金木犀が、あちらこちらで咲いていて、香りがあたり一面に漂って、「秋が来た!」と感じます。
この金木犀は、駅の近くの京王車庫の入口にあって香りの温泉になっています。
我が家の庭にもありますが、香り嫌い、無臭好きの夫が目の敵にして、
切り詰めてしまったので、庭の端っこに遠慮がちに咲いています。
それでも香りは庭にいっぱいに漂っていて、夫は
「臭い、臭い!」と言ってます。
今日は病院で、二度目のピロリ菌除去治療が成功したかどうかの検査に行きました。
1回目の治療で約75%成功するのに、私はダメだったし、(「ピロリ菌除去治療 不成功」)
2回すれば95%成功すると言われていましたが、
5%はダメなわけですし、3度目の治療には保険が利かないと言われていたので、
ダメだったら、何の症状もないのに、自己負担でやるべきか?
「う~ん、ドクターは当然薦めるだろうけど、断っちゃおうか?」等と考えながら、
呼気検査を受けて、診察室の前で待っていました。
「Mさん、消化器科1番にどうぞ」と呼ばれ、診察室に入ったら、
「良かったですね!無事、ピロリ菌除去成功です」
何だか、試験に無事合格した気分になって、
「ありがとうございました」
ってお礼を言いました。ホッ
我が家の前は浴風園という老人施設。 今、テニスから帰ったら、家の前に人だかりが出来て、 騒がしいので、テレビか映画の撮影かなと思って、 家の門の前に立っていた男性二人にきいたら、 「皇太子殿下がお見えになってます」 との答え。 「お一人ですか?」 「いえ、雅子様もご一緒です」 「えっ!それは私も拝見しなきゃ!」 と慌てて、車を入れて並びました。 |
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「なかなか出ていらっしゃらないなぁ~」と思っていたら、 あたりが急に騒がしくなって、白バイの先導で、車が出てきました。 携帯動画で撮影しましたが、何とか雅子様がお手を振っている様子が撮れました。 ほかの近所の方々は、もっとずっと長く待っていたみたいなので、私はジャストタイミングでした。 |
4日目(8/30)の午後は境港に行きました。 ここは鳥取県になります。 この町は1993年に通りに水木しげる妖怪マンガのオブジェを並べるようになって シャッター商店街を甦らせて評判になったところ。 さらに、2010年朝ドラの「ゲゲゲの女房」が大当たり。大賑わいとなりましたね。 私は、妖怪に興味はないのですが、「ゲゲゲの女房」はおもしろかったので、ちょっとだけ覗いてみました。 夏休みも終わりだし、水木しげる氏も亡くなり、下火となったせいか人は少なくなっていました。 境港は大漁港だから、美味しい海鮮どんぶりを食べようと思って、駅近の食堂(?)に入ったら、大外れ! 駅は漁港から離れていたので、良くなかったのかも… |
境港を出て、島根半島最東端、美保関灯台に行きました。 美保関は1992年12月10日、6.38kgの隕石が、 民家の屋根を突き破って落下して有名なところ<美保関隕石> だそうです。(夫[地学教師]談) 地元の天草で作ったという寒天スイーツ美味しかった 途中の美保神社は全国のえびすさんの大本山だそうで、 出雲大社同様の大注連縄がありました。 |
旅のクライマックスの前に、松江駅近くで、夕食。
ここ(松江 和らく)が大当たり!新鮮で美味しくてリーゾナブル!
刺身御膳(¥3500)にクーポンで生ビールグラスサービス。烏賊の一夜干し(¥950)をつけました。
宍道湖しじみ汁も美味しかったです。
最後は、寝台特急「サンライズ出雲」 松江を19:27に出て、東京に7:08着きます。 寝台特急は息子が小さい時に乗った「なは」「北斗星」 (もうどちらも廃止になっている)以来。 B寝台シングルでしたが、思ったよりゆったりしていて、 車両の前後にトイレと洗面が2カ所ずつあるので、 ほかの乗客と顔をあわすことがなかったです。 晴れていれば星空を見ながら、眠れるということでしたが、 残念ながら曇っていて、それは叶いませんでした。 でも、寝台特急でゆっくりする旅、いいですよ~ |
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4日目(8/30)は、天候も回復したので、まず、松江城へ。
青空に映えて、姫路城に比べ、こじんまりとした美しい天守閣でした。
最上階からは宍道湖がよく見えます。
明治の時代になり廃城令が発せられ、多くの城の建物は壊されましたが、
土地の有志の保存活動で山陰地方唯一の天守閣を今も見ることが出来ます(国宝)
築城は、関ヶ原後この地を治めることとなった堀尾吉晴。
(吉晴の子、忠氏は父に先立って早世したため、後を継いだ忠氏の嫡子忠晴代わり藩主として統治に当たった)
忠氏は小山評定の時、友人であった山内一豊に相談され、
「自分は家康に城(浜松)を差し出して、家康につくことに決めている」というと、
評定の場で、一豊が、忠氏を出し抜いて、いち早く、家康に掛川(一豊の城)を差し出すと言ったため、
一豊は関ヶ原後、掛川5万石から土佐20万石に大出世した話しは有名。
松江城を出て、堀を渡ると小泉八雲記念館があります。 小泉八雲は多くの日本の怪談を再話した人。 「耳なし芳一」「雪女」「ろくろ首」。小さい時、怖かったなぁ! 八雲はアイルランド出身の父とギリシャ人の母の間にギリシャで生まれた。 もとの名はラフカディオ・ハーンという。 アイルランド、アメリカ(シンシナティー、ニューオーリンズ)、カリブ海の島、 色々なところに住み、日本へ英語教師となってきた人。 日本人のセツさんと結婚して、日本に帰化。 小泉八雲と名乗ります。 1850年生まれなのにグローバルに生きた人ですね。 そしてお堀端の武家屋敷を散策してその日の午前中は終わりました。 |
3日目(8/29)は、出雲へ。 ホテルを出て、宍道湖の北側を走りましたが、 天気があまり良くないので、「古代出雲歴史博物館」を見て、 旧大社駅を見学。 大社駅は明治45年から平成2年までJR大社線の駅舎として 使われていました。(大正13年改築) 美しい和風建築の駅舎や付属施設が残されていて 鉄道マニアでなくても、一見の価値あり。 昼食は出雲そばを出雲大社門前通りで食べましたが、 あまり美味しくなく、失敗! |
続いて、出雲大社参り。 さすがに日本中の神様が神無月にはここに集まり、神在月といわれる場所。 広く荘厳な雰囲気でした。雨が降ったりやんだりでちょっと残念でしたが… 平成の遷宮の最中。伊勢神宮の式年遷宮と違って、本殿を移すことなく、修理をするそうです。 |
午後になっても、雨がすっきり上がらないので、 安来にある足立美術館に行きました。 ここは地元出身の実業家 足立全康(1899-1990) によって昭和45年に創設されたものです。 横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂の日本画のほか、 河井寛次郎、北大路魯山人らの陶芸作品等が展示されていますが、 それらより、このお庭が有名なところです。 手入れが行き届いていて、何処を撮っても絵葉書になります。、 一度行ってみたいと思っていたので、ゆっくり鑑賞しました。 入館料が2300円とお高めなのが難点。 好みは人それぞれですが、私はこんな美しさが好きです。 |
銀 波 荘 H P よ り |
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翌日はNさんが、一度行って、とても良かったと言って、赤穂温泉 日帰り温泉パックを予約しておいてくれました。 加古川から姫路、そして播州赤穂まで電車で移動。 駅にシャトルバスが迎えに来てくれました。 着いたらまず、温泉! 正面に大きく小豆島とちょっとだけ四国が見えて、瀬戸内の絶景の中に浸かっている感じ。(あ~あ、いい湯) 赤穂と言えば赤穂浪士。でもお城はちょっとだけ、シャトルバスから眺めて終わりにしておきました。 |
温泉にゆっくりつかった後は、穏やかな瀬戸内の景色を眺めながら、 海の幸いっぱいの瀬戸内料理。 お造りも鱧鍋も鯛めしも美味しかった! 赤穂は塩で有名ですが、伯方島の塩がそうだったように もう赤穂には、塩田はなくて、(赤穂市海洋科学館・塩の国で体験学習ができる) 原料塩は外国産 オーストラリア産です。「赤穂の天塩」 お土産にする時はよく見てね! |
播州赤穂駅でNさんと別れて、私はJR赤穂線各駅列車に乗って岡山に向かいました。 岡山駅で、夫と待ち合わせしてJR伯備線 「特急 やくも」に乗り、米子経由で松江へ。 伯備線は中国山地を越えていく鉄道なので、台風の周りの寒冷渦とかで、 所々、激しい雨が降り、ちょっと心配しましたが、無事松江到着。 |