Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

緊急報告!台風15号被害~35m耐候性ハウス倒壊す!

2015年08月25日 22時31分04秒 | Weblog

2015年8月25日台風15号来襲!

 緊急報告なので、急ぎ要点のみです!

今日は朝4時からビュービューの風音と、家の揺れ、物の当たっている音で、眠れませんでした。
珍しく早く起きだした妻に、『今日は休んで、家の復旧してよ!』と言われるのを振り切って、いつもよりも早く、強風に物の飛ぶ中、7時に職場へ・・・だが、入れない~
目の前にして、倒木で入れないので、チェーンソーで幹を切りながら、倒木をどかしてやっと到着。
職場は、窓に飛来物が当たったためか、セキュリティーのベルが鳴りっぱなし状態~
気になるハウスに行ってみて唖然

あの、耐候性ハウスと言われていた、工事足場の単管を使ったハウスが40mは飛ばされ、水田の中に!電柱に激しく当たって止まっていた
頭痛い事に、畜産エリアへの道を完全に塞いで、集乳車・飼料運搬車の進入を阻む状態~困難とは言え、早急の撤去を求められた



このハウスは、近畿中国四国農業研究センターの指導で、平成23年10月に新規就農研修生が建てたもの
35mを超えるとは思わなかったので、ビニルを剥ぐ必要はない~と思っていた



10月17~18日の農大:黒石原祭に出店予定の、左:スイカ 右:トマトが無惨な姿になっていた



6600Vの高圧トランスに触れる高さまで押し曲げられ、金具は電柱のステップに食い込んでいる
幸い、電線はずっと手前で切断され、停電状態なので、後で上の引っかかりをハズしに上る事になる



どうしたものかどうすれば良いか
17mmのボルトナットのクランプを緩めようとしても膨大な箇所~水田の中~高所まで、何日かかることやら
再び強い雨が降り出し中止

午後1時再集合
思案の末、トラクタで引っ張り上げる事で意見がまとまった

とりあえず、効果があると思われる支柱にロープを掛け、引っ張る~



ギーギーと軋むも、電柱のワイヤー、ステップ等のアチコチに噛んでいる。
それらをバールでこねてはハズし 『引っ張れ




引っ張っても、バネが伸びるように変形するだけで、なかなか動かない
『どっか、引っかかっている
この後、一番身軽と思われる僕が、電柱に上ることになり、右側の突端にロープを掛け、電柱への食い込みを重たいバールを使ってハズした
※ちなみにこの螺旋型のアンカー支柱は、引っ張りに強く抜けにくいハズだったのですが、今回の35m以上の風には抜けたようです。



やっと数メートル手前に引き出せた。
でも、それは変形が伸びただけで、尻は動いていない
7割は水田に落ち込んで抵抗となっているので、これを上げないと動かないと悟った




そこで、畜産学科からローダー協力を得て、今度は横っぱらにロープを掛け、抵抗の少ない道路に引き上げる作戦に移った
ところが、柔らかい水田に支柱は埋まっており、致命的に土手の壁でビクともしなくなった



ロープはギターの弦みたいに、ビンビン突っ張って、今にも切れそう
ちなみに、白いロールは500kgはあろうラッピングロールが右の積みから転げてきている。



作戦変更:ローダーのフロントをハズし、土手の引っかかりを持ち上げて抵抗をなくし、トラクターは引き上げ役に変更



タイミングを合わせ、少しずつ上がっていった
しかし、支柱は何本もあり、水田の中にも各所に抵抗箇所が



戦場カメラマンではないが、撮影している余裕はないのに、撮影
そして合図に合わせて、抵抗箇所を持ち上げて支援
頭上や脇では、突っ張った支柱やパイプが、金属音の『キリキリキリ~パーン』と変形に弾けだし、小さな固定ボルトが、ピーンと弾け飛ぶ
全く銃弾が飛ぶ中に居るようで、生きた心地はなかった



ここでも、抵抗箇所を見極めながら何度もロープをかけ直し、また牽引する



そして遂に、上がった全部上がった『歓声
飛行船ヒンデンブルグ号が燃え落ちたような残骸が、アスファルト道路に横たわった。




作物学科の水稲への被害は最小限のつもりだが、今日は、詫びを入れる余裕はなかった



さて、今度は引っ張って、研修部エリアに引き込めばいい



ところが、一難去ってまた一難
道路両脇には電柱と鋼鉄支柱があり、その間隔は潰れたハウスよりも狭い

引っ張っても、難産のように固い骨盤に引っかかり、ギーギー軋んで動かない



そこで、ローダーで骨盤出口を押しつぶしながら、同時に引っ張り出す作戦に
しかし、水田側はそれを人力で抵抗し、引っかかる支柱をバールで送り出し少しずつ前へ前へ



15mくらいをそうして、少しずつ押し出し、ついに難産出産成功



あとは機械力だけに頼り、向こうで引っ張り、こっちからローダーで押し出す。
やっと、道路を空ける事が出来ました



さて、研修部エリアといえども、真ん中に置いたら邪魔になるので、元あったハウス用地の脇に接岸させることに。
これまた、押しに強いローダーの出番



2台のローダーで、少しずつ押し詰め~



邪魔にならない部分まで、押して~押して



無事に鎮座させる事が出来ました。
みんなの知恵と機械力で、午後3:06完了
一時はどうなるものかとボーっとなりましたが、わずか2時間で撤去する事ができました



施設骨材の後処理、事務的な手続き、今後の作付け、新規ハウス~今日は、考えたくありません 

なお、発見当時の強風の中の動画はfacebookのこちらで

https://www.facebook.com/video.php?v=893915280687224&pnref=story

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栗園・柿園の夏草刈り!サングラス捜索!

2015年08月19日 23時43分26秒 | Weblog

2015年7月4日

栗園・柿園の下草刈りは、毎年の事ではあるけど、今年は意識的に(作業を中断しながらも)写真を撮影したので、遅ればせながらアップする事にしました。

栗園・柿園の下草刈りは、通常年2~3回します。
梅雨に入る前に1回、夏に1回、栗園だと9月収穫前に1回。柿園だと、秋の収穫前に1回の下草刈りをします。

もちろん除草剤って方法もありますが、うちは使わないんで、その作業は半端ない大変さです。

ただ今年は、段ボールを使った遮光防草実験をしました。



生分解性素材の紙なので、数年もって分解されて土に還ります。
小面積でも試してみようと、やってみました。
なにせ、山間地の畑の栗園。面積は30aですが、刈り取り面積には土手(法面:ノリメン)が、1.5倍くらいありますので、刈り取り面積は45a程度になります。



職場で出た段ボールに目を付け、燃えるゴミで捨てるのをもらって、数ヶ月かかって取り置きしていたものです。
実家から軽トラックを借りて、1台分運んだものの、広げてみるとわずかな面積しかありませんでした。



3週間もすると、遮光部分はモヤシのように枯れ始めているのが確認できました。



2015年7月25日~26日

第2回目の夏草刈りを、親父としました。
内心、『親父との草刈りも、今年が最後かも?』と、毎年の様に思ってきましたが、元気なものです。
90才になっても、刈り払い機をしょって、バリバリします。
世の中には、60代でも、寝たきり・痴呆症が居る中で、ありがたい事です。
こっちは、たまの土日仕事で、暑さには音を上げます。



夏は、2~3日の晴天でカラカラになります。



今年の着毬(チャッキョウ)は、良いようです。



栗園が終わったら、柿園です。
梅雨の長雨で、今年の草の伸びは半端ない生長です。
『1度刈っていたのに、なんでこうなるの?』って、愕然とします。



柿園は、2枚の段々の畑に植栽しています。
つまり土手は3面ありますが、刈るべき土手は2面です。
(通常、自分の畑に面した土手を草刈り管理する暗黙の約束があるので、下の畑の土手は、うちは刈る必要はない。)



この2面の畑が長い!そして、土手が2~4mもあります。
30aの畑ですが、刈り取り面積は50a程になります。
土手は、体を斜めにして、刈り払い機を振り上げて刈り落とすため、平坦と比べて格段にキツイ仕事です。
つまり、親父は平坦をさせ、土手担当です。
2mを越すと、2回に切り分け往復します。



柿の品種は?ただの渋柿で、毎年、佐賀県から買い取りに来ます。
つるし柿(干し柿)加工用なので、こんだけしても、労賃考えたら元は取れません。



柿や栗があるから、親父はボケずに長生きするのか?
年金受給平均年齢を超えて、長生きしているから、栗・柿の所得あっての、年金所得かもしれない。



2日掛けて、やっと2枚の柿園が終わりました。
鬱蒼と雑草に埋もれていたのが、向こうまで見えるようになりました。



やっと終わったと座り込んだ所です。
刈り払い機の仕事では、汗だくはもちろんですが、ズボンが草の切りくずで洗濯しても落ちない汚れになります。
そんな汚れは気にせず、『あ~終わった~』と、達成感で叫んで、まぶしい太陽を見上げた直後~
今度は、『あ~っ!無い!』と叫んでしまいました。
メガネにマグネットで装着する、サングラス(6,480円)が無いのです!


せっかく終わったものの、今度は、サングラス探し~親父を先に帰して、自分が刈り取りに動き回った跡を、2時間くらい探しましたが見つかりません。
失意のうちに帰宅しました。

2015年8月2日

諦めきれず1週間後~今日は、刈り払い機を熊手に代えて、捜索専門。
100mくらいの土手を探るも~無い。



平坦の柿園も、草に埋もれていては、干し草の中に針を探すようなもの!
熊手で柿の根本に草を集め、ローラー作戦的に探しました。
暑い猛暑の中、諦めの誘惑は何度となく襲ってきます。
この日も、見つからず、失意帰宅。




2015年8月9日

また、次の週~もう、草はカラカラに乾いています。
見つかりやすくなったかも?と希望を抱いて、再捜索。
一度集めた草を、再度開いて、結局、上の畑全面をほじくり回すも、無い!



諦めて、上の畑から下の畑をボーっと観る。
『無くしたのは、上の畑だし~下の畑には行ってもいないしあるわけない~でも、これだけ探して無いなら、下の畑かも?』



と、それまで探していなかった下の畑の土手の沿線を、奥から半信半疑で探し始めた。
ず~と探すも無い!もう少しで、畑も終わり~
その時、地面にキラッと光る物が飛び込んできたのです!
『あった~』



なんで、ここに?
無くす前日に草刈りしたところに、どうして飛んでいったのか?
原因は分かりませんが、ともかく無傷で見つかって良かった!
こうやって、今年の夏草刈りは終わりました。



 

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