最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

義母葬儀

2012-07-26 15:02:50 | Weblog
 

義母の通夜、葬儀無事に終わって、
あっという間にお骨になって我が家に戻ってきました。

本当に美しい死顔で、会葬にいらして下さった方々が皆、
「なんて美しい、穏やかなお顔なんでしょう!」
って、言ってくださって、義母もきっと満足でしょう!

デイサービスセンターの方も、ケアマネの方も本当にびっくり!!!
ご近所に義母が亡くなったことを報告にまわったら、
義母と仲良くしていて、老人ホームに入っているお年寄りのいるおうちの人々が
皆、「ご愁傷様、でも、お母様もお幸せでしたね。最期までおうちで過ごされて」とおっしゃいます。
認知症が進んできたとはいえ、在宅で要介護1(新しい判定が届いたけど同じでした)状態で、
93歳、しかもあんなに短い時間で少ない苦痛でなくなったということは、
誰からも羨まれる亡くなり方でした。

私たちの親孝行の分より、子ども孝行の方がずっと多くて、
「あ~~ぁ、もっと優しく、もっと色々してあげればよかったのに… ごめんなさい、お義母さん!!!」
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腹部大動脈瘤破裂

2012-07-23 15:53:32 | 介護
昨日、午後3時45分義母が亡くなりました。
93歳でした。死因は腹部大動脈瘤破裂です。

朝から少し元気がなかったのですが、
気候が急に涼しくなったし、ちょっと調子が悪そうだなって感じでした。

昼頃、急に歩けなくなってぐったりしてしまったので、
救急車を呼んだとのこと。足の付け根が痛いといっていたそうだ。(私は夫と息子に任せて外出してました)
救急車がきたら、安心したのか名前も生年月日もはっきりと言えたとのこと。

私も携帯で知って慌てて帰宅、病院に行って夫と医師の説明を聞きました。
「検査後、嘔吐があって状態はあまり良くない。貧血があるので輸血する。
感染症も少しある。腹部大動脈瘤は10cmにもなっているので、急変が怖い」
とのこと。
母は、意識はあって
「苦しい!」とは言っていました。
「お母さん大丈夫よ!お医者さんが診てくれてるからね」
というと、苦しいながら分かったようだった。
医師が、
「一応、救急で入院された方には急変した場合、人工呼吸器をつけるか、
心臓マッサージをするかなど、皆さんにお聞きしてますが、今お答えして頂けますか?」
と訊くので
「姉が3時頃、来るのでそれからでいいですか?」
と夫がいうと
「ええ、今日中に書いて頂ければいいですよ」
まだ、そう早くその時が来るとは医師も思っていなかったみたい。

その後、7階の病室に入った。個室に入ったので、悪いのかな?とは思いつつ、
入院手続きの書類を書いていると、
「ちょっと病室に来てください!」
と慌てた看護師に呼ばれた。
病室にはいると、もう、
医師も付ききりで
「血圧ももう上がりません。呼吸も悪い。ご家族で会わせたい人がいたら呼んで下さい」
と言う状態に!
呼びかけにも心拍数がやや上がる程度で、反応もなくなってしまった。
何とか息があるうちに、息子と、義姉が間に合ったが、
娘や義母の弟である叔父たちは間に合わなかった。
わずか4時間くらいの闘病でした。

この腹部大動脈瘤は6年半前、義父が亡くなってすぐ、義母は体調を崩し入院したとき、
見つかったもので、見つかったときは5.5cmと言われました。
「義母入院 2006.4.21」
86歳だったし、本人も手術はイヤだというので、そのままにしていました。、
去年、胸水貯留で入院したときは、それほど大きくなっていないとのことだったので、
急に大きくなったのだろう。
でも、昨日まで、症状は全くなく、介護がだんだん大変になってはきていたが、
シルバーカーにつかまって歩けたし、自分で食事は食べられたし、話もできたし、
自宅で生活できていたのだから、これでよかったと思う。

私の父母、義父、去年亡くなった叔母、身近な人の死のうちで
最短最小の苦しみの死だったと思う。

急なことで夢の中のような一日でした。
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脳動脈瘤破裂リスク

2012-07-18 18:05:59 | くも膜下出血

6月28日(木)の朝日新聞夕刊に


「脳動脈瘤の破裂7ミリ超リスク大」の記事が出ていました。


脳動脈瘤は成人の5%程度にあるとされている。


破裂すればくも膜下出血となって、3分の1は亡くなるという、突然死の代表挌病になるもの。


この記事はアメリカの有名な医学誌に発表されたものだそうです。


5720人に見つかった計6697個の瘤の追跡調査(すごい数!


見つかった患者の平均年齢は62.5歳、3分の2は女性、瘤の大きさの平均はは5.7mm。


この記事を見ると未破裂脳動脈瘤が見つかった患者を最長8年経過観察して全体の破裂率は年間0.94%。


全体としては脳動脈瘤が見つかっても破裂することなく、一生を終える人が大部分なのだと思う。


でもまた細かく見ていくと、


3~4mmだと0.36%、5~6mmだと0.50%、7~9mmだと1.69%に跳ね上がり、


10~24mmでは4.37%、25mmだと33.40%。


岐阜大学病院脳外科医の吉村紳一先生のウェブサイト「未破裂脳動脈瘤」の症状のところを読むと


この年間破裂率にその人の余命をかけた数がその人の生涯の推定破裂率になるということだそうです。


もし、50才、女性で7~9mmの脳動脈瘤が見つかったら、平均寿命85才くらいですから、


1.69%×35=59.15%


がその人の生涯の推定破裂率となるそうです。


5~6mmだと


0.50%×35=17.5%


ですから、確かに記事の見出し通り、7mmを越えるとリスクは急に増えるということですね。


とはいえ、自分に関していえば、破裂する か 破裂しない かのどちらかしかなく、


いくら率が低くてもその破裂するに入ってしまえば、くも膜下出血になってしまうし、


反対に7~9㎜だって40%位の人は破裂しないで生涯を終えるわけです。


まぁ、大きさの他に家族歴、体調、性格など、色々考慮すべきことはあると思います。


とにかく、見つかった場合はよく相談に乗ってくれるドクターと治療方針を決めることが大切かな?


 


 

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難しくなってきました!

2012-07-05 12:40:13 | 介護

7月になって、いよいよ梅雨末期らしく蒸し暑い日が続きます。

今日は脳外科の外来診察の日。

木曜はたいてい義姉が義母の世話にきてくれるのですが、今日は都合が悪くてこられないとメールがあった。

昼食の用意をして階下に持っていったらトイレに行っていたので、

食卓に「昼食です。12:00になったら食べてください」とメモを載せておいてきました。

「遅くなっちゃった!まずい、まずい!」と大慌てて出かける支度をして、

ひと声をかけてから出かけようと階下に行くと

異様な臭いの中、義母がトイレットペーパーで床を拭いている。

「どうしたの?お義母さん」って訊いたら、

「なんかここがベタベタしているから…。」

「あっ!」

床とトイレマットに着いた便を拭いているでは

「私は何にもしてないのに誰がしたのかしら?」

と盛んにいいわけをする。

その後始末でまた遅くなってしまって、予約時間をずっと過ぎて病院に。

血圧は暖かくなってきたのに高めが続きます。

「う~~~ん。どうしようかな?薬を増やすかなぁ…」

「まぁ、もう一回様子を見てまだ上がるようだったら増やしましょう」

いやはや、これからどうなっていくのか…

 

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