2018年5月26日
昨年の暮れの大掃除の時に、ガチャガチャ動かしていたら、倒れてしまい割ってしまった姿見の鏡
こんな時、さんざん叱られた末に、普通は捨ててしまうでしょうね
3分割してしまった割れ鏡を、しばらく見ていたら、『これ、もしかして、うまく割れたのかも大小の長方形の鏡が作れる』
と考えて、年内の埋め立てゴミ出しも終わっていたこともあり、部屋にとっていました。
『コレ、とっとっと』
それから、『どこかに、ガラス切り持っていたハズ』と探すも、見つからず、とうとう半年も放置してしまいました。
が、ついに探すのを観念して、ガラスカッター:2,180円をコメリで購入し、いよいよ取り掛かりました。
金尺を当て、真っ直ぐ90度を取り、1回勝負のキズを『シャーッ』と、罫書きました。
(ガラス切りは、二度切り出来ません)
ガラス切りの尻の、丸くなっている金づち(写真の金の玉部分)で、コンコン叩いて、見えないヒビを入れて、折ると『パキンッ』と綺麗に割れました。
もう一枚も同じように、『シャーッ』
『パキンッ』と綺麗に割れました。
綺麗に割れても、断面は指が切れるような、鋭利な様相です。
ダイヤモンド粉末の円盤砥石で、表面を丸めました。
もう一枚も研磨
小さなガラスの粉末が舞い上がります。
大小2枚の鏡が取れました。
鏡の縁取りですが、大きい方は、元々の枠が使えそうです。
45度で交わる角を切り出します。
縁取りは切り出せましたが、材質がコルク粒を圧縮したようなもので、連結が出来ません。
4辺・4コーナーの連結のために、裏板を当てることにしました。
こんな感じで、ネジ止めしたら、4辺・4コーナーが連結出来ました。
4コーナーには、木工ボンドを塗り込んで、1つ目が完成です。
次は、小さな鏡です。
もう、ピンクの枠はありません。
住宅のリニューアルでとっていた、廻縁(まわりぶち=天井や床板のコーナーを張りめぐらし、目隠しする枠木)
ちょうど鏡の厚さの溝凹、窪みに目を付けました。(コレ、凹使える)
ただし、廻縁は薄いので、さっきの裏板は出来ません。
今度は、裏板側面に、廻縁を側面から固定することとしました。
厚さ20mmの板を切り出します。
4辺をコーススレッド(ネジ釘)で、1辺2カ所をネジ止めすることとしました。
ところが、この時、非常に痛い思いをしてしまいました。
左手の親指と人差し指で、コーススレッドを持ち、右手にインパクトドライバーを持ち、ネジの頭の + に当て、スイッチを入れたとたん、回転とともにドライバーの先端が、 + からズレ落ち、左手の親指にネジ込んでしまいました。
『痛~い!イタタタ!』
1cm位の傷口から見る見るうちに、血が湧き出てきました。
応急のバンドエイドをするも、すぐに血で緩んでくるので、ビニルテープで更に巻いて、作業を続けました。
こうして、なんとか2つ目も完成しました。
後日、木目のテープで周囲を巻く予定です。
どちらも、姿見には小さいのですが・・・ものは考えようで、2倍の利用が出来るようになりました。
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