最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

骨粗鬆症

2005-09-30 18:32:53 | 医療と健康
今朝、叔母(母の妹)が骨折して入院したと知らせがあった。
叔母は、今年76歳だが、バリバリのキャリアウーマンで
あるテレビ番組制作会社の役員で現役だ。

頭の切れる人だが、ずっと独身でお嬢様育ちのせいか、
チョーわがままな人で、食べ物なんか、自分の好きなもの以外、口にしない。
その好きな物というのが、素麺とお茶漬けのようなもので、
見ているだけで、“ちょっとまずいよ!”という食生活。
仕事柄、外食も多く、お酒もかなりいけるほう。
以前も一回、ストッキングをはこうと片足で立った途端、転倒して
背骨を骨折したことがある。
その頃から、背もかなり小さくなり、背中も丸くなってきた。
口では、食生活にも気をつけていると言うが、
端から見ていると、やはり、嫌いなものはホンのちょっぴりしか食べない。

昨夜も外で会合があったそうだ。終わって、立ち上がって〆をした後、
ちょっと座布団に引っ掛かって座敷から段差のある廊下にしりもちをついたとか…
レントゲン検査で以前骨折したところと、
もう一箇所、骨がつぶれていると言われたそうだ。
転んだ直後は激痛だったが、救急車で病院について処置をしてもらったら
動いたり、咳をしたりしなければ我慢できる程度になったそうだ。
いつも、ややキツメのしゃべり方をする人が、
だいぶ気弱で、心細そうにしていた。
今日、CT検査他いろいろな検査をしたが、
それによってどのような治療をするか決まるそうだ。
昨夜の時点で、1ヶ月は覚悟するようにと言われているとか…

骨粗鬆症を調べてみると、私たちの体内では、常に古い骨が壊され、
新しい骨がつくられて、1年間に30%も生まれ変わるそうだ。
その骨代謝のバランスが崩れ、壊れる方が多くなれば、
骨はスポンジ状のスカスカの状態になっていってしまう。
女性は閉経後には、骨からのカルシウム流出を防ぎ、
骨粗鬆を予防する働きのあるエストロゲンの血中濃度が低下した状態になるため
男性よりも骨粗鬆になりやすいそうだ。
予防のためには
1.骨の主成分、カルシウムを十分にとる。
2.胃腸の調子を整える。
3.カルシウムの吸収を助けるビタミンDをとる。
4.カルシウムの吸収を妨げてしまうマグネシウム不足、リンや塩分のとり過ぎに注意。

そして大事なことは「適度な運動」!

みなさん!気をつけましょう!
 
骨粗鬆症

関係ないけど今日は私の “Birthday” φ(._.)控えめに書いてみました
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ドクター福島

2005-09-29 17:21:41 | 医療と健康
    
         記念館の垣根に咲く彼岸花

秋のお彼岸に合わせたように咲く彼岸花。
突然、葉もなく花だけが燃えるように咲く。
そして、1週間後に行くともう見られない。
何となく不思議な感じがする花ですね。

今日はまた、外来診察日で、病院へ。
涼しくなったが、血圧も安定しているし、花粉症くらいで、特に問題なし。

私 : 先週から、何回もdr.福島、テレビで特集してましたけど、
   殆ど見ちゃいました。
dr.: ああ、やってましたね。
私 : 福島先生ってホント独特なキャラですよね。
   カメラの前でしゃべりまくってましたね。
dr.: 僕は、一番初めN先生が指導医だったんですけど、
   次に三井記念病院に行ってdr.福島に指導してもらいました。
   この間も、手術手伝ったんですけど、
   「何だ、お前、研修医の時とちっとも変わってないな!」
   なんて、怒鳴られました。
私 : まあ、あんなキャラだから賛否両論あるんでしょうね。
dr.: 技術もキャラも一番受け継いでいるのはN先生だとも言われているんです。
   あっ、こんなこと言ってしまってまずかったかな!
   (書いちゃいました!(・・*)ゞ)
   うちのもしっかり番組見て、僕が、帰って
   『今日は7時間の手術で疲れた』って言ったら、
   『福島先生なら2時間で終わったんじゃないの』なんて言われましたヨ。
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テニスの日

2005-09-27 20:09:42 | テニス
9月23日がテニスの日だと言うことを知っている人は少ないと思う。
私も知らなかった。

     テニスの日
    

私の通っているテニススクールでは、「テニスの日特別イベント」として
今日は、クラブのコートを会員でないスクール生にも
300円で開放するというので、朝から、テニスをした。
東京地方は、今日は、10月の気温で曇り空、風もなく絶好のテニス日和だった。

30分交代で、プレーが終わると次の予約をするシステムだったので、
午後のレッスンまでに1回か2回できるかなと思っていたが、
途中、休憩時間にコンビニおにぎりを食べて、終わるとすぐ次を申し込んだら、
3回もできた。4人でしたので、結構な運動量だった。
外で楽しんだ後、今度は、インドアで1時間半のレッスン。
今日は、たっぷりできた。

しかし、私はちょっと不安材料が。
ここのところ、涼しくなってきたら、手足の関節がこわばって痛いのだ。
今日も、スクールが始まったら、ちょっと、膝の関節が怪しい。
テニスで、関節が痛くなると、まず冷やすが、私のこれは、暖めると治る。
明らかに、加齢による関節炎!

今日もお風呂で暖めてホッカイロで暖めて寝ようっと。
どうか悪化しませんように
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東儀秀樹氏講演会

2005-09-24 19:30:34 | Weblog

↑講演中、演奏中撮影禁止だったので、こんな携帯の写真しか撮れませんでした


今日は、息子の学校でPTA主催の講演会がありました。
講師は、雅楽奏者の東儀秀樹氏。
演題は、「雅楽と僕の生き方」でした。
講演というので、
「話だけで、演奏してはくれないかしら?でも、1,2曲くらいは?」
なんて友達と話しながら、学校へ。
東儀氏については、
「古い雅楽の家柄の御曹司で、新しい雅楽の若い演奏家」
程度の知識しかなかった。

話が始まると、氏の人柄がすぐに分かるような話しぶり。
講演でも、話すことはメモだけで、後は次々頭に浮かぶことを話すとおっしゃる。
しかし話し出すと、次々次々とどまることがない。
雅楽の話だけでなく、趣味の話し。
彼の趣味は、際限なく幅広い。
絵画、写真、サーフィン、乗馬、カーレース、
音楽もロック、クラシック何でも大好きだとか…
生き生きと人生を語る彼は、実に魅力的だった。
才能が溢れ出ている感じ。

このブログにふさわしい話としては、
20代でガンを患ったが(膝に水が溜まったが、そこからガン細胞が見つかったそうだ)
全然めげずに、罹患前と同じ積極的生活をしていたら、ガンも無くなってしまったとか…
好奇心、観察力、行動力、向上心、謙虚さの5Kを持って生きることは
ガン細胞をも吹き飛ばしてしまうという話だった。

最後に時間も無くなり、まだ話したりない様子だったが、
演奏も大好きなのでと自作のオリジナル曲を交えて
映画タイタニックのテーマ曲、ふるさと等4曲を
笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)で演奏してくれた。
初めて聴く雅楽の楽器を使った演奏。
ホールに響き渡った。
かっこよさを追求して、実現している東儀氏素敵でした
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「したい」&「するべき」

2005-09-22 20:39:40 | 教育
何かをする時、
それを「したい」からするのか、「するべき」だからするのか
その割合は人によって違う。
殆どのことは「したい」からやっている人もいれば、
殆どのことは「するべき」だからやっている人もいる。
食べ物一つでも好きで食べたいものを中心に食べる人。
身体によいから食べるべきものを中心に食べる人。
二種類に分かれる。

「したい」中心に生きている人は、
「自由に何をしてもいい」と言われれば、
次々にやりたいことが浮かんで、何をしたらよいか困ることはない。
「するべき」中心に生きている人は、
何をしていいか分からなくなる。

もちろん、世の中「したい」ことだけして生きていくことはできない。
自分のしたいことだけをしようと思えば、
必ず人と衝突する。わがままになる。
それを適度に押さえて、今はこうしなければならないと言う場面も当然ある。

しかし、小さい時から、親から
「あれをしなさい」「これをしなさい」と言われ続けていれば、
今、自分は何を「するべき」かばかり考える子になり、
自分が一体何を「したい」のかが分からなくなる。
したくてやっていることは、うまくいかなければ、
どうすれば、うまくいくか自分で一生懸命考えるが、
「するべき」でやっていることは、うまくいかないと、
「何で自分がこんな事をしなければならないの、あなたもやりなさい」とか
「こんなことやりたくないのにやらされた」と誰かに強制されたような気になる。

「したい」ことを中心に生きていった方が人生絶対楽しい。

子どもを育てていく時、
その子が「したい」ことをいつでも面倒がらずに聞いてあげ、
できるだけ通してあげる姿勢が大事なのでは?

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アレルギー

2005-09-20 21:40:07 | 医療と健康
私はかなり重症のスギ花粉症だ。
春先は本当に辛い。
特に今春の花粉症は、昨夏、猛暑だったので
春になって一斉に花が咲いて
花粉が何十倍も飛んだとかで、ヒドイものだった。
最近はかなりいい薬ができて、症状が出たかでないうちに
飲み始めれば、かなり楽になる。
しかし今春の花粉症は、防ぎきれず、辛かった。
(私は、タリオンという薬を飲んでいる)

秋もブタ草やヨモギのアレルギーがあると言うが、
ここ数日、明らかにアレルギーの症状が出ている。
鼻と喉が何しろ痒い。喉はイガイガして咳も出る。
私のこの秋のアレルギーは、何が原因なのか
調べてもらったことはないが、またしばらく薬を飲まなければ…

今では、何もアレルギーのない人の方が珍しい。
息子は花粉症とアトピー性皮膚炎だし、娘も花粉症に最近なった。
夫だけまだ大丈夫みたい。
清潔な暮らしになり過ぎて、病原菌や、細菌に触れることが
少なくなったからとか、ダイオキシンの影響とか、
排気ガスの影響とか言われているが、
早く解明されて、根治されればいい。
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敬老の日

2005-09-19 21:42:00 | Weblog
今日は敬老の日。
義父と義母は90歳と86歳。
この年で夫婦揃って元気な事は本当に目出度いことだ。
義父は耳が遠いのに、義母の言うことは聞こえるのか、
我々の言うことをいちいち通訳してくれる。
2人の息はピッタリだ。

6人の孫がいるが、今日はそのうち4人がお祝いに来た。
孫のうち、2人は結婚しているが、まだひ孫はいない。
来客を気軽に迎えられない質の2人は、
孫が来るのは嬉しいけど、とても疲れるようだ。
楽しくお昼を食べて色々話し、
みんなが帰ったあとは、グッタリしていた。
男の子の孫M(もう31歳だが)は、
昨年11月に結婚したのだが、お嫁さんと一緒に来た。
小さい頃は、義姉に連れられてよく遊びに来ていたが、
成人してからは、滅多に遊びに来なかったのに、お嫁さんの力はすごい!

今の若者は、年寄りと付き合いたがらないなどと言われるが、優しい若者も多い。
福祉関係の勉強は、やってみたいという生徒が非常に多いということだ。
家の前にある老人施設に行ってみると、
元気で威勢よく介護の仕事をしている若者はとても多い。
今風の格好をして、髪を金色に染めている子が、
案外優しく老人介護をしている姿を見ると、
日本の将来もそう悲観的ではないかな、と思ったりする。

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母と子

2005-09-16 21:21:24 | 教育
文藝春秋の十月号に
「母と子で語ろう」―天才姉弟をこの手で育てて―
というタイトルで
五嶋みどり、龍、姉弟を育てた母、節さんと龍氏の対談が載っている。

節さんは
「よく『子どもの自主性に任せて、やりたいことをやらせる』っていうけど、
私はその気持ち分からへん。分野によっては本人がやりたいことに
気づいたときにはもう遅い、ってことになってしまう。
近頃は、ニートっていうんですか、やりたいことがいつまでたっても見つからへん、
って三十歳になっても四十歳になってもぶらぶらしている若者が多いそうじゃないですか」
と述べている。

私も『本人の自主性に任せる』という言葉のもとに、
今の親で子どもをダメにしている人が多いような気がする。
自分で自分の道を見つけることができるようになるのは、かなり大きくなってからだ。
その時までに何を身につけておくかは、親の判断に依るところが大きい。
お稽古事を始めるか否か、塾に行かせるか否か、
公立学校に行かせるか私立学校に行かせるかを、
子どもに聞いてみてそれだけ決めていたら、
それは子どもの自主性を尊重しているとは言えないと思う。
小さな子どもは、それをしたら人生にとってどうか等という判断はできない。
単に快不快の判断だ。もちろん親の判断が子どもに本当に合っているかどうかは
しっかり見ていなくてはいけないし、もしどうしても合っていないようだったら、
無理矢理押しつけてはいけないと思う。

だいたい今の時代は、子どもを作る、作らない、産む、産まない、
どんなお産をするか?等全て自分で決める時代だ。
子どもの育て方も生まれた時から、どう育てるか考えねばならない。
親が子どもに親の考えを押しつけてはいけないと言って、
大きくなるまで、子どもを放っておくのも親の主義、考えの押しつけだ。

また、節さんが
「今だったら、幼児虐待と言われるかも。
―中略―
子どもは自由とルールの意味が分からないうちは、
手を出して教えてもいいという結論に達したんです。
子育ての本には『子どもに対しては、言葉で理解させようとする親の努力が必要』
なんて書いてあるけど、そんなのウソ。
まあ、何歳の子どもを対象にするかがポイントですけど。
小さい子に基礎を叩き込む段階では、口だけじゃだめなんです
―後略―」

と言ってかなり激しい調子で叩いたり蹴飛ばしたりして叩き込んだ、と言っているが、
これは、私は全てに当てはまるとは思えない。
たまたま龍氏はお母さんの判断した才能もあり、耐えられる精神力もあったから、
うまくいって、今も素敵な母子関係ができているのだと思う。
自分と子どもは、やはり違うものであり、自分の知らない才能が、あることも多い。
もちろん好きで才能に恵まれていても、いやになったり、
壁にぶち当たったりすることはあるから、簡単にあきらめてはいけないと、
頑張らせることは大切だが、合っていないことを無理矢理させれば、
害以外何ものでもない。子どもがどんな状態かはよく見てあげなければならないと思う。
(冷静に判断する。ここが我が子となると難しいのよネ!)

偉そうに書いたが、私は娘の子育ては終わっているが、息子は高3で、
まだ子育て終了していないので、結論は出ていない。
また、我が子は、私の子であるから、才能と呼べるようなものがあるとは思えない。
しかし、子どもがしっかり自立して、歩んでいってくれることを目標に
もう少し頑張りたいと思っている。
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蒸し暑い夜

2005-09-14 22:41:09 | Weblog
今日はまたお通夜。
友人の91歳のお父さんが亡くなった。
人が亡くなるのは、酷暑、酷寒に多い。
今日も東京は本当に蒸し暑い日で、夜になっても気温が下がらない。
幾つで亡くなっても寂しく辛いものだが、
最近は介護が大変と零していたし、
91歳と聞くと「順送り」だと思い、辛さも軽くなる。

しかし友人Sさんは、4年前に夫を送り、2年前に実母を
そしてまた実父。不幸続きで葬儀のベテランになってしまった!
そんなベテランにはなりたくないものだろう。
下の息子が我が息子と同じ現在高三、受験生。
連れあいが亡くなった時は、まだその子が中二だった。
いつも明るく、にこにこ顔がトレードマークのSさん。
今日は、疲れて一回り小さく見えた。

家も建て替えたばかり、
受験生を抱えてストレスも多いことでしょう。
お茶でもして、また、楽しいこと話して疲れを癒しましょう!
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補聴器

2005-09-12 14:49:07 | 医療と健康
今日は、義父が補聴器の調整に行くというので、
吉祥寺まで車で、送っていった。

補聴器も最近は、デジタル補聴器とやらができて、
耳なんて遠くなってもどうってことないと思っていたが、そうはいかないようだ。
まず検査してどの音域が聞こえないのかなど細かく検査して、
その人にあった補聴器に調整してもらう。
それでも人間の耳は普通は微妙に調節して、
沢山の音の中から、自分で音を拾っているそうだ。
補聴器をつけると、余分な音まで拾って非常にうるさく聞こえるとか。
聞こえない音域や音量も進むので、何度も何度も調節してもらわなければならない。
義父も最近殆ど聞こえなくなってしまったようで、
静かな世界に住むのことに慣れてしまったせいか、
うるさいと言って補聴器をつけたがらないので、
普通の会話も非常に困る。
あんなに聞こえないと、自分がいやになると思うが、
人間年取ると、だんだん聞こえない見えない世界に慣れていくらしい。
イライラすることもなく、勝手に自分で解釈して、一方的にしゃべる。

自分のことを考えても、最近老眼が進んできて、
近くのものが非常に見えづらくなってきているが、
最初ほど気持ち悪くなくなって、どんどんその世界になれていってしまう。
ある意味自然な自己防衛反応なのかも知れないが、寂しい感じがする。
いろいろな道具ができて、年をとってダメになってしまう部分を
補うことができるようになっているが、
若い時と同じ微妙な調節はまだまだできないようだ。

音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を見たり
楽しいことができなくなったら寂しいだろうな!
人によって、衰え方には差があるようだが、
私って、何か人より早く衰えそう。
まあ、あんまり先取りして悲観してもしようがない!
今、楽しいこといっぱいあるもの!
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フィガロの結婚

2005-09-10 10:08:24 | Weblog
 

昨日は、テニススクールで一緒の友人M.Nさんに誘われて、
東京芸術大学の“芸祭”に行ってきました。
10:30過ぎに上野に着くと、上野公園の噴水の周りに上の写真のような
彫刻科、デザイン科、工芸科など各科の学生が
一夏掛けて制作したという御輿が集結していた。
写真以外にも鬼、天狗等、さすが芸大というなかなか凝った御輿が並んでいた。
御輿の前で綱引きなどしていて、芸術家の卵っぽい子もいたが、
国立芸術最高学府のせいか、学生はちょっとおとなしめ!

まずは、国立博物館内にあるレストランホテルオークラガーデンでランチをして腹ごしらえ、
その後、「ドキ!?男だらけのフルート」という演奏を聴く。
若々しい学園祭プログラムで「ドラクエ3」や自分たちで作曲した曲など
ド素人の私は古典的なフルートの曲を聴きたかったので、ちょっと残念。
きっとそういうのは飽きるほどやってるのでしょうね。
でも、アルトフルート、バスフルートなど揃った、フルートアンサンブルは
初めて聴いたので、面白かった。

続いてメインのオペラ「フィガロの結婚」を見ようと奏楽堂の前に行くと、
もう人がいっぱい並んでいた。朝9:30に整理券を配ったそうで
私は、M.Nさんが私の分までとってくれていたので整理券のある人の列に並んだ。
指定席ではないので、整理券があっても早くから並んでいる人がいた。
もう一人テニスで一緒で音楽通でもある、MyブログコメンテーターR/Sさんも合流。
開場の時間には、奏楽堂の前は人でいっぱい!
私はM.Nさんが教えてくれて初めてこんな催しがあることを知ったのだが、
みんなよく知っている。ビックリ!

さてオペラが始まった。
奏楽堂は、1140席もあり、バルコニー席があって、革張りの客席。
ちょっと変わったデザインで芸術っぽくってすてき!
ちゃんと歌詞が字幕で舞台の袖に表示されるので、
劇の筋も分かって、私のような素人も楽しめる。
学生が、こんなに本格オペラを演ずることができるとはさすが芸大!
モーツァルトの「フィガロの結婚」初めて全部見たが、面白かった。
沢山の学生が出演できるよう、1幕と2幕のダブルキャストになっていた。
中でも伯爵夫人を演じた、渡邉麻子さんのはりのある声、素晴らしかった。
いい気持ちで聴き終わり、ちょっとアフターオペラティーをして満足して帰ってきた。
楽しい1日でした。
M.Nさんホントにありがとう!
R/Sさんはその後、日フィルの定期コンサートを聴きにサントリーホールへ。
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心臓病患者 イチロー君

2005-09-07 16:54:22 | 医療と健康
イチローと言えば、誰もが思い浮かべる大リーガー。
でも、こちらは、先日、新聞にも載っていた、
心臓病患者シミュレータ、イチローの話し。

心臓病患者シミュレータ『イチロー君』

医師の、必需品聴診器。ちょっとアクセサリーみたいで、
白衣を着て首に掛けたり、ポケットに入れると、
かっこいいわよね!

そういえば、脳外科医は聴診器当てただけじゃ、
頭の中は、全然分からないからか、聴診器持ってないのよね。
My dr.Kは
「僕は、内科とかは経験で診ることが多く、よく分からないから、
眼ではっきり見られるのが好きで脳外科を選んだんです」
って言っていたっけ。

医師は、問診、視診、触診、打診、聴診、それに最近は様々な
検査結果をもとに診断を下し、治療に当たる。
教科書で病気のことや診断方法を色々学んでも、実際に、患者に触れてみないと、
分からないことだらけなのは当たり前。
だから、大学病院ではよく学生が実習で、教官の指導下で診察を行うこともある。

(私は若い頃、胸にしこりができて大学病院で診てもらったことがある。
幸い膿腫で注射器で中の液を抜いたらそのまま再発せず、大事はなかったのだが、
診察室に、大勢の男子学生がいて、教授の指示で順番に恐る恐る私の胸に触り、
まだ20代の私は恥ずかしくて汗びっしょりになってしまった。
まあ大学病院は、患者は教材だから仕方ないのよね。)

とはいっても、大学病院にだって、
あらゆる種類の病気を持った患者が集まるとは限らない。
数は少なくても、命に関わるような病気もある。
特に心臓は、生死の、基準になる器官だ。
一度も、診たこともない病気の患者が来院して、果たして診断できるかは疑問?
このイチロー君は99の症例を再現できるそうだ。
(何で100じゃないの?ハンパ!)<笑>
心音や呼吸音を聴診できるだけでなく、脈を触診したり、視診したりもできる。
実際の人間では、個人差があったり、そのままとはいかないこともあろうが、
イチロー君で学習しておくことは大いに意義がある気がする。

愛・地球博でいろいろなロボットを見たが、ラッパを吹いたり、踊ったり
『これが何に役に立つのかなあ?』
なんて思ったけど、イチロー君の話、
『これはすごい!』
と思っちゃった。
他の病気のロボットもいっぱい作っていいんじゃないかしら?
大いに勉強して、診察に当たって欲しいわね。

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大雨

2005-09-05 12:23:47 | Weblog
昨日の東京の大雨、ご存じかしら?

雨水、ドアから滝のように…住民「生きた心地しない」 (読売新聞)

昨夜、私は記念館の人たちとのお食事会があって出席した。
それが終わって、外に出ると、雨が降った形跡があった。
「よかったね!やんでいて」
と言ってみんなと別れて杉並区にある我が家に帰ろうと井の頭線に乗った。
永福町駅あたりで激しい雨が降り出した。
あまりに激しい降りだったので、降車駅富士見ヶ丘でしばらく待った。
『こんなヒドイ降り、そう長く続くはずないわ』
と思っていたが、30分以上経っても全く変わらない。
少しの間も小降りにならないのだ。
心配になって、家に電話で雨の様子を訊くと
「東京アメッシュで見ても、しばらくやみそうもないから、車で迎えに行くよ」
と夫が言ってくれた。
そこで、駅の階段を上ってみるとナ、ナント!
駅前から神田川に出る道が冠水して車を迂回させている。
慌てて、
「車はダメ!駅までこられない!川があふれているかも」
と連絡すると、間一髪、まだ家を出発してなくて、間に合った。
「歩いて迎えに行くよ」
夫の声は、弾んでいる。
川の様子、町の様子が見たくてたまらないみたい。
よく台風の時、川の様子を見に行って、流されて死んでしまう人いるでしょ。
そういうタイプなのよね。

「駅前の橋はダメだけど、もう一つ向こうの橋は大丈夫」
びしょぬれになって来てくれた、夫の持ってきたスニーカーに履き替え、
長めのスカートをたくし上げ、土砂降りの中に突撃。
滝のように降る雨、足下は、沢を歩いているように歩く度に飛沫が上がる。
神田川まで来ると、普段は、底の方をちょろちょろ流れている川が、
橋の下、1~2mのところを囂々と流れているではないか。
ちょっと渡るのを躊躇するほど…
くるぶしの上まで、水につかりながら、漸く家にたどり着いた時はホッとした。
幸い、我が家は被害無し!
こんなこと、結婚してこの地に住むようになって(30年)初めて…

災害って信じられないようなことが起こるって本当ね。
いつも“そんなことは起こらない”なんて、
甘い考えで、楽天的な私だけど、
“もしかして、そんなこともある”ってことも
時には考えなければならないんだと思った日でした。

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コンサート

2005-09-04 11:21:54 | Weblog
昨日は、一緒に読み聞かせをしている、Mさんの出演するコンサートに行きました。
Mさんは、TG大学の後輩ですが、私と違って音楽科卒業です。
その音楽科のクラスの人たちのコンサートで、
卒業時以来30年、毎年続けているそうです。
友達同士のアットホームな感じで、ピアノ、リュート、
お姉様の琴の伴奏に合わせたソプラノ独唱と、
変化があって、飽きずに楽しめました。
会場の空調が寒すぎて冷え切ってしまったけど。

一緒に行った友達は、韓流にはまっていて、
「韓流メドレー」というプログラムに誘われていきました。
私は、ヨンさまは嫌いじゃないけど、別にそれほどとも思ってません。
彼女は、夢中なので、曲を聴いただけで、うっとりとして
「ああ!あの光景がめにうかぶわ!」
ですって!

私はMさんのピアノ、ショパン ワルツ、イ短調(遺作)が
あまりに素敵だったので、うっとり。
彼女の腕前にビックリでした。
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やはりある、脳動脈瘤(-_-)

2005-09-01 19:15:14 | くも膜下出血
今日は、MRIの結果を訊きに病院へ。
名前を呼ばれて、診察室に入って、Dr.の第一声は、
「やはりありますね」
私の頭のMRI画像が貼ってあった。
「ここなんです」
今日は、3D画像で素人にもはっきりと分かった。
確かに小さいけれどふくらんでいる。

私: はい。
Dr: 破裂したところのちょうど反対側です。
   1㎜位です。4月に撮った時と大きさは変わってません。
私: 1年くらい前に撮った時はなかったんですよね。
Dr: そうです。だから、その後、できたということです。
   珍しいことなんです。
   今はまだ問題ありませんが、大きくなる可能性もあります。
   もし5㎜位になったら、手術を考えなければならないことも…
私: 手術が難しい場所ではないんですよね。
Dr: もちろん、100%安全な手術はありませんが、
   そう難しいところではありません。
   大きく開けなくてもできる方法もあります。
   20(言い直して)、いや30年、危険な大きさにならなければ
   もういいでしょうが、要経過観察ですね。
   半年後にまた撮りましょう。
私: あと10年でいいんですけど…
   (私もいい加減。確か、くも膜下の直後も後10年でいいなんて
    言ったから、希望寿命を5年伸ばしてる)

というわけで、ベビー脳動脈瘤は、本当にできてしまったみたい。
でも考えてみると、病後、血圧はきちんと管理していたし、
運動もしっかりするようになって、
塩分、糖分、その他、生活習慣病要因はなかったはずだから、
やはり、脳動脈瘤もそういったことより、
遺伝的体質の方が大きく関連しているのであろう。

Dr: あまり考えすぎないで、大丈夫ですから…
私: 大丈夫です。ありがとうございました。

マア、なるようになる。My dr.がついてるし、ちゃんと診てもらってきたのだから、
早く見つかって、未然に、くも膜下出血発症を防ぐ手だてが万全なんだもん。
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