今まで、健康診断を受けて「コレステロールが高い」といわれた人は非常に多いと思う。
私自身もそうだし、私の周りでも夫も母も義母も姉も義姉も姪もみんなそうだ。
そんなに日本人が高脂血症だというのはおかしいと常々思っていた。
職場の簡単な健康診断などでは、上の表のHDLコレステロール、LDLコレステロール、
中性脂肪などの検査は行わず、総コレステロールの検査しかしないことも多い。
だから、みんな自分はコレステロールが高すぎると思っているのだ。
しかし、このニュースを見ると、総コレステロールだけでは
高脂血症かは全く分からないということになります。
いままで、自分はコレステロールが高すぎて、動脈硬化が進んでしまっていると思ってきた人、
実は全くそんなことはないのかもしれないですね。
コレステロールの高い食品についても、よく分かっていない点が多いようです。
例えばイカはコレステロールが高いといわれているけど、
実はタウリンというコレステロールを減らす物質が含まれているので、相殺されて問題ないとか、
人によってコレステロールの多い食品を摂取しても、
血中コレステロールに反応しない「非感受性タイプ」があるとか。
何だか分からないことが多いみたい。
まあ、あまり神経質にならず、かたよったものだけを食べないように心がけ、
食べ過ぎに注意したらたらいいのかも…