2023年3月上旬
ツールカートの前編の続きです。
前回は、一番下の段の柱を立てる底板の穴あけまででした。
図の2段目と一番上に使う板は、幅が狭く柱にどう連結・密着させるかを考えなければなりません。
型どりゲージを柱に当て、直径の半分強を板に突っ込み、ねじ止めすることにしました。
その象りを板に当て線引きし、この形で切り落とすことにしました。
ジグソーで半円形を切り取り、4本の板に8カ所に窪みの半円形を作りました。
ところが、ちょうど良いコーススレッド(ネジ釘)がありません。
帯に短し、襷に長し のネジしかありません。
仕方なく、板側を掘り下げ、短いネジで届くようにしました。
真っすぐでないといけないので、ここはドリルスタンドで垂直に穿孔しました。
これで、十分柱に届き、連結固定が出来ました。
こんな感じで、左右の柱は立っていますが、このままでは荷重がかかると、
内側に合掌するか、外側にご開帳になります。
中央の段で、左右を連結する床梁?を入れます。
ここにも、嵌ったら抜けない【蟻形相欠き継ぎ】で、左右を連結することにしました。
先ず、突っ込む台形(オス)を作り、左右の床梁に罫書(ケガキ)しました。
ここも、キツ過ぎず、緩過ぎずのために、カーボン紙を使いました。
キツイ所を、ナイフの切っ先で削っていきます。
左右、ジャストフィットです。
最上段後ろの背面板の撮影を忘れました。
このカーブは、ベッドの枕もとの板の利用です。
これで、3段それぞれ左右の固定・連結が出来、頑丈なツールカートの枠が出来ました。
イメージとして、各段のトレーの底板を乗せてみました。
左右の柱の間隔は、62cm。
60cmのトレーの底板に、枠板2枚の厚さ+滑りの余裕を入れました。
トレーの底板の前、左右の枠板は、2枚の厚さ+滑りの余裕を入れました。
段のトレーの底板を乗せてみました。
ハンズマンの『端切れコーナー』にちょうど良い物を見つけました。
これは廻り縁と言われるもので、天井と壁の境にグルっと取り付けられるものです。
まともに買えば、4m=1500円でしょうか?
端切れ1.5m位が50円~100円は安い!
接着剤を塗りながら、縁の欠け・割れ防止のために、予め小さなドリルで誘導穴を開けました。
こんな感じで、底板の側面に白のカラー釘で止めていきました。
奥だけは、木の板にしました。
同じ規格のこれを3段作りました。
やっと完成です。
早速です。
それまでの適当なガンガンボックスから、各段に並べてみました。
最上段は、レンチやスパナ、ソケット(六角)・ディープソケット(六角)・ラチェットハンドル・エクステンションバー・めがねレンチ・・・こんなところを入れてみました。
中段は、今回の大工工作に使ったものを乗せてみました。
ホールソー・ツールセット・中央に、型どりゲージ、その手前に、穴あけ印凹のオートポンチ、ノギス等入れました。
下段は、とりあえずのいろいろで、ドライバーや圧着ペンチ、水道工事のウオーターポンププライヤー、パイプレンチ、グリッププライヤー等乗せてみました。
まだまだ、道具・工具はいろいろありますが、これから使いやすいように、各段の分類、適度な仕切り・隔壁を考えます。
これで、何がどこにあるが分かり易くなるでしょう。
ともかく、使ったら元の場所に戻す!
を励行したいと思います。
アッ、遣った経費は、完全に4,000円以下でした。
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