Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

彫刻、キューピーちゃん完成(後編)!

2013年09月30日 20時32分34秒 | Weblog

2013年7月頃

この頃は暑くて暑くて、製作意欲が減退~せっかくの休日でもサンルーフ型の駐車場は昼間はビニルハウスの中みたいに暑く、夕方は西日がずっと射している
という事で、製作出来る時は休日の早朝からとなった

人物の彫刻では、思いっきりが足りないと、だいたい肥満系になってしまう
削りが足りず、顔も頬とか膨らみすぎるため、修正が必要となる

最初からガンガン削れば良いのだけど、削りすぎは取り返しが利かないという自信の無さからこの修正が多い



人物の顔は、誰が見ても表情や上手下手を判別してしまうから難しい~
ホントは、誰も実際と会ったこと無いから個性の表情と、そんな事は気にしなくても良い
~とは思っているが
やはり、見た目上手には彫りたい



形はだんだんと出来てきて、残された細部や窪みに移っているところ



脚の指は下が無い空中ために折れやすいので、最後まで残しておいた部分



オーバーハング状態の指に彫刻刀をこねたりして負荷をかけると、直ぐに欠けてしまうので慎重に彫るヶ所



表面はだいたい終わった(終わった事にした)



(オマケ)
夏なので素麺をたくさん食べた事もあり、素麺の入っていた木箱で、彫刻刀収納箱を作ったところ~蓋もスライド式にした



小さなお布団の裏面部分~裏になり見えないので、どうでも良いところだが、とりあえず綺麗な丸みを付けた



また、顔の手入れ~目には一番気を遣う



2013年8月頃

8月も猛暑~なんとか時間を見つけては作業を続けて、お盆くらいには彫りの完成を決めた



サンドペーパーで表面を磨いた



裏の節の凹を木工パテで埋めた





スヤスヤ、気持ちよく寝ている感じ



2013年9月頃

9月も猛暑~さて、この辺りから、仕上げを木質感覚が残る透明塗装にするか、石膏像みたいに白で塗るか迷っていた
木目を出す透明ニスなら、もっとサンドペーパーでツルツルに磨き上げなければならない
悩んだ揚げ句、額の穴埋めのパテが有ることから、白ペンキで塗ることにした



白ペンキで塗りつぶすなら、これくらいのザラツキは関係ない



2013年9月下旬頃

相変わらず天気がよい~水性ペイントの白で塗っていく



細部や凹窪みは小筆で



乾いたら2回目と塗り重ねる



また、乾いたら3回目で終わり



十分乾いたので、玄関門塀に乗せた







ともかく暑い中で汗をメガネに溜めながら彫った記憶が残りました
やっと完成して、晴れ晴れとした気持ちで玄関先に設置したものの~
朝出して、夕方には無くなった

犯人は妻~そして妻の評価は痛烈

『こぎゃん、気色悪かつば門に置いて縁起の悪か今度置いたら、燃やすけんね』 
と、撤去されていた
とりあえず今は、人目に付かないところに避難しています



これは庭先のサクランボの木の又を利用した『ネコのための昼寝床』
ここに鎮座しております


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彫刻、キューピーちゃん(前編)!

2013年09月29日 09時39分51秒 | Weblog

5月にとりかかった彫刻~やっと9月になって完成した
時間がかかる、完成しない理由~言い訳を書いても仕方ないが、まあ、こんな趣味は焦っても仕方ないと思っている

完成してから写真整理をするので、またブログアップが遅れる




2013年5月のGWになって、そろそろ何か彫ろうと思った

妻からは、『龍とかは気色悪いから、もっとカワイイもの彫ってよ』と釘刺しリクエストがあっていた

材料は、五木村に居たときに、上村栄光(大工)さんからもらった『茅(カヤ)の木』の柱

以前、これを使って観音様を作った残りの材木だ

http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/d9e355f006a5c4cf8178b25ae1f88abe

材にならない部分に見切りを付け、有効な容積を観て何を彫るか考えた





妻のリクエストは、『カワイイもの』なので、ふと見つけたキーホルダーに付いていたキューピーを彫ることにした



さて、これをこの柱に収めるとなると、自ずと3次元的な比率により大きさが決まってくる。
マジックで、レイアウトを簡単に描画する。
赤ちゃんが、柔らかい篭に入っているデザイン



余計な部分は、大きなノミで大胆に削る
第1刀で、左額の釘跡の穴とクギの鉄分の着色が意外と大きいことに落胆した 



窪んだ所もガンガン彫り進むが、中程に縦にひび割れが長く入っている~
後で指が折れやすい原因となった



彫っては描き直し、また彫る
プロなら、勘により彫るのだろうが、こちらは素人~不安になるので何度も繰り返す



細部は、ノミから彫刻刀に持ち替える



カワイイ、丸っこいお尻が出てきた



何度も怪我をしたので、皮の手袋が必須アイテム





キューピーちゃんには小さな羽があるから、エンゼルでもある



縦割れのヒビは、右手の指の深くまで入っていて、グラグラしている~困ったモノだ



角の左足のかかとから、つま先部分まで、欠けた
力ずくでノミを入れていると、必ず角や台との接地面に力が集中し、弱いところから欠けるのが木材の弱点



つま先のデザインの変更は材的にも余裕がない~木工ボンドでとりあえず接着し



頭部も時々削るが、だいたい後回しになる



左足の指~丸っこい甲の部分や、指の膨らみ



右腕に挟まれている耳



篭と、頭の狭い隙間を、細いノミで削る



U字の彫刻刀が届く限り彫る



これが、左額の釘跡の穴とクギの鉄分の着色部分~
どうするか~ 



深部まで入っているので、表面を削っても綺麗にはならない
ならば、取り除くしかない
ドリルで深くまで取り出し、木工パテで穴を埋めた



後頭部の狭く深いところには彫刻刀が思うように入らない
持っている刃物をいろいろ取り出しての切削~



ポヨポヨの髪の毛が、頭頂部に向かって集まっているところ~
赤ちゃん版リーゼントorモヒカン
いずれも作者には無い所



側頭部からの髪の生え上がり
V字の彫刻刀で細く、細く
写真下の白い部分は、木工パテで穴を埋めた跡



毛並みは直線ではないから、頭頂部に向かって緩やかな渦を巻く感じ



実は、頭部は何度も修正を加えたところ
頭の形、デコチンの出過ぎ、目、鼻、口~どこも巧くは彫れなかった~



前編の紹介はここまで
後編はいよいよ完成です~お楽しみに


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五木村丸太会の山の神まつり!

2013年09月19日 00時04分19秒 | Weblog

2013年9月15日 

 五木村丸太会の山の神まつり!この紹介には、丸太会の説明を少しします

2012年3月24日(土)  五木村丸太会の設立総会を開催した

 設立目的は、森林資源にあふれる五木村で、ログハウスやチェーンソーアートなど、木材をつかった製作技術や仲間づくりのためである

 これらの有志を組織化し、継続的な活動につなげるために、『五木村丸太会』を発足したのだ

 



設立にむけて、先進の水上村から井出講師を招いての、ログハウス教室づくりも行っていた





その後も、順調に会の活動は展開された

2013年9月15日(日)

3連休中日、この日の午前中から、丸太会員には召集がかかっていた
いろいろ増えてきた道具類の、専用小屋を作ることになったのだ
しかし午後3時~駆けつけたときには既に完成していた



中を見せて貰うと、小屋の中には棚が設けられ、イヤマフ~ログハウス必携の曲面カンナ



コンプレッサーやチェーンソー



延長コードやブロワー





ログハウスづくり必携の、垂直と水平を同時に写し取り描く、スクラーバー~など各種道具が綺麗に整理されていた。
組織活動での、備品管理は非常に大事だが、これで明確に管理しやすくなった



さて、ここ樅木氏の作業場を主な活動拠点にしているが、一つ問題があった

それは、懇親の場である

いままでも、いろいろなイベント行事をやってきたが、懇親会は野外に机椅子を並べて、発電器からの照明でやっていた

http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/4dea82d8956b5eb46063a67970213857

これは、炭焼き体験での懇親会~雨が降らなければこれでもいい~



そんな、悩みを解決すべく、樅木氏は『懇親会場&簡易宿泊所』を建設した
広さは12畳~キッチン・掘り炬燵・雑魚寝場所~10人くらいまでなら大丈夫




トイレも水洗トイレ完備~



さて、午後3時過ぎ~美味しいとこ取りで、『山の神まつり』懇親会だけに参加した
樅木会長からのご挨拶の後、乾杯



今回は、新会員2人の歓迎会も兼ねた『山の神まつり』
竹下さんと、椎葉さんのご挨拶~



会費は1000円(案内のハガキには10000円と0が一つ多かった(笑))
料理は、山の幸であるイノシシ&鹿肉~ニンニク醤油漬けや、絶妙の味付け肉を焼いて食べた



これは、イノシシの・・・・なんだろ~ともかくウマイ味付け



各人持参の、煮染めとか~



料理は食べきれないほどで、アルコールも進んだ~



そうそう、アルコールは、カメの中に安置されていたという、30年経過の、白岳・繊月の古酒~
これが、まろやかな味に変化していて、水やお湯割りはもったいなくて、キー(割らずに)で飲んだ~これが間違い~



3時の明るい内から飲み始めて、いつまでも明るい外~久しぶりの仲間との楽しい語らい~




みんないい顔して、談笑



さて、6時くらいには急に暗くなり始める山の谷~
ここには、秘密兵器が準備されていた~
屋根の上のポニョソーラーシステム



わずかな日照時間なのに、毎日使うわけでもないから、バッテリーには蓄電され、この蛍光灯1本なら8時間は大丈夫とのこと



宴会はこの後も続いたが、残念ながら記録不能になっていた
雑魚寝のエリアで、知らぬ間に寝袋で朝を迎えた



翌朝、向かいの谷川で、顔を洗った



五木村は実に、良いところである~『丸太会』万歳


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プロ農家養成コースによる、踏み込み堆肥づくり!

2013年09月10日 20時44分46秒 | Weblog

2013年9月6日

さてさて~、前回に続いて、プロ農家養成コース24名による、踏み込み堆肥づくりの巻 です

先ずは、講師のK先生から、作業手順の説明です~
この日の午前中は、土づくり講座でしたので、ここでは再確認です

作業開始~麦桿(バッカン=麦わら)を敷き詰め~



スウィートコーンの殻などもガンガン投入
ちなみに手前のは、前回紹介した『実践農業コースの踏み込み堆肥』



また、麦桿を重ね~中に入って踏み込み~



水を掛け ~  十分湿らせ~ 



牛糞堆肥を入れ~

 

また、粗大有機物(そだいゆうきぶつ)を入れ~



また、牛糞堆肥を入れ~



踏み込みは、周辺を重点的に
~中央部は、酸素が通り易いように、踏み込まない~
※中央部の腐熟を進めるために、多孔の塩ビ管を垂直に立てる方法もあります



下がってくるので、また牛糞堆肥を入れ~


腐熟促進のために、石灰窒素を入れ~
※石灰窒素の匂いは、アセチレンガスを出す、カーバイトに似ているが、舞い上がる粉末を吸い込みでもしたら、苦しむ事になる 現在は粒剤仕上げにしてある。



また、水掛~



踏み込み材料が、枠の上まで来たら、4辺のタルキを持って引き上げます~
これでまた、材料を入れられる余裕が出来ます
下には、サンドウィッチ状に模様が出来ています



また、繰り返しです~



何度となく、繰り返します~



だいぶ、高くなってきました~限界はどこまで~
力学的な安定は、板枠と同じ高さが限界~つまり、重心の位置から、サイコロ状の立方体が安定の限界です~
この場合、1.8m~約2mです。



まだまだ、上げます



粗大有機物と牛糞堆肥の交互の層が出来ています



まだまだ、積みます~



一輪車ごと投げ込みます



踏み込み~



だんだんと、材料も無くなってきたので、周辺に散らかった有機物を集めて、これらも綺麗に活用します



箒で綺麗にします~



材料が無くなり、最後には、枠板をハズします。
枠板をそのままにする場合もありますが、枠板を長く使うためにはハズして保管するが良いです




こんな感じに積み上がりました



古ビニルでラッピングして、さらにシートでカバーして腐熟を待ちます

 

使った道具、枠板を綺麗に洗って乾かし、また来年の活躍に備えます



研修生の卒業は12月上旬ですそれまでに、『切り返し作業』を行い、完熟堆肥に作り上げます。
野菜育苗の床土や畑に散布して、土づくりの材料にします


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実践農業コースによる、踏み込み堆肥づくり

2013年09月09日 22時55分45秒 | Weblog

2013年6月~

 熊本県立農業大学校では、農業に新規参入しようとする意欲有る人を対象として、新規就農研修生を受け入れている。(8ヶ月間)

 毎年の研修生から『土づくりのための堆肥づくり』の要望はあっていたが、『踏み込み堆肥の枠』が無いために、取り組まれていなかった
 
 無いなら作ればいい
外注なら人件費だけでも相当かかるだろうから、材料費だけの手作りですることにした
 デザインコンセプトは、出来るだけ単純・頑丈・安価で出来ること
たぶんこれで行けると、図面を作った

さっそく、作業計画→材料費の試算→購入伺い→購入 と進めていった








無事に購入伺いの決裁がおりて、早速、ハンズマンに買いだし





カラーコンパネには、防腐ペイントのウルトラソートを塗れば、数年は使えるだろう
このスチール丸棒は、1基4枚の枠板を、タルキのコーナーで貫いて連結する為のもの



 材料は手に入ったものの、作る時間がなかなかない~それでも、6月末までには計画どうり進めないと~ちょこちょこ、ちょこっとずつ作った
 時間を見つけては、一気に作成したため、残念ながら写真を撮るのが出来なかった



コーナーのタルキに、上から下まで貫通させる穴を、ドリルで垂直に開けるのは、なかなか難しい~スチール丸棒を曲げて取っ手を作り、貫通棒に加工



実践農業コースとプロ農家養成コースの2基が完成した
180cm×180cm×60cm=1.9m2 約2立米 の踏み込みが出来る容量。
もちろんサッドイッチ式に積み上げたらもっと容量は増やせる



後は、堆肥の材料となる原料集め~
畜産学科に掛け合い、バケット6杯の堆肥を、2つの山に積んでもらった
 





研修生の麦刈り後の麦桿(バッカン)や、野菜部に掛け合ってのスウィートコーンの殻を集めた



2013年7月25日

いよいよ、実践農業コースの堆肥づくりの日
スウィートコーンの殻が良く腐れるようにと、畜舎にあるカッターで細断作業








材料が揃った~





残念ながら、踏み込み堆肥づくりの場面に立ち会えなく、作業の写真が無い~  
※ 踏み込み堆肥の参考になるサイト

http://www.geocities.jp/s_kaoruyama/taihi/taihi.html





作業が終わったら、シートを被せて発酵・堆肥化が進むのを待つ~
これは枠板をそのまま残すやり方~でも枠板の腐れが気になる



もう1基、プロ農家養成コースの堆肥づくりは、また後日のようだ~



これから、仕上げ完成の11月までには、何度かの『切り返し作業』で酸素を入れて、腐熟を進めます  

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