Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

電気掃除機の修理の報告!

2010年10月02日 00時18分42秒 | Weblog

2010年5月10日(月)

またまた遅い報告
隣のえびの市で口蹄疫が発生し、我が管内が口蹄疫防除体制づくりにテンヤワンヤの頃の事で、ハードディスクのフォルダ内の放置に気づいて、これまた、遅い報告になりました

さて、職場では、各課順繰りに掃除をするのですが、ある時、スイッチ入れてもウンともスンとも言わない掃除機があるのには気づいていました
4月20日くらいに、それが燃えないゴミ(家電品)に出されているのに気付きました職場の何でも屋のMさんが出したのです
それを見て、修理をして住宅で使おうと、訳言ってもらって帰ったのです駐車場までの途中で、他の職員Yさんと会って僕が掃除機を持ち帰るのを見られていたんです

翌日の掃除の時、『あれっ、掃除機が無い誰か知らない~』という事があって、Yさんは『あの掃除機は、ネコ助さんが持って帰られていましたよ』となって、経緯を知らない職員からは、”職場の備品を黙って持ち帰った男”になってしまった~という、いわく付きの物品です

だから、何が何でも修理をして、職場に戻し、汚名返上しなければとやっ気になった掃除機です
それは、東芝製で、型式
VC-H71P 1995年7-12月期製造で、既に15年は使ってある古い型式です


見た目は立派でも、タービンノズルを開けてビックリ埃だらけで、回転部分には、毛糸と思われる紐がキツク巻きついて、回転ブラシは堅くて当然回らない千枚通しで繊維をばらして、ラジオペンチで引き出してやっと全部取れました

  

ついでに、あまりも汚いので、全部ばらして洗えるものは洗剤で洗い回転部分にはちゃんと注油して、元どうりに組み立てましたでもここは、無反応の原因ではない



夕食後の修理1回目は、これで終わり~もう12時を回っていました

2010年5月30日(日)

さて、続きです。
掃除機の原因個所はいくつか察しが付きますから、それを全部確認しなければなりません
①接合部の接触不良 ②ヒューズ切れ ③電子回路基盤の損傷 ④モーター寿命
今日からやっと、①接合部の接触不良 の点検です。ご存知の通り掃除機は自在チューブやプラスティックパイプの接合で、ゴミパックから吸引部(ノズル)まで延ばしてあり~この機種は6箇所もあり、♂♀は12箇所にもなります。それを全部ばらしてチェックです

ばらす度に、それぞれの電極の掃除・研磨をしていきます。
そして、ついに見つけました右の写真♀の方です。写真左の♂電極が、♀側の穴から差し込まれて電極で受けるのですが、受けが折れているのを発見しました


  

無事な方は、この様に『おいで~おいで~』の指を曲げた部分で♂電極と接するのです。
♂電極は、♀電極の逢瀬を期待しながらも、空しく空中でボーっとしていたのです
折れた電極が密閉のケースの中に残っていました。面棒の先ほどの小さな電極です。
原因を見つけたものの、果たしてどうする半田付けしてもここは♀の柔軟な受け止めが必要な所~堅い電極ではそのうち折れてしまう。
ならば~どうする


 

2010年6月26日(土)

それから、面棒の先ほどの小さな電極の代替えを探すも、とうとう見つからず、また放置。思い直して『無いなら、自分で作れ』です
銅線をトンカチで叩き延ばし、それらしい大きさにしていきます。


 

必要な長さに切って、残った♀電極に半田付けです。うまく接着できました。同じ形に似せてラジオペンチで曲げます。仕上げに表面にヤスリがけして完成です

 

さて、元の鞘に納めて、電極合体スィッチON
『ブヲ~ン』成功です!原因①の接合部の接触不良~たったこれだけの事でした。
しかし、電気器具も人間世界も、♂♀の和合がカギを握っているという真理を見せつけられた修理でした

 

ここで、終わっても良かったのですが、ここまでやったんだから完璧を目指して、回転部分の接合部の点検です
掃除機のホースはネジレ防止のため、回転接触電極が必ずあります。
モーター・ノズル回転ブラシ・強弱段階と必要なだけ電線があり、電極があります。接地盤側のここも、埃とカビと緑青などで汚れていたので、ルーターにワイヤーブラシを付けて綺麗に磨きました


 

 

接触片側には、埃のダマがまとわりついて、金属面は見えません。ここも綺麗にしました。
ここで、終わって写真を整理してブログアップするつもりでした。

そして月曜日、職場で『あの掃除機直りましたから、持って来ましょうか』って聞いたら、『別の職員さんが新しい掃除機を寄付したから、いいですよ~』ということで、後日には”メデタク僕が使える事となりました。”~と書く予定でした。

ところが、週に1~2回か、月に5回位使う間に、余りに暑い夏のせいか8月になって、回転ブラシは回るものの、モーターが回ったり止まったりの状態となりました
ちょっと待てよ、直ってたのは事実だけど、今こんな調子になって、直ったと載せるのは嘘になりはしないかと修理完了を再び待つこととなりました。

2010年9月25日(土)
さて、本当はもうネジひとつ緩めて開きたくも無い掃除機
『捨ててもいいじゃん~』とどこかで声が。でも、貫徹しない事には、なんだか最初の”疑惑”が払しょくできない気がしていた。

立ち向かったのは、やっと涼しくなった飛び石連休の中日。
電気器具の修理も、気合いを入れないと、部品が無くなったり、怪我や感電の恐れがある。『気合いだ~っ』とやる気を出して、ドライバーを握った

残る原因は、②ヒューズ切れ ③電子回路基盤の損傷 ④モーター寿命だろうそのためには本体を開けなければならない~ところが一見、何処を見てもボルトのネジは見当たらない。深い穴があるが、蓋を外さないとドライバーを突っ込めない構造だ
しばらく構造を研究して、取っ手と蓋が一体化したのを外せば、ネジにたどり着けると判断
マイナスドライバーで軸を捏ねて、案の定、取っ手と蓋が外れた。本体の窪みにカバーの引っ掛かりが2つあり、それを押し込んでモーター上部のカバーが外れた


 

これでやっと、②ヒューズ切れ が確認できる。ヒューズは2ヶ所にあった。電子回路保護とモーターの保護ヒューズだが、どちらも切れてはいない。
となれば、③電子回路基盤の損傷~プリント基盤や部品を観察したが、焦げや損傷は見当たらなかった。見ただけでは分からないから、とりあえずモーターの確認へ。


 

 

電子回路基盤を外すと、モーターと電気コードリールが見える。
モーターを包んだ埃まみれのスポンジカバーを外して、原因が分かった。

写真左の、モーターの中心軸(コミュテータ(整流子))に触れているのが、『整流ブラシ(カーボンブラシ)』これがすり減って接触していないのが分かった。
固定しているネジを外し~

 

ところが、堅くてなかなか外れない~マイクロドライバーのマイナスを突っ込み、キコキコと捏ねてやっと外れた。この金属カバーの中に、カーボンブラシ(交流を直流に変えるブラシ)が収まっているのだが~

 

引き出してみると、1cmも残っていない。15年使えば限界かも~これだけは代用品は効かない。~でも、ここで諦めはしないのだ
以前、ディスクグラインダーのブラシ交換したものを継いでみるかと考えてはみたものの、高速回転で内部で欠けたりしたら、またヤッカイ
とりあえず、写真右の電極を角度を付けて押し込んで、2mm程度の押し出しに成功


 

写真左が、ブラシが1mm程度延び出た所(アフター)。
それをもとのように固定し、接触感を確かめる。過不足ない接触具合の様だ

 

元どうりにモーターを納めて、電子基板を戻し、配線を整え、蓋をはめて、全て元の形にして~。実はこの、配線を整えるものの、蓋をはめて、全て元の形にしてこの、いよいよスイッチオン『ヲオーン~』元気良くモーターがうなりを上げて、吸引成功。
あと1年?、ここに居る時だけ使えれば、それでOKだ~

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