2014年頃
日曜大工をする者にとって、ドリル穿孔やネジ締めの電動ドライバー系は必須アイテムです。
現在、電動ドリルは2台、インパクトドライバー2台を使用中です。
インパクトドライバーはバッテリー式なのですが、難点は使用途中のバッテリーの放電や、寿命です。
バッテリーだけ、別に購入すると、1個で元の本体セット購入価格の半額にもなります。
しかも、この機種は既に在庫無しの製造中止でした。
本体は十分使えるのに、バッテリーが無いだけで使えないのは我慢できない
そこで、車のバッテリーを繋ぐことを思いつきました。
実験で、コードでインパクトドライバーの電極に繋ぎ、スイッチオン
ちゃんと動きました。
14.4Vに12Vの電源を繋いでも大丈夫か
そう思いながらも、インパクトドライバーのバッテリーの中身の蓄電池や配線を全部取り出し、電極を半田づけしました。
コンセントを利用したのは、収納ケースに収めるには長いコードはじゃまだからと、取り外し式にしたかったからです。
次に、車のバッテリーの+-を間違えないように繋ぎました。
大丈夫、ちゃんと動くし、力も余計にあります。
実用でも、車のバッテリーはへばることなく、十分使えていました。
実家の親父が一人暮らしとなり、実家での日曜大工のために、車のバッテリー式は実家に置くことにしました。
2017年頃
間を置かず我が家のために、新しいインパクトドライバーを買うことにしました。
ホームセンターでは、今や力の強い24V、18Vが主流になっていました。
でも、先々のことを考えると、電源を車のバッテリーから引ける事が経済的と考えました。
時代遅れ?の12Vが、特別安かったので、これにしました。
素人の日曜大工にはこれで事足ります。
バッテリーの予備も付いていました。
2018年10月
彫刻の穿孔作業で、予備のバッテリーの充電が間に合わない事がありました。
1年経過して、早くも充電能力が落ちてきたのでしょうか
そこで、こちらも車のバッテリーから電源を引けるように改造に取り組みました。2回目のトライです。
2個のバッテリーはまだ健在なので、1代目の改造の様に中身を取り出すわけにはいきません。
この電極と似たようなモノを作り、繋げなければなりません。
似たような形状で、口径のパイプを見つけました。
購入したのは、バッテリーに繋ぐ、クリップです。
規格30アンペアあれば十分です。
問題は、本体電極に接する電極でしたが、無用となった1代目インパクトドライバーの充電器が残っていましたので、それをバラして磨き電極にしました。
家庭用電灯線延長コードのオスコンセントに、半田付けすることにしました。
フラックスを塗り
半田付け。
綺麗に固定が出来ました。
半田ごて置きも、市販品はいろいろありますが、これが一番安くて安定も良いので使っています。
+・-極を付けました。
パイプの縁に切れ目を入れて、ズレ無いようにその凹窪みに電極を挟みました。
その電極が外れないように、内側から押さえる径のちょうど良いビー玉を見つけて、接着剤で固定しました。
クリップと電線との半田づけです。
プラス極完了
マイナス極完了
電源取りだしコードと、本体に接続する電極が繋がりました。
+・-極を絶対間違わないように符号を書き、車のバッテリーに繋ぎました。
元気よく回転しました。
成功です
これで、途中バッテリーがくたばっても、予備のバッテリーが製造中止になっても、車のバッテリー・車さえあれば安心して使い続けられます。
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