2016年5月18日
4月から、農業大学校研修部では、社会人の新規就農研修生として57名が入学し、それまでの45名程度から、大幅に増員した
しかも、プロ経営者コース(11名:毎日)と実践農業コース(46名:月・水・金曜日)の受講とあって、週3日は、ほ場までの移動に、30台の自転車 が全て使われてしまう事態となった。
ところが、この自転車置き場は、旧男子寮の通路を利用しており、屋根を支える鉄柱が通っており、自転車の出し入れには、柱の外の、わずか40cmのコンクリート通路を通るか、段落ちの地面を通るしかなく、窮屈で不便な出し入れを強いられていた
『研修生も増えたし、どぎゃんかせんといかん!』
の思いで、必要な材料を見積もった
段差を無くすための敷きブロックは、厚さ19cmを20個・15cmを20個
撥水・防水効果のあるカラーコンパネ(90cm*180cm*12mm)を15枚
コンパネの変形防止と、敷きブロックからのズレ防止の垂木(45mm角*200cm)を45本
ホームセンターハンズマンから配達してもらい午後4時から作業開始
先ず始めた事は、旧男子寮の犬走りに敷いてある小砂利集め
これをブロックを置く予定箇所に、ざっと敷き込んだ。
コンパネの端切れで作った、4辺のレベル定規に水準器を使って、通路のコンクリート面と出来るだけ水平になるまで、小砂利を調整~これが一番やっかいで、腰の痛かった作業
まっ、こんな精度でも差し支えないだろう~と、作業を急ぐ
4時半頃、実習を終えた、大工仕事に腕のある Iさんが手伝を申し出た
断るハズがない~それから格段に作業が進んだ
こんな感じで、均等・水平に土台を準備した
試しに、板を並べて踏んでは、レベルを確認
さて、ブロックに板を載せておくだけでは、少しずつズレが始まるに違いない~
ブロックを垂木で挟むと、ズレは抑えられるに違いない
~と、ブロックの厚さに垂木で平行に挟み固定する事にした
板の端面に垂木をネジ釘(コーススレッド)で止めるのは、見えているから簡単。
でも、表面から裏面の垂木は見えない~垂木厚さ4.5cm+ブロック(2種)厚さ15cm・19cm=19.5cm・23.5cmの位置にねじ込めば良いとは分かるが、180cmの板に線引きも大変
そこで考えた
ブロック厚より5mm程長い垂木辺を3本当て、その上に垂木を載せる。
※きっちりブロック厚だと、たぶんハメルのに苦労するから、5mmのアソビ
次に表面に移り、同じ長さの垂木辺を敷いて、その上にブロック厚さの垂木を立て、その上約2cmにねじ込めば、線も引かなく、向こうを見なくても綺麗に垂木の真ん中に通す事が出来る
Iさんと、息を合わせて次々に作っていった
出来た分だけ、次々にはめてみる~ピッタシ
通路の先はヘデラの生い茂る部分~4年がかりで増やしてきたヘデラなので、数日前から避難~別の場所に移植して空けていた
通路の先端(写真手前)を終わる頃は、暗くて7時半を過ぎて見えにくくなっていた
『 Iさん、お疲れさまでした』
後片づけをして、Iさんは宇土市まで帰っていった
彼の協力があったので、総延長20mを、その日の内に、3時間半くらいでほぼ完成させる事が出来た
翌朝、貼り紙をした。
『落ち着いたらレベルをとります(水平を取り直す)』
『板が濡れている時には滑りに注意』
8時前、第一号の渡り初めは、プロ経営者コースの(K先生)でした
余裕で渡れます乗って移動も出来ます
さ~て、研修生たちは喜んでくれるでしょうか
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