2012年10月13日土曜日 晴れ
九州山脈を成す、五木村の高塚山
7月中旬の大雨で、延期になっていた高塚山トレッキングの再募集に応募していた
今回は、県内外からの参加者、24名が集まった9:30出発
道の駅から6台の車に乗り合わせて、相良村まで下り、大規模林道、白蔵峠経由でひたすら走ること1時間やっと、南東に位置する登山口に着いた。
出発前の準備運動~今回は、地元の人吉新聞、クマニチ新聞記者も同行。
頂上までたった2kmのコース。
11:12スタート。登山と言うより、トレッキングになり、軽装備で約1時間の親しみやすい1508mの山だ
インストラクターにより、隊列は頭は足の遅い人、尻は健脚の指示~一応最後尾についた
一足はいると、そこは灌木の森
僕にとって山の楽しみのひとつは、こういった大木に出会えること。
また、こういった風変わりな樹木(ヒメシャラ)にも会える~水平に倒れて、枝が垂直に生長している
立ち枯れの大木も、趣があって思わず立ち止まってしまう
山の尾根づたいを、なだらかな凹凸の馬の背を歩くみたいに、テクテクと歩いた
木立には秋の涼風がサーッと吹き、出てくる汗を乾かしていく~良い季節だ
ブナ苔むしの直径1mを超える大木がアチコチにある。
イイナ~癒される
難所と言えば、これぐらいが難所。急傾斜をジグザグに登っていく
途中には、樹木が切れて、東~西方向が展望出来るところがある
これは、東に見える水上村の市房山
先頭から、「頂上に着いたぞ~」、「やったー、ヤッホー」の声が
そして、僕も1508mの頂上に着いた12:20
ちなみに、標識の裏側は水上村で、こちらは五木村~この尾根境が、村境となっている
頂上からの眺望は東から西の180度、北面は樹木に覆われて見にくい
真っ青な空が広がり、遠くには普賢岳も見えるというが、連日の晴天で霞んでいる。
今年2月に登ったノケボシ山や白髪山が見えるhttp://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/2f5d3241a4ce4883aa61f27e66a53d5a
とりあえず、無事に全員登れたのでやはり記念撮影
山では老若男女が気さくに話せるのも、同じ穴の狢のせいか
観光協会のお姉さんに頼んで
さっそく、五木村物産館:道の駅で準備された山師弁当を開く
鹿肉コロッケ~ワサビかまぼこ、ヤマメの天ぷらなどが入っていた
12:30
頂上は広く、岩ばかりでもないので、お尻が痛いこともなくのんびりと弁当を頬張った
全員食べ終わって、ゆっくりしたところで、下山の号令~
一行は、来た道と違う北西側の尾根の登山口を下り始めた~
おや~キツツキの巣穴
誰も居ない時に、コンコンコンと機関銃のようにつついて開けたんだろう
12:50
熊本市城南町から参加された、小学生のレッドスターちゃん~この子は将来山女になるかも
曾祖父のレッドスターさんとのほほえましい姿が、いつもあった
大木の枯れ木に生える、サルノコシカケ
最大直径、50cmくらいのものが、頭上に生えていた
有史以前は、こんな大木が平坦地にも林立していたんだろうな~
木漏れ日のあふれる下り道~
トトロの森
今回のトレッキングを企画した、観光協会の島巻さんをパチリ愛嬌がイイ
いつも、人に頼まれ写真を撮っているから、自分が写る事は少ない彼女~
カメラマンの宿命~
地面からは20mはあると思われる枯れ木・ブナ
アチコチに、紅葉が始まっていた
地面に目をやると、所々に緑の群生~その中に赤い実を付けた・・・・・
楓(カエデ)が紅葉初めていた~カエデの語源は、蛙の手~カエルテ~カエルデ~カエデだと、同行の自称:植物学者の物知りさんが説明してくれた
なるほど、蛙の手に似ている
トゲトゲのこれは、イヌザンショウ
直径5cm位なら、擂り粉木にも使えるが、これは無理鬼の金棒なみ
ちなみに、人間の食べられないサンショウで、そんなものには、イヌとかスズメとかカラスとか、動物の名前が良く付けられている~スズメノテッポウ・カラスノエンドウe.t.c 今年5月の山菜狩りで勉強済み
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/a509bce1b9b35417e140ae043b46b5d5
ヒメシャラの大木が、六地蔵登山口に生えている~13:50
下りは1.8kmで、こちらからが短く、約1時間で降りてきた~
全員怪我もなく、無事に降りてきて何より~相乗りしていた車は、観光協会のスタッフ2人が、6回も往復して、こちらに移動して貰っていた
~ありがたや、ありがたや~
自然の中に忽然とそびえる、巨大な土砂のピラミッド~
今回のトレッキングは、本来7月の案内であったが、大雨の被害でここに至る下梶原線は多くのヶ所で崖崩れ・崩落により不通となった~それらの臨時の廃土堆積処理場
今回は、下の地図の下のの高塚山登山口から登り頂上を目指し、六地蔵登山口下山のコースを辿った。
緑の道は、大規模林道~おかげさまで、1時間くらいのトレッキングが出来ることになった
や~実に快適なトレッキングだった~次は、どこに行こうかな
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