最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

高齢社会

2015-01-09 18:46:10 | 介護

昨日は、忙しい一日でした。
日本橋高島屋で開催中の「川瀬巴水展」を観に友達二人と行く約束があったので、
門を出て急ぎ足で数分歩いたら、何と道路に人がうつぶせに倒れているではありませんか!
ちょっと見ていても動きません。お年寄りの男性ようです。

「えっどうしよう!」と焦って
慌ててかけよって「大丈夫ですか?」と声をかけると、「散歩していたら転んじゃって」
とハッキリした応答があったので、まずひと安心。
でも、怪我をして動けないようです。
「今、救急車呼びますから」といってスマホで 119にかけようとしましたが、
慌ててなかなかかけられません。そこに目の前にある老人施設に通う職員の方も駆け寄ってきて手伝ってくれました。
怪我の様子を見ようと仰向けに寝かせると眼鏡が壊れて口の上か鼻のあたりを切ったようで顔に血がついています。

私も手伝いの方が来たので、ちょっと落ち着いて、やっと119にTELできました。
おじいさんも慌ててしまっていて「家に息子がいると思うけど、連絡を」というのですが,
電話番号が思い出せません。杖に住所と電話番号が書いてあるのを、手伝ってくれた職員の方が見つけましたが、
よくみえないのでおじいさんに聞くと、「○○○○番かな?」といいました。
でも、その番号にかけると全然違ったところにかかってしまいます。

「救急車には誰か付き添わなきゃい
けないんじゃないかな?」2,3人の方が集まってきて、話しました。
皆さん通勤途中ですから、「困ったなぁ~」と思案顔。
私は遊びに行く途中でしたから、
「もし付き添いが必要なら、私が行きます」と名乗りを上げました。

私の携帯に救急車から様子を確認する電話があり、その場の様子を話すと
「本人は出られますか?」と聞かれたので、おじいさんに聞くと「でる」というので、
渡しましたが、年齢を聞かれても「80かな?90かな?」などと言って、うまく答えられません。
ちょっと認知症もあるのかな?と思いましたが、すっかり分からないわけではないようでした。

それからちょっとしたら救急車が到着。
救急隊の方がおじいさんに氏名、年齢を聞くと今度ははっきり答えました。
「昭和10年生まれ」と言ったので、79か80歳でしょう。
「通報者は?」と聞かれたので、私が名前を書きました。
隊員の方がストレッチャーに乗せて、
「後はこちらで処置しますので、このまま、いらっしゃって結構です」と言ってくれました。
重症そうでもないし、そう言われたので、みなその場を立ち去り、
私も慌てて待ち合わせの銀座に急ぎました。スマホがあるので遅れることを伝えられ、ホントに便利!

道に人が倒れていたり、高速を逆走する車がいたり、
これからの老人社会は、大変なことになりそう!
その老人の仲間に私自身が入ってしまっているのだから…
自分もあの状態になることがあるのか…

それにしても、大したけが人じゃなくて良かった!
瀕死の人を見つけちゃったらどうしたらどうしよう?
考えさせられました。


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腹部大動脈瘤破裂

2012-07-23 15:53:32 | 介護
昨日、午後3時45分義母が亡くなりました。
93歳でした。死因は腹部大動脈瘤破裂です。

朝から少し元気がなかったのですが、
気候が急に涼しくなったし、ちょっと調子が悪そうだなって感じでした。

昼頃、急に歩けなくなってぐったりしてしまったので、
救急車を呼んだとのこと。足の付け根が痛いといっていたそうだ。(私は夫と息子に任せて外出してました)
救急車がきたら、安心したのか名前も生年月日もはっきりと言えたとのこと。

私も携帯で知って慌てて帰宅、病院に行って夫と医師の説明を聞きました。
「検査後、嘔吐があって状態はあまり良くない。貧血があるので輸血する。
感染症も少しある。腹部大動脈瘤は10cmにもなっているので、急変が怖い」
とのこと。
母は、意識はあって
「苦しい!」とは言っていました。
「お母さん大丈夫よ!お医者さんが診てくれてるからね」
というと、苦しいながら分かったようだった。
医師が、
「一応、救急で入院された方には急変した場合、人工呼吸器をつけるか、
心臓マッサージをするかなど、皆さんにお聞きしてますが、今お答えして頂けますか?」
と訊くので
「姉が3時頃、来るのでそれからでいいですか?」
と夫がいうと
「ええ、今日中に書いて頂ければいいですよ」
まだ、そう早くその時が来るとは医師も思っていなかったみたい。

その後、7階の病室に入った。個室に入ったので、悪いのかな?とは思いつつ、
入院手続きの書類を書いていると、
「ちょっと病室に来てください!」
と慌てた看護師に呼ばれた。
病室にはいると、もう、
医師も付ききりで
「血圧ももう上がりません。呼吸も悪い。ご家族で会わせたい人がいたら呼んで下さい」
と言う状態に!
呼びかけにも心拍数がやや上がる程度で、反応もなくなってしまった。
何とか息があるうちに、息子と、義姉が間に合ったが、
娘や義母の弟である叔父たちは間に合わなかった。
わずか4時間くらいの闘病でした。

この腹部大動脈瘤は6年半前、義父が亡くなってすぐ、義母は体調を崩し入院したとき、
見つかったもので、見つかったときは5.5cmと言われました。
「義母入院 2006.4.21」
86歳だったし、本人も手術はイヤだというので、そのままにしていました。、
去年、胸水貯留で入院したときは、それほど大きくなっていないとのことだったので、
急に大きくなったのだろう。
でも、昨日まで、症状は全くなく、介護がだんだん大変になってはきていたが、
シルバーカーにつかまって歩けたし、自分で食事は食べられたし、話もできたし、
自宅で生活できていたのだから、これでよかったと思う。

私の父母、義父、去年亡くなった叔母、身近な人の死のうちで
最短最小の苦しみの死だったと思う。

急なことで夢の中のような一日でした。
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難しくなってきました!

2012-07-05 12:40:13 | 介護

7月になって、いよいよ梅雨末期らしく蒸し暑い日が続きます。

今日は脳外科の外来診察の日。

木曜はたいてい義姉が義母の世話にきてくれるのですが、今日は都合が悪くてこられないとメールがあった。

昼食の用意をして階下に持っていったらトイレに行っていたので、

食卓に「昼食です。12:00になったら食べてください」とメモを載せておいてきました。

「遅くなっちゃった!まずい、まずい!」と大慌てて出かける支度をして、

ひと声をかけてから出かけようと階下に行くと

異様な臭いの中、義母がトイレットペーパーで床を拭いている。

「どうしたの?お義母さん」って訊いたら、

「なんかここがベタベタしているから…。」

「あっ!」

床とトイレマットに着いた便を拭いているでは

「私は何にもしてないのに誰がしたのかしら?」

と盛んにいいわけをする。

その後始末でまた遅くなってしまって、予約時間をずっと過ぎて病院に。

血圧は暖かくなってきたのに高めが続きます。

「う~~~ん。どうしようかな?薬を増やすかなぁ…」

「まぁ、もう一回様子を見てまだ上がるようだったら増やしましょう」

いやはや、これからどうなっていくのか…

 

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介護のストレス

2012-02-19 17:46:41 | 介護
義母の入浴させるのがすごいストレスになって、
「もうイヤ!」って思って、夫に少しやってもらうことにしました。

でも今日、やり方を変えたら、ストレスなしでできそうな気がしてきました。

できることはなるべく自分でさせた方がいいと思って、
できる限り手を出さずにと思ってきたけど、
やはり、目茶苦茶になると、つい、
「そうじゃないでしょ!こうして下さい」
っていってしまって、義母は自分でできるつもりでいるので
「うるさいわね!これくらい自分でできるわよ」
ってなっちゃうところが、ストレスだったのです。

今日から、着替えも、体を洗うのも全部、私がさっさとやって、
顔を洗うところだけを自分でやってもらうことにしました。

もっと、
「自分でやるから!」
っていうかと思ったら、その方が楽だと思ったみたいで、
かえってご機嫌なくらいでした。

こっちも短い時間で済むし、全然、楽なので、もうこれからこれでいくことにします。

う~~~ん、介護って難しい!
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毎日忙しくて!

2012-02-11 17:26:05 | 介護
お久しぶりです。
ブログをちっとも更新しなくて、どうしたの?
なんて言われてます。

介護生活は忙しいです。

6:20 起床
6:40 夫と朝食を食べる
7:00 夫出勤
7;30 義母の部屋のシャッターを開けて起こして、着替えをさせる
8:00 義母の朝食を持っていく
8:30 洗濯
9:00 義母の歯磨き、洗面(デイサービスの日は送っていく)
9:30 洗濯物干し 掃除(合間に息子が起きてきたら、朝食を食べさせる)ゴミ出し、屋外の掃除

「カーネーション」や朝のワイドショーネタをチェックしながらやっていると、
もう昼食の用意!

記念館に行ったり、テニスにいったり、義母を病院に連れて行ったり、自分の通院の日もあるし…
夕方はデイサービスの日は義母のお迎え、
週2回(一日おきにしていたけど。寒いから減らしました)入浴もさせなければならないし…
首の痛みは相変わらずだし、ホント、疲れ気味
でも愚痴ってばかりいても、人生つまらないので、楽しいこと考えたり、やったりしなきゃ


そういえば、携帯をスマホにしました。
まだ、使い方がよく分からなくて、あちこちいじくり回しているだけです。
早く使いこなせるようにがんばろうっと!
機種はLGの「Optimus LTE」画面が大きくて(4.5インチ)性能がいいというので、
高かったけど買っちゃいました。



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退院後、初外来

2011-12-16 16:47:04 | 介護
義母は、3日に退院して、2週間経ったので外来で診てもらって来ました。

退院して家に帰ったときは、自分の家が分からず、
「こんなところ初めて来た」
と言っていましたが、だいぶ落ち着いてきて、かなり以前の生活に戻ってきました。
食欲も出てきて、デイサービスも、無事に行ってこられました。
利尿剤と、緩下剤を飲んでいますが、尿失禁はないものの、便失禁があるのが、悩みの種です。
「緩下剤で調節して下さい」
ってドクターに言われたのですが、本人じゃないとなかなか分からず、難しいですね。

さて、今日のレントゲン検査で胸水はまた増えていました。
足の浮腫もかなりひどくなってます。
でも、相変わらず、本人は呼吸も苦しくないし、気分も悪くないと言うし、
歩くのに不自由もないので、利尿剤を少し増やして、緩下剤を少し緩いものにすることになりました。

ついでにインフルエンザの予防注射を受けてきました。
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義母、明日退院

2011-12-02 17:13:11 | 介護
さてさて、長らくご無沙汰いたしました。

いよいよ、明日義母は退院することになりました。
胸水は利尿剤でだいぶ減って、すっかりなくなったわけではないけれど、
本人も苦しくなさそうだし、あとは通院でいいでしょうということです。

困ったことに、1ヶ月半の入院で義母の認知症はすっかり進んでしまいました。
自分の今いる病院が我が家の前の浴風会病院だということも分からないし、
夫(自分の息子)のことはずっと義父と間違えて「お父さん」と呼んでいるし、
トイレに一人で行けるけれど、失敗も多くおむつ生活になってしまいました。

これからが大変です。
頑張らないように頑張らねば
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義母の様子

2011-11-08 12:58:36 | 介護
ブログ更新を怠っている間に11月も8日になってしまいました。
今年は本当に暖かいですね。このまま暖冬になるのでしょうか?
来年のカレンダー、おせち料理、手帳、年賀状用意しなければと思いつつ、まだ手をつけてません。

義母はまだ入院してます。
経過は悪くありません。
足の浮腫もとれたし、肺の水も減ってきたそうです。
でも、利尿剤を使うと便秘するようで、食が進まず、
全然食べられず、顔も浮腫がとれたせいか、すっかりシワシワお婆ちゃんになってしまいました。
認知症も進んでしまったみたいで、夫のことをずっと義父と間違えているし、物忘れもひどくなりました。
でも、歩いてトイレに行けるし(時々失敗はしますが…)、ベッドに座って自分で食事できるので、
老人病院の周りの入院患者に比べると、自立できている方だと思います。

主治医の先生から、少し歩いた方がいいといわれたので、
午前中、散歩でもさせようかと病院に行ってみると、検査に行っていると札がおいてありました。
家に帰って、庭を掃いてまた行くと(何せ、家の前だから助かります)戻ってきてました。
「少しお散歩しましょう」といったら、
「今いっぱいしてきたから行かない」というので
「レントゲン検査をしてきたのでしょう?」ときくと
「検査なんてしないで、ただ歩いてきただけ」といいます。
ナースセンターに行って訊いてみると、
「レントゲン検査に行ってきましたよ」とのこと。

ということで、外もまだ寒くないので、病院内と、少しだけ外をシルバーカーで歩きました。
「今日は、足もよく動くみたいね」というと
「そんなことないわ!重くて歩くのが大変」と急に足を引きずってしまいました。
なかなか難しいです

家に帰ってきても大変そうです

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義母心不全で入院

2011-10-14 20:48:03 | 介護
昨日義母が、心不全と診断されて入院しました。

「心不全」ってきくと「えっ、命が危ないのか?」
って思っちゃいますよね。
でも、義母はまぁ、少しずつ弱ってきているけど、
92才だから仕方ないかなと思う程度で、
本人もそう思ってました。
別に急に具合が悪くなったわけではないのです。

9月末に区の検診を受けたら、
右肺無気肺、腎障害、貧血 → 要医療
という結果が来ました。
肺は6月に肋骨骨折したときに外傷性気胸を起こして、
水と血液が溜まったようだということで、しばらく続けて診てもらったのですが、
拡がらないので固まって跡になったようだ。
様子を見て、何か具合が悪くなるようなら来て下さいといわれていたので、
痕が映っただけかと思って、腎障害、貧血が問題かと思って受診しました。

すると、腎障害、貧血は多少あるものの治療するほどでないけれど、
肺は外傷性気胸の痕ではなく水が溜まっているようで、こちらは問題ですって言われてしまいました。
レントゲンの画像を見ると、素人目でも明らかに8月末の画像に比べて白い部分が大きくなっていました。
CT検査の結果でも、かなり多くの水が溜まっていて肺機能が著しく落ちているとのこと、
そういえば、ちょっと動くと肩で息している感じがあるかなと思いましたが、
本人は苦しくも何ともないといいます。
足の浮腫もだいぶ前からあるけど、じっと座っていることが多いからだと思っていました。
でも、これも心臓の働きが悪くなっているからだそうです。

つまり、心臓のポンプの働きが落ちているのが心不全だそうです。
義母の今の状態に健康な人が急になったら、
ひどく苦しく感じるものだけど、徐々になったので本人は感じないのだろうということです。

とにかく、このままでは普通の生活をするだけの酸素が血液中にまわらないので、
利尿剤などを使って胸水を減らしてみましょうということで入院となりました。

急性心不全と慢性心不全っていうものがあることをはじめて知りました。
急性心筋梗塞等は急性心不全で、義母のは慢性心不全っていうことです。

本人、何ともないのに入院させられて大いに不満そうですが、仕方ありません。
家の前の浴風会病院なので、歩いて3分。離れの部屋で完全看護を受けているようなものなので、
家族も安心だし、楽です。
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介護の難しさ

2011-08-11 11:52:16 | 介護

認知症の介護は、色々な情報があっても、
その人その人で何がどんな風にできないか、分からないかが違うし、
人の性格は、「世界に一つだけの花」だから、違って当たり前。
日々難しさを実感。
そしてこちらの心と身体のゆとりの度合いによっても、
優しくできたり、つい、つっけんどんになったり。
模索が続いています。

デイサービス、デイケア(この二つが違うことをはじめてしりました)も
3カ所、本人も一緒にみてきたのですが、
本人全く、気に入らず、行くことに気は進まないようです。
「幼稚なことやってるわね!よっぽど暇なのね」
なんて、自分はまるで程度が違うと思ってます。
行ってみたら、できないことが、いっぱいあるだろうし、
もともと、積極的に人付き合いするほうではないので、不適応状態になるのではとも思いますが、
家で一人でぼんやりテレビを観ていては認知症が進んでしまうような気がします。
生活にリズムをつける意味で、行ってもらった方がいいとは思ってます。
我々だって、出かける日は、朝からせっせと仕事をして、予定の時間に終わらせることができるのに、
「今日はゆっくりでいいんだ」と思うと、気がついたらもう昼なんてことがありますよね。

今は食事を作っておいておけば自分で食べられるし、排泄も自分でできるので、
何とか、介護度が進まないでほしい。
本人にとっても、周りにとっても…

介護で、一番憂鬱になるのは、自分も将来ああなるのだと思うときです。

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要支援2から要介護1

2011-07-22 17:00:50 | 介護

義母は退院して、身体のほうは順調に回復してます。
肋骨の骨折は6~7カ所ですから痛くないのが不思議ですが、
全く痛がることなく、どんな動きもできます。
肺も骨折箇所の周りに血液とお水が溜まっていたのですが、
肺機能はばっちりだし、血液とお水も減ってきているので大丈夫だそうです。

しかし、認知機能は急速に衰えて、分からないことだらけで自分でできなかったり、
間違えてしまうことがいっぱい出てきて大変になってきました。

昨日も夫が帰ってきたら、
「寒いわね」
というので、
「今日は4月並らしいよ」
といって、ふと気がつくと冷房がガンガンかかっていて冷え切っている。
あわてて止めようとしたが、リモコンがない。
「リモコンはどこ?」
と訊いても
「そんなもの知らない」
の一点張り。2階のエアコンと同じなのでそれで消すことができた。
「こういうものだけど…」
と言ったら
「それならここにあるわ」
といつも座っている横にあった。
どうやら、それでテレビをつけようとして間違って冷房をつけたらしい。

今朝は、夫がシャッターを開けに行ったら、
「着る服がない」
と騒いでいるというので、行ってみたら、昨日寝る前に用意してベッドの横に置いてあげた服がない。
あちこち探したら、タンスの奥にしまってあった。
ちゃんと着られたかなと思ってまた見に行ったら、床暖房が入って暖かくなっている。
「天井のあかりはどこで消すの?」
というので、どうやら照明を消そうとして床暖房のスイッチを入れたようだ、

朝食の後の歯磨き洗面も手伝ってあげなければ、どうやっていいか分からない。

風呂も身体の洗い方が分からない(不思議)ので、手伝ってあげなければ入れない。
あ~あ困った困った

人に話せば、「そんなことは序の口。これからが大変よ!」と言われる。

ついにくるものがきたって感じかぁ~

7月で介護保険の認定替えのため、転んで入院する前に介護認定審査を受けていたが、
昨日結果が届き、要支援2から、要介護1になっていた。
要支援の場合は杉並ではケア24の保健師(?)の人がケアプランを立てるが、
要介護になると介護保険を使える範囲が拡がって、ケアマネージャーがついてケアプランを立てるらしい。
一時行っていて、「イヤだ」と言ってやめてしまったデイケアも復活した方がいいと思うし、
ショートステイなども利用できそうなので、ケアマネさんに相談して今後のケアを考えたいと思います。

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89歳、誕生日

2008-06-22 20:58:03 | 介護

     

今日は義母の89歳の誕生日です。
昨今では89歳の誕生日を元気で迎えられる人は珍しくなくなりました。
ほんの20年前には、89歳といったら、
「えーっ!それは長生き!スゴイですね!」
と感心したものでした。

外見も変わりました。義母の母は92歳でなくなりましたが、
同じ89歳の時は、今の義母よりもっともっと年老いて見えました。

今年の始めに脊柱管狭窄症からくる座骨神経痛で
歩行も儘ならず、お風呂も介助が必要になってしまった時は、
もう、介護の生活かと思ったけれど、
前屈みで歩くようにして、週一度デイサービスで介護予防体操をするようになって、
シルバーカーにつかまって歩いたり、入浴が一人でできるようになりました。
少しでも長く、この状態が続きますように!

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介護認定更新

2008-06-06 17:22:59 | 介護



もう6月も6日が経ちました。
東京は雨続きで肌寒い日が続いていましたが、
今日はやっと太陽を見ることができました。
紫陽花があちらこちらで美しく咲いています。
ちょっと蒸し暑いけど、まだこれくらいなら、
明るい、日差しが嬉しいです。

義母は1月に介護認定を受け、要支援2に判定され、
現在、通所リハビリ施設に週1回通っています。
最初の認定は6ヶ月で見直しがあり、再度判定を受けなければならないそうで、
また、認定を申し込みました。

デイケアサービスのおかげで、ずいぶん元気になりました。
介護予防体操がずいぶん効いたようで
少しの距離なら、手押し車なしでも歩けるようになりました。
家から一歩も出なくなっていた時には、
もう身なりもあまり関心がなくなっていましたが、
洋服や髪型、メガネのフレームまで気にして、かなりしっかりしてきました。

でも、あんまり元気になると、今度は認定をはずれてデイケアサービスに通えなくなるそうです。
通っていればこそ、何とかこの状態なのに、
通えなくなったら、また、家にこもってしまうかと心配です。

脳卒中のリハビリも専門の医療リハビリが180日しか保険で受けることができず、
リハビリを受けていればこそ、動けているのに、受けられなくなれば、
また、元に戻ってしまうということが問題になっていますが、
義母の場合も、要支援に認定されなければ、元に戻ってしまいそうです。
一応、介護予防の体操などをするグループは区民センターや敬老館などであるそうですが、
そんなところには、絶対に行かないと思います。

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ほぼ復活です

2008-01-26 20:48:13 | 介護

昨日、先週病院で行った義母の血液検査で結果が出ていなかった
甲状腺機能の値を私だけが病院に行ってきいてきました。
少し機能が落ちているものの薬など直ちに使う必要はないので経過観察でよいとのこと。
「先生が何ともないと言って下さったおかげで、義母はだいぶ動くようになり、足の浮腫みもうんと良くなりました」
というと、ドクターは
「それは良かった。あのお年になると、そういっても動かない方も多いのに、素晴らしいですね」
といってくれた。
家に帰ってそのことを伝えると義母は一層元気になって、
今日は私が洗濯物をとりにいったら、もう洗濯機が回っていました。
お風呂も用意さえすれば、自分で浴槽に入ることも出ることも身体を洗うこともできるようになりました。
入っている時に時々「大丈夫ですか?」と声を掛ければすむようになりました。
歩くのもだいぶ何かにつかまらずに歩けるようになり、
動いて血流がよくなったようで、浮腫みはほとんどとれました。
どんどんこのまま元気になってスタスタ歩くということはできないかも知れませんが、
また、外を歩けるようになればいいと思ってます。

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いよいよ始まりました

2008-01-13 22:55:08 | 介護

さてさて忙しくなりました。
一昨日の夜、午前1時半頃、インターホンが鳴って下の義母が寝室から、
「トイレに行こうと思ったけど、起きあがれないから来てちょうだい」と言ってきた。
慌てて、夫と階下に行った。手助けして起こして付き添って
手押し車につかまってトイレに行ってかえってくるのに20分もかかった。
その後、私はほとんど眠れなかった。
夕方、食事を運んでいったら、お風呂に入っているようなので
「お義母さん、大丈夫ですか?」ときいたら
「ちょっと来て!お風呂から出られなくなっちゃったの」と言うではないか!
慌てて風呂場に行ったら、茹で蛸のようになっていて、やっとの事で助け出した。
昨日義姉に連絡したら、すぐに来てくれて何とか自分で起きあがれるように
ベッドにつかまるところをつくって、ベッドから下りられるような工夫をして、
部屋の中も手押し車で移動しやすいように家具を片づけて広くしたら、
昨晩は自分で起きてトイレに行けた。
夕方、手伝ってお風呂に入れたが、浴槽の床にぺったり座ると立ち上がれなくなってしまうので、
腰掛けに座ってもらって、半身浴にしたら、なんとか私が手伝うだけで入れることができました。
でも、跨いで浴槽に入るのがやっとなので、遠からず自力で浴槽には入れなくなってしまいそう。
これからの私の生活はいっぺんに変わってしまいそうです。

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