2011年11月12日
いよいよ炭焼き体験もファイナルとなった
今回は予定を変更して午前9時集合
溝口さんは青竹でまたもや湯飲みを作って待っていた。
ガスバーナーで模様まで入れる凝りよう
先ずはお茶しながら、樅木先生からの今回の日程説明
予定の参加者が2人来ていない
一人は午後1時との勘違い~そして一人は行くへ不明
『今回は炭出し、窯入れ、火入れ~までやります。明日の午後には火が回るまでになるでしょう。バーベキューの間も火を絶やしませんから~』
ということで、さっそく焚き口を崩していく。
高温で焼けた赤土はレンガの様に赤く固まっている。
いっぱいだった燃焼室のオキもすっかり灰になっていた
次の壁。
ここから奥の炭窯に大量の炎がこの窓を通って、中の材を焼いていった
炭が見えてきた
すっかり炭になっている
手前の柔らかい雑木はあんなにデカかったのに、ほとんど灰になるほど燃え尽きている。手前は高温の炎のために、たとえ堅い樫の木でさえ灰になるという。だから、雑木を手前に置く工夫
窯に入って、肥料袋に炭を次々に入れて運び出す
乾いた灰が舞い上がり、ケホケホの作業
隣の炭小屋にひとまず積んで行く
ここの炭窯では一回で、約300kgくらい
入れる材は3000kgだから10分の1くらいになってしまう
炭は20cmくらいにノコで切って袋詰めで出荷される。
さて、窯はすっかり空いたので、さっそく次の材を入れなければならない。
溝口さんは燃焼用の薪を準備する。
だいたい炭み材と同じ量の薪が必要となる~『これで本当にゼロ・エミッション』と思いたくなる。
それだけの、エネルギーを使って出来ている炭と知っただけでも良かった
~字を見たら、ひと山灰にするとも書いているからそうかもしれない
流れ作業で材を入れて~
1本が20kgくらいになる重たい雑木を運び込み~
また、窯を満杯にした
あっと言う間に、お昼の時間。
『今日は、熊の肉バイ』~『五木村に熊が獲れるんですか』
『んにゃ、北海道の親戚から送って来たモノたい』
それを炭火で炙って塩コショウして~
出来上がり~こんなの滅多に口に出来るものではない。
味は堅くもなく、臭みも無く熊と言われなければ分からない
と、良い匂いがしてきた所に、初参加の寺尾さんがバイクで登場。
『美味しいトコ取り』とけなされながらも、すぐに仲間入り
お昼のメニューは、うどんと熊の焼き肉という、凄い組み合わせ~でも、美味しかった
やはり、飲む時、食う時には賑やかになる
午後からは火入れの準備作業。
奥の壁を築いて~
焚き口の壁づくり~実はこの一番下、一番下の中央のテクニックに注目
ここはたまったオキを掻きだす穴となる場所だが、こんなに長いレンガは無いから、両側から橋梁(キョウリョウ)の様に中央で合わせてある
そのままでは落ちてしまうから、レンガの橋げたで支えてあるが、竹を挟むところがミソ
中の燃焼室で薪を燃やし、オキが出来る頃には赤土も固まり、この敷き竹も燃え尽きて、レンガの橋げたはすんなり引き抜くことが出来る。これがレンガ同士だと、噛み合わせの抵抗が大きくて、無理して引き抜けば壁ごと壊すことになるという。
なかなかのアイデアだ
さて、一方では壁全体を覆う、追加の赤土を準備している
一番外部の壁は空気を完全に遮断しなければならないために隙間なく赤土でカバーする。そのためにはある程度力を入れて、赤土ダンゴを投げ穴を埋めていく
いよいよ、着火~14時53分の事
『これから24時間燃やし続けんといかん』
この一方では、今回のメインである、バーベキューの準備をしていた。
それは、後篇で
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