最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

インターネットは素晴らしい!

2019-12-15 13:37:07 | Weblog
インターネットを通じて知り合って、
子どもや子どもだけでなく多くの人が
詐欺や事件に巻き込まれる話が多く聞かれ、その対策が日々話題になっている。

確かに使い方によって、怖いことになる。
しかし、インターネットがなければ絶対に知り得ない情報が、手に入り、
絶対に知り合いになることのない人と、話ができて、
新しい生活が始まるなんてことも多い。

私は、2000年11月、世に言う突然死の代表病、くも膜下出血という病気を経験して、
後遺症なく社会復帰(この病気にはこの言葉が使われます)できた要因を
自分なりに分析して、これを多くの人に伝えたいと思いました。

でも、一患者がどうやって伝えればいいか、その手段はなく
「いったいどうすれば、いいのか?」

「そうだ!本にして出版したらいい!」
と思って、自費出版(当時流行っていた)しました

出版しても、誰かに読んでもらうにはどうすればいいか?
出版社も、二度くらい新聞広告は出してくれたし、一応、本屋さんにも並びました。
しかし、数多ある新刊本で、いったい誰が手に取ってくれるのか?
知り合いの人は、読んでくれて、感想なども伝えてくれましたが、いったいどれだけの人が読んでくれたか?

そこで考えたのが、インターネットです。
私はそれまで、コンピューターもワープロだけしか使っていなかった。
一生懸命手探りで、ホームページを作ったり、ブログを始めたりしました。

もう15年以上経ちますが、信じられないほど多くの人に知ってもらえて、
テレビに出演して、経験を伝えることができたり、
有名な医師のHPに載せていただいたりした。

先日は、私の言っている
「くも膜下出血の発症の仕方は一様でない」(バット痛で始まらないことも多くある)
ということが大切だとして、名古屋赤十字第二病院の野口善令先生が、
このブログに発表した私のアンケート結果の表を資料として、
先生の著作「診断推論 奥義伝授」に使用してくれました。

自分の名前で検索すると(エゴサーチというそうですね)、
未だにこの私の書いた著作「しぶとく生きるためのヒント」が
ネットで広く流通していることが分かって、とってもうれしいです。



我が家のXmasホームパーティーは、今度の土曜日の予定。
クリスマスプレゼントは、お嫁ちゃんと娘に
手作り作品を発表して、販売しているサイトでバッグを選びました。
選んでいるうちに自分のも欲しくなって自分用も買いました。

贈られてきたバッグに、
上のようなメッセージが添えられていました。
制作者が心をこめて、作った作品なのだと思えて、
心が通じる感じがしてうれしかったです。
こんなつながりもインターネットだからですよね。
コメント
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