最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

甦りの会

2011-05-10 12:57:53 | くも膜下出血
←娘の母の日プレゼント

連休も終わって、夏が近づいてきたと感じます。

土曜日、娘の小さい頃からのママ友で、30年つきあっていて、
3年前、突然別れて会えずにいた友人と再会できて感激しました。
彼女の上の息子さんとうちの娘が小学校の同期で、児童館のボランティアをずっと一緒にやってきて、
すごく仲良くしてきたのに3年前の冬、ご主人が脳内出血になって片マヒになってしまって、
ひどく落ち込んでいたけど、突然ご主人の郷里福島に転居してしまって、
最後に近くのレストランででランチをしたきり、会えずにいました。

転居して、何度もメールしたのにちっとも返事をくれず、
どうしているかずっと心配していました。
昨年秋、近くのスーパーで共通の友人に会って彼女の話になったので、
そのことをメールに書いて送ったらやっと返事が来ました。
すると、何と彼女自身が卵巣癌になって手術と抗ガン剤で治療しているというではありませんか!
びっくりしました
その後、メールのやりとりが再開しました。
かなり大きくなっていたそうですが、抗ガン剤で小さくなって、
今年の1月、2度目の手術をしたそうです。
暖かくなったら会いましょうと約束していたのにあの地震!
メールでは大丈夫と書いてありましたが、どうなったか心配でした。

連休明けに最後の抗ガン治療で東京に来ると書いてきたので、
連絡を待っていたら金曜日(6日)
「明日から2泊3日で行きます」
と連絡が来たので、すっ飛んでいきました。

去年のメールで、「すごく痩せて、私と分かるかしら?」なんて書いてきたので、
弱っている彼女を想像して、病室に行ったら、ぜんぜ~ん前と変わりなく元気な様子でした。
2度目の手術からすっかり体調もよくなって、
「もうここで止まってほしいと思ってるの」
というほどちょうどよい体格でした。髪の毛だけはなくなってましたが、
今回で抗ガン剤治療は一応終わりというので、きっとまた元通りになるでしょう!
福島の生活も彼女のおおらかな性格で、楽しく過ごしているようで安心しました。
話は尽きず、病室なのに夢中になって話してしまいました。
あの元気さなら大丈夫と安心しました。

そして、昨日は去年の2月に未破裂脳動脈瘤の開頭手術をした親戚のTさんとランチ!
傷跡も全く分からないほどで、元気そのもの。

私の周りでは、肋骨まで転移した乳ガン手術、スキルス性胃ガン手術、大腸ガンと胃ガン手術、
狭心症で心臓バイパス手術、未破裂脳動脈瘤で開頭手術、そして卵巣癌手術、
それはもう色々な人がいますが、みんな元気に甦っています。

腹開き1回、頭開き3回、背開き1回の全身麻酔手術5回(ちょっと自慢<笑>)の私の周りは甦りの会となってます。
コメント (2)
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