Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

隙間利用収納引き出し作成

2024年05月06日 13時17分17秒 | 日曜大工

2024年4月末

新しいカーポートと倉庫が出来たは良いが、半分は家族共用収納スペースということになり、それまでの収納庫の容量よりも小さい。



入りきれない大工道具のいろいろは、とりあえず大きなボックスに入れていました。
これでは必要なモノが、なかなか取り出せません。



この問題を解決しようと、2024年GW前から考えていたのです。
それは、倉庫下のこの空間。



幅70cmと40cmの引き出しが2つ取れます。
エクセルで図面を描きました。
ただ、手前に少し傾斜の犬走に水平に倉庫を設置してあるので、奥は高さが低くなります。
奥行きが70cmもあれば、それでも十分収納できます。



ハンズマンからコンパネ板を2枚買って、実家で作ることにしました。
エクセルで図面を描きました。



図面があるから、現物(倉庫下)が無くても、安心して刻みました。



四角の切り出しに比べて、台形は少し気を遣います。



各部品の切り出しが終わり、組み立てです。
厚さ12mmのコンパネ合板のために、予めドリルで穿孔して、割れを防ぎました。



6mmの位置に、細身のコーススレッドで結合です。



次々と枠板を結合して、3つの引き出しが出来ました。



さて、倉庫の床下はコンクリートのために、たくさんの刃物や道具を入れると、摩擦のために引き出すには重たいと考えました。
そこで、奥だけにキャスターを付ける事を考えて、その厚みを見越していました。



3つの引き出しの奥に、左右2個のキャスター(前後一方向固定)を取り付けました。





お昼前に引き出しの完成です。



工作しながら、安いコンパネとあって、表皮のメクレ(浮き)がアチコチにある事に気づきました。
そこで、木工ボンドを全面にタオルで塗布コーティングすることにしました。



次は引手(取っ手)づくりです。
市販品(300円程度)もありますが、薪の中から椿を引き出し、これで作ることにしました。



バイス(万力)に挟んで、カンナをかけて平面を出しました。



3つの引手(取っ手)の準備完了。



乾燥した椿はとても固いので、ドリルで呼び穴を空けました。



重い引き出しでも壊れない、しっかりした引手(取っ手)が付きました。



完成です。



完成品を家に運び込みました。
妻の車が無い!
『しめしめ、びっくりさせるぞ~。』
ピッタリの収納でした。さて、すぐに取り出せるよう分類して収納するか~。

丁度そこに妻が帰宅しました。



引き出しを見るやいなや、開口一番妻!
『なんそれ~!見苦しか!駄目よそんな事してまた物を増やすことになる!』

この反応に、びっくり!

『これで綺麗に整理できるたい。せっかく作ったのに、何が見苦しいか~。』

妻!
『私に事前に相談もなく、勝手にそぎゃんと作るからたい!ここには置かせないから、実家に持っていってよ!』

 

『なんでお前に、事前の許可が必要か!何様か!』

妻!
『ともかく絶対そんなの置かせんからね!』


近所に聞こえる様な双方大きな声で罵倒しあい。
そんな、想定外な結末になり、とうとう使えずじまい。
その次の日くらいまでは口も利かず悶々としていました。

残りのGW後半で、実家に持っていくことにし、活用を考えることにしました~。


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