Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

彫刻完成!『孕龍宝珠賜之図』完成しました!

2014年09月28日 12時31分06秒 | Weblog

2014年9月27日

6月から取りかかった龍と観音様が、やっと完成しました
その報告です
ホームセンター・ハンズマンからサンドペーパー4種を買い込んで、磨きの開始です

波の筋は、薄い板に巻いて、磨きます


 

波頭の飛沫部分はやっかいですが、指や棒を使って磨きます



鱗はあまり一生懸命に磨くと立体感が無くなるので、軽く毛羽を取る感じです

 

荒磨き~仕上げ磨き~と、磨きだけでも朝8時から、二日酔いの中で午前中かかりました
ブロアーで粉を吹き飛ばし、布で乾拭きして塗装の準備が出来ました




そうそう、大事な記録です。
2014年9月 作品名『孕龍宝珠賜之図』(はらみりゅうほうじゅたまわるのず)です。
自分の名前は、右手の下にあります。
刻銘したあとの凹に鉛筆で黒を入れますこれで消えることはありません。


 

今日はホントに良い天気で、午後から塗装にかかりました
塗料は油性の透明ニスです


 

湿り気が出ると、白っぽい木質が飴色になります。

 

夕方にはすっかり乾きましたので、撮影開始
全体も撮影しましたが、横長作品なので、分割アップ撮影も紹介します




①龍の尻尾は一度、向こうに曲がり、しなっています。背景には大波が迫り上がり、波頭は怒濤の崩壊です



②龍の腹部ですが、お腹が大きいように、雌の龍はご懐妊~出産間近です
産卵でなく、胎生出産としました



③雌の龍は『孕み龍』で、出産間近なので、安産のために観音様に『宝珠』をおねだりするというストーリーです
龍は怖い顔をしていますが、『安産の為に、ありがたい宝珠を下さい!』とおねだりしているのです


この後、優しい観音様は宝珠を与えます



4ヶ月の土日を利用して~時間で約200時間と、念を込めたこの作品に、安産の御利益があるでしょうか





さて、せっかく4ヶ月もかけて彫った作品ですが、家に置いていたら『気色悪いと捨てられてしまいますので、実家に避難させます

次は、何か可愛いモノを彫ってみたいと思います

過去の製作経緯

彫刻『龍と観音』の構想~下書き編

彫刻『龍と観音』の観音様の粗彫り編

彫刻『龍と観音』の龍の粗彫り編

龍を彫る・波を彫る・8月の彫刻作業

観音様部分を彫る・9月の彫刻作業

龍部分を仕上げる~9月

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龍部分を仕上げる~9月

2014年09月27日 23時57分00秒 | Weblog

2014年9月

龍の顔の下から前方は、迫り上がる波にしました
こちらも波頭は崩れ落ちる様相です




龍の頭の上の部分は、雲にしました~雲って正直に彫れば、ただの固まりですので、渦巻き模様としました。
(写真は、彫りやすい様に上下逆にして彫っています)




龍の左腕の背景は、遠くの空として残していたのですが、どうみてもすんなり行かないので、切り取ることにしました



同様に、富士山の背景も切り取ることにしました



さて、設計変更は次々に起こるモノで
2本の角の生える位置がおかしい事に気づきました

左の角を、右の角の位置とすれば正しく、新たに左の角を生やそうにも、既に材をくり抜いて空間になっていました

仕方なく、別の材から角を彫り出し、それを寄せ木造り的に突っ込むことにしました




枝分かれした角を彫り出しました



グラインダーの薄刃でバリを取り、丸みを付けていきます



もう一つ、右手がポッキリと折れて仕舞いました
実は手のひら側の材が腐って、薄かったのです
腕と手先を繋げる心棒を通して、接着剤で繋ぐことにしました




腐れや穴がある場合の接着剤には工夫があります
木工ボンドに、サンダーベルトの細かい木粉を練り込んだモノが強いと経験的に知っていましたので、これで腐れた部分に肉を付けました



溢れた木工ボンドには、木粉を降りかけます



これは、龍の腹です。蛇腹模様をノミで入れていきます



実はこの龍は妊娠している『孕龍(はらみりゅう)』です
お腹の子に障らないように、優しくノミを入れます




さて、憂鬱な鱗に取りかかりました
鱗は規則正しさが綺麗かどうかの分かれ道です
でも、尻尾側は1枚の鱗も小さく、頭に向かうに従って、だんだん大きくなります
胴体の面積も違ってくるし、くねった胴体では、鱗の形も違って見える~
そうすると、1枚1枚の重なりの法則性が合わなくなるのです



まあ、側線を意識して、その側線には必ず鱗の中心が来るように意識していけば、なんとかなります
鉛筆の下書きの上を、U字の彫刻刀で模様を入れます


 

U字の彫刻刀で型を付けるだけでも大変な時間がかかるのに、それが終わると今度は1枚1枚の扇型の鱗を、扇の根元が低くなるように凹の窪みを彫ります
そうすると、鱗の重なりの立体感がでます


 

細長い作品なので、3分割撮影です
この3枚の写真を頭の中でつなげて見てください。

①龍の尻尾は一度、向こうに曲がり、しなっています。背景には大波が迫り上がり、波頭は怒濤の崩壊です



②龍の腹部ですが、お腹が大きいように、雌の龍はご懐妊~出産間近です
産卵でなく、胎生出産としました




③雌の龍は『孕み龍』で、出産間近なので、観音様に『宝珠』をおねだりするというストーリーです



これは、遠写での全体図です



さて、次回は、磨いて塗装して完成です
次の最終回ブログで紹介します


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観音様部分を彫る・9月の彫刻作業

2014年09月27日 22時25分25秒 | Weblog

2014年9月

後回しにしていた観音様部分
なかなか手を付けられないのは、龍と違って人間の容姿に似て、上手か下手かが直ぐに出るからだ

先ずは、光背(オーラみたいな、背中のリング)を背中部分まで彫り下げた



光背が低くなったので、観音様の顔も彫りやすくなった
腕や、白衣を彫り下げます




観音様の前を空間にすることにしました
つまり、板を貫通させた
白衣は、以前にも書いたように、孫悟空の乗る雲、觔斗雲(きんとうん)に乗っていることから、『觔斗雲の術』は10万8千里/秒で、中国の唐の時代の長さの単位を現代に直すと、10万8千里はおよそ6万500km、觔斗雲の速度はおよそマッハ17万6千、光速の約20%(秒速6万km)だから、すざまじい風に、マリリンモンローどころでない、まくり上がっているハズ を根拠に、はためき千切れんばかりの乱れの細部彫りにかかりました

 

薄い衣のハズですが、この厚みにしないと仕方ありません

 

足首の間を貫通させ、立体感を出します
足は雲の中に隠れているとして、省略
いよいよ頭部付近を彫らねばなりません

 

時の経つのも忘れて、夕方暗くなるまで、照明の下ですることも



顔の表情に取りかかります
鉛筆で下書きして、少しずつ彫ってみます


 

顔を彫りながら、光背も整えていきます
目は閉眼としました~小さくて開眼は難しいのが理由です

 

観音様には首飾りなど、宝飾品が好きです~が、これが面倒です。
複雑なモノは無理と諦めて、単純な数珠の首飾りにしました
これがまた、ポロッと欠けるから、粘りのない材は泣かせモノです

 

宝珠を、懐妊した龍に渡そうと携える観音様の左手です
指の境にナイフで型を付けています。

仏様や観音様の指には水かきがあるのが本当です。
(三十二相・八十種好と言われます
この水かきは「まんもうそう」と呼ばれ、水1滴も漏らさないように、人々をすくい上げるという慈悲の心の表れを表現していると言われています~
が、小さいし、指をくっつけて省略しました。 

余談ですが、耳の長さ、手の長さも長いのが本当ですので、バランスがおかしい訳ではありません。たくさんの人の声を聞き、助ける手をさしのべるためにそんな形状となっています

 

第三の目をキリで入れているところです
だいたいこんな感じで、観音様を彫り上げました

 

さて、龍も仕上げねばなりません
次のブログで紹介します


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龍を彫る・波を彫る・8月の彫刻作業

2014年09月25日 22時05分44秒 | Weblog

2014年8月

今年の夏はおかしい
ギラギラの太陽がない梅雨時よりも梅雨らしい夏
駐車場で彫刻するには適していた

さて、今回は彫刻の道具を先ず紹介します
ノミ・彫刻刀・ナイフ類・チョウナや槍ガンナなど、数えたら60本くらいありました
何もこれだけ無いと出来ない訳ではありませんが、大工さんの払い下げ、ガラクタ市、鍛冶屋での手作りで、いつの間にかこんなに増えました



広い平面を削るには、この、『槍ガンナ』適しています
これも、手作りで、龍の背中の広い面積を、なだらかに削りました
クルクルと巻いた削り屑が出ます

http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/dd6bc6a24ccc549ff02771942cd02e60



龍の長い体がよじれ曲がる部分ですが、なかなか角度が納得行かないので、角度を調整しました  この平ノミも手作りです

http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/28fba33dd82242f8daf712210eb4297e



背びれの向こう側です
よく見えない場所だけど、一応理屈が合うように立体的に彫りました




これは裏側です。欄間彫刻でないから、裏側の絵は彫らなくても良いのですが、一応ラシク見えるように彫りました



お腹の下をどうするか悩みました
手足が中に浮き弱くなるからです。
でも空間にしましたドリル穿孔の後で、細い鋸でくりぬきました




右前足ですが、筋肉隆々の腕を見せたいところなので、マッチョマンみたいな盛り上がりを付けました



龍の下は、うねる波です



左の髭が鞭打つようにしなる部分です
遠景の富士山と空の扱いをどうするか、頭を痛めていた部分です




尾の背景には、大きく波が盛り上がるのを彫る予定ですが
立体感を強調するためには空間にしなければいけないと、板の裏まで空間を貫通させているところです




尻尾の下には、龍を飲み込むように、大波を彫る予定ですが、槍ガンナでだんだんと迫り立ちなが盛り上がる角度の波裾を削り出します



津波のような波頭です
重力に耐えかねて、崩れ落ちる波頭は、指のように分裂、降下します



尻尾の周辺にドリルを貫通させ、背景を空白にすることにしました
空間に勝る立体感の対比法は他にありません



龍の背中付近の背景の波です



尻尾側の大波と対峙する、背中側の大波です
こちらの波頭も、崩れ落ちる波頭は、指のように分裂、降下します




大きな壁のように迫り上がる波の胴体部分です
この板目の部分は癖が悪く、柔らかいのですがポロポロと欠けました



尻尾の下の、だんだんと迫り立つ波の重なる筋を削り出します



時々は離れて、バランスを見ます



大胆に彫って、だんだん細部に手を入れる~この繰り返しです



龍の頭部の方です。
難題が山積していて、しばらく離れたい気分にもなります



ここでやっと半分くらいの進捗でしょうか~さらに、9月に続きます

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きいて!きいて!




小国町 山川温泉 四つ葉旅館に行ってきました!

2014年09月17日 23時04分43秒 | Weblog

2014年9月15~16日

夏休みがまだ残っているので、その消化のためにと、妻が予約した、小国町 山川温泉 四つ葉旅館に行ってきました

その途中、南小国(みなみおぐに)町のパワースポット『押戸石』に寄りました
 

これは、『挟み石』で、嘘つきが通ると挟まれるとか・・・



おやおや!挟まれるどころか、拡げている感じです





巨:キョと付くものには、しめ縄は付き物ですね



入場料金を取る事務所で借りた方位磁石を当てると、確かに磁力を持った岩という事が分かります



巨石群は人工的なストン・サークルとか、古代人のペトログラフ(岩刻文字)が刻まれているとか書いてあるが、どうも疑問という感想だった
阿蘇火山の溶岩(安山岩)の、ただの固まりの露出でいいじゃない



それより関心が高かったのは、『草泊まり』の復元小屋



子どもの頃のテレビでは、秋になると『草泊まり』に寝泊まりする様子が放送されていたものだ



まるで、竪穴式住居って感じ



さて、国道387車を走り、目的地を目指す
車の窓を開けて涼しい風の中を走り、山川温泉域に入る




山の中腹に、『四つ葉』旅館がありました



木造の素朴なたたずまいで、白い壁が綺麗です



ここの温泉は硫黄泉です。
大浴場には、硫黄華が沈殿しています。



洞窟温泉って好きだなあ



さて、夕食は主に山の幸でした
なんでも、自家菜園で作った野菜だそうです



全10室の客室には、全てに露天風呂が付いているとのこと
源泉は55℃と言うことで、これも水で薄めないと熱くて入れませんでした



部屋飲みもしましたが、秋の夜長、10時間くらい寝てしまいました。

朝食予約、9時だったので、朝の散歩もして
周辺には無人のコイン温泉も沢山ありました
朝ご飯も美味しかったです。



10時のチェックアウトを済ませ、向かったのは『鍋ヶ滝
松嶋菜々子の【おーい、お
茶】のCMで使われてから、一挙に来客が増えたらしい
 




個人的には、地質の方から見たかった滝だ
遊歩道を降りていくと、滝の音が次第に近くなる~
あった、あった



確かに、奥が浸食され、窪んでいる





ストロボを焚かないようにして、シャッタースピードを落として撮影すると~
白いカァーテンの様に写った



マイナスイオンが充満している様な、清々しさだった



ちなみに動画は、誰かさんがアップしたモノを見つけました
http://www.youtube.com/watch?v=PjfgwC1iGts

家路を目指しての、ドライブ再開
途中、北面外輪山の『大観望』で休憩





天気に恵まれて最高の2日間でした

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球磨川ラフティングをやってきました!

2014年09月16日 23時10分11秒 | Weblog

2014年 9月12日 

妻の『生きているうちに、球磨川のラフティングやっておこう!』と言うことで、休みを取って人吉市、アゲインさんに予約を入れ、行ってきました
この日は晴天です。

ラフティングには半日コースや1日コースがありますが、半日コースを選択。
この日は、他の団体や家族が1船団です

発船場までのバス移動中でも、さっきまで知らない同士が、はしゃぎよう


 


萎んだゴムボート3つに空気を入れて、河原までみんなで運搬



一刻も早く、ボートに乗りたいところ



先ずはインストラクターから、注意事項の説明



ボートに乗れるかと思いきや、先ずは水に慣れること~
①流される時には、足を川下にしてラッコ浮かび
②もしボートから落ちたら、流れの緩い川岸に泳ぎ着いて待っておくこと。
③オールのTグリップに、親指をかけて持つこと。人には向けない事。



いよいよ出発です



3つのボートに分乗して、出発



若い娘さん達のボートは、いつも賑やか



小股の淵とかの、いくつかの急流をスリル満点で下る
残念ながら、写真はありません




たぶん、安全と思われるところで、全員ボートから投げ出される
そこで、ボートへの上がり方とかを体験する




球磨村役場近くまで流れてきました



川中に大きな岩(虎岩)があり、そこで下船~岩の上に登ったら、処刑を待つ気分で、自分の番が近づいてくる
そして、ついに約6mの高さから飛び込み






悲鳴と共に、女子も全員飛び込みました



これは、『タイタニック』というイベント
背中に紐を通して、ギリギリまで前に倒れていく~ドボン



結局、みんな何らかの仕掛けで、水には飛び込みました
そのたびに、球磨川の水を飲むハメに




動画がアップできないのが残念ですが、ボートがひっくり返ったり、ボートから投げ出されたりと、いろんな事がありました
9月上旬でしたが、最後の頃には体も冷えてきました
ウェットスーツは、必ず着用することをお勧めします



3時間あまりの楽しいラフティングは無事に終わりました
ボートを川から引き上げて、頭に乗せて、上の道路まで運び上げます



女子は、オール(櫂)を運びます



今回、一緒にラフティングした仲間です



  みんな初めての体験で、ともかく楽しかったです
球磨川の水もたくさん飲んでしまいましたが、キャーキャー、ヲオーヲオー言って川と戯れました
3艘の仲間のみなさん  アゲインさん、ありがとう

http://www.raft-again.jp/ 

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