“くも膜下出血=ハンマーで殴られたような激しい頭痛で始まる”
という常識はやはり誤りだと思うが????

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頭痛から始まらないくも膜下出血(1)

2005-07-14 20:46:25 | くも膜下出血
私は、くも膜下出血になって、無事生還することができた。
「何故、無事生還できたのか?」を考えた時、
まずは、多くの人に『くも膜下出血』という病気を知ってもらうことが
重要だと思って、本「しぶとく生き残るためのヒント」(文芸社)を書いてみた。
その後、さんざん苦労してHPをつくって去年の5月、アップしてみた。
Yahoo!にもすぐ登録されると思ったら、自分の本の宣伝ページもあったからか、
ちっとも登録してもらえず、アクセスしてくれる人も本当に少なかった。
ちょうど同じ時期に鉄道オタクの息子もHPをつくってアップすると
すぐにYahoo!にも登録されて沢山のアクセスがあった。
GO! go! 井の頭線”(受験を控え更新停止中)

「お母さんのサイト、ちっともみんなに見てもらえない!」というと、
「大きいサイトを持っている人にリンクを頼むんだよ」
と教えてくれたので、早速、「くも膜下出血」で何回もアクセスしたサイトの
管理人の方々に連絡してみた。みなさん脳外科医だった。
恐る恐る、連絡してみると、さすがインターネットの得意なお医者さま方。
すぐに、リンクをつけてくれた。
それで、だいぶ見てもらえるようになったものの、まだまだ少なかった。
そこで、私が、皆さんに伝えたい第一である
“頭痛から始まらないくも膜下出血”について、
私の考えていること、経験したこと、直接聞いた話を
頭痛についてあらゆることが書かれているサイト“頭痛大学”の管理人である
間中信也先生にお便りしてみた。
すると先生は、すぐに取り上げて“頭痛大学”に書いて下さって
ご自身の講演でも多くの医師達に伝えて下さった。
そのことも含めてYahoo!に自己登録推薦したら、すぐに、
Yahoo!検索、カテゴリー‘くも膜下出血’に
My サイト“しぶとく生き残るためのヒント”が
登録され飛躍的にアクセス数が増えた。

同時に掲示板の付いている永田和哉先生のサイト
脳と健康のホームページ”に思い切って書き込みをしてみた。
そこで、永田先生、むーむーさん 則香さんほか多くの方々と出会って、
ネットにはまってブログまで開設してしまった。

オッと、話がずれてきました。
前置きを書いているうちに本筋に入れずに終わってしまった。
                             つづく
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ワークシェア

2005-07-13 21:00:02 | Weblog
最近の若者を見ていると、働き過ぎで病んでしまっている人と、
ニートや引きこもりのように何もしないでそのために
病んでしまっている人に、分かれている。
世の中、みんなで仕事を分け合えば、
ちょうどよくなるのだろうが、それが、難しい。
仕事をするとなると、時間区切りで交代、交代で できる仕事の方が少ない。
又、生活を考えて、空いている時間に合わせて仕事をするなんて言えば、
みんな食事の時間、睡眠の時間には休みたいし、
自分のために使いたい時間は重なるので仕事をしたい時間も重なる。
昔は、そう言った、生活の時間はきちんと一斉に休んでいた。
しかし、いつの間にか人間は24時間活動するようになり、
生活も一斉に食べて一斉に寝るのではなくなってきた。
かえって、ワークシェアはしやすいのかも知れないが、
人間の身体も頭も、やはり、ある程度生活にリズムがないと
病んでくるのではないだろうか?
また、仕事というのもある程度まとまって、
まかせられてやり遂げた方が達成感がある。
男女や年令、能力は、それぞれ違う。
それぞれをうまく配置してみんなが達成感を持てて、
社会も経済もうまく進んでいく方法ってないのかなー???
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社会復帰

2005-07-12 22:43:16 | くも膜下出血
脳卒中がどれくらい治るか調べると、治癒という言葉はなく、
社会復帰という言葉が使われる。
ガン、心臓病などで社会復帰という言葉は使わない。
この言葉は、精神病、脳卒中などの脳の働きに関係する病気、
または犯罪を犯して刑務所などで 服役していた場合に使われることが多い。
脳卒中で社会復帰といった場合、かなり障害が残っていても
社会生活は何とかできるものから、
罹患前と全く変わらない人まで全てを含めることになる。
くも膜下出血の場合は社会復帰は30%弱といわれている。
認知症や、高次脳機能障害について少しでも知っている人は、
脳の障害はちょっと見た目によらないと言うことを知っている思うが、
専門家が見ても、どの程度、病気が脳に影響を及ぼしたかはわからないと思う。
私の場合も他人に分かるほどでもないし、生活に困るようなことはなかったが、
1年くらいは、人の名前を覚えたり、思い出すことがとてもできにくくなっていた。
年齢相応にまで治ったことが、自覚できるのだから、
明らかに、病気の影響だったと思う。
友人に私がくも膜下出血になった話をすると、
たいてい、自分の知っている人でも、
何ともなかった人がいるという話をよく聞くが、
運動麻痺のようにはっきり分かる後遺症はもちろん苦しいことだが、
他人には分からない後遺症に苦しんでいるという人もその中にはきっと多いのだろう。
脳の病気は本当に怖い!
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子どもの才能

2005-07-11 21:05:09 | 教育
自分の子どもにどんな才能があるのか、どんなことに向いているのか
育てていてもなかなか分からない。
松井、イチロー、宮里愛、福原愛等、アスリート達は皆、小さい時から
親が、その子の才能を信じて教育をしている。
いわゆるお勉強的な才能も最近は、自分で目覚めてやり始めるのでは遅く、
小さい時から、親がきちんと伸ばすか否かで大きく違ってきている。
どんな親に育てられるか、どんな考え方で育てるか、
子どもの未来は大きく左右される。

ひと昔前は、子どもはだいたい同じように地域の学校に行って、
ある程度、自分で道を決められる年令になったら自分で決めればいい。
あまり小さい時から、親が、道を決めることは(例え本人も好きであったとしても)
はっきりと自分自身の自我ができてきた時に、方向転換できなくなる。
と言われていたし、私もそう思っていた。
しかし、現在では、本人が、自分自身で選べるようになるまで
親が何もしなければ、
いざ本人がなりたいと思っても、到底なれないというものが運動だけでなく、
いろいろなことで出てくる。

どう育て、どんな教育を、我が子にすればよいか
2股3つ股にわかれていく道を、自己責任において決めなければならず、
迷って考えているうちに、子どもはどんどん大きくなっていってしまう。
親も大変な時代!
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睡眠時間

2005-07-09 15:01:02 | Weblog
今朝、目を覚ましたら、8:00。
夕べは、ちょうど12:00に寝たので、睡眠時間は8時間。
ぐっすり8時間寝たのってホントに久しぶり。

私は、10年くらい前まで、睡眠時間8時間信仰にとらわれていた。
8時間寝ないと、睡眠不足で、健康に悪い、頭も働かなくなると固く信じていた。

大学受験の頃、“四当五落”という言葉があった。
睡眠4時間なら、合格できるが、5時間では落ちるという意味だ。
その頃も私は8時間睡眠を固く信じていたので、
4時間睡眠なんて体をこわすに違いないと思って、
しっかり8時間睡眠をとっていたので、当然志望校には行けなかった。
でも体をこわすよりいいと思ったし、
自分はそんなことはできない人間だと信じていた。
今思えば、もう少しは頑張れたかな~?と思うが…

“夜は寝る”というのは、当然の時代で、ラジオは深夜放送があったが、
テレビは、NHKでは日の丸がはためいて、君が代が流れて、
その日の放送は終了した。
それを見て寝た日は、「睡眠不足」の日だった。

最近では、8時間はどちらかというと寝過ぎ、
6時間から8時間くらいで自分が朝、気持ちよく目覚められるのが
その人の最適な睡眠時間で、それは人によって違うものだというのが定説のようだ。
ナポレオンは3時間で足りたが、アインシュタインは10時間寝なければダメだったので、
頭の善し悪しにも関係ないとも言われる。

現代は、眠れないと困って、睡眠導入剤に頼る人も多い。
ぐっすり眠ることは、確かに疲れをとる上に大事なことだ。
しかし、最近若い時ほど、長く続けて眠ることができない。
でも、短くてもぐっすり眠れた時は、疲れた感じはない。
時間はそれほど、気にする必要はないと思う。

でも、私の経験からして
一睡も眠れないというほど、ほとんど眠っていないのに、
全く疲れた感じがないというのは、危険だ。
私が、くも膜下出血になった時は、
あることで悩んでいて、数日間、ほとんど一睡も眠っていないのに、
全く眠くならず、疲れた感じがなかった。
かえって、異様なほど頭が冴えて自分でも不思議だった。
こんな時は、医者に相談した方がいいと思う。
コメント (8)
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