2012年7月22日
その会社は、農業漁業の厳しい労働を軽減したいという思いから、山岡孫吉により、1912年・明治45年 山岡発動機工作所として創業開始。
ガス発動機と吸引式ガス発動機を販売~大正10に年に商標を『ヤンマー』とし、横型石油発動機を完成したという。
ちなみにヤン坊マー坊天気予報は、僕と同じく昭和34年の提供開始。
創業からちょうど、100年目に当たる今年、グランメッセにて最新式の農機展示会があった
機械好きなので、とりあえず行ってみようか~で足止めされたのは、玄関前広場の『クラシックエンジン実演中!』のテントだった
オヤジたちがデフコン始動の『シュッポン・シュッポン、シュッ・ポン・ポン・ポン~』の音に引き寄せられて、大勢集まっていた
アチコチで『懐かしか~。太かな~。』の声が聞こえる
これが、まさに『大人のオモチャや』というか、じいちゃんが多い。
『じいちゃんのオモチャや』
それもそのはず、展示の発動機はどれも昭和初期~じいちゃんが青年時代に活躍したものばかり。
水冷式のタンク口には卵がのせられ、ゆで卵中
でも、なんか油臭そう
子どもの頃は、面白がってその辺の葉っぱを茹でていたものだ
型式までは調査しなかったが、今回はどれもヤンマーに限った展示品だった。
『当たり前ヤンマ』
コレコレ中にクランクシャフトがあるカバーを開けると、シャフトの水平運動が、回転運動に替えられているクランクの様子がリアルに分かる
デカイ
吸気・排気の弁の動きを見ているのも飽きない~
その昔、小学生の頃、我が家の発動機に魅せられて機械に興味を持ったのも、この理解しやすい動きの仕組みだった
馬力と言っても、どれも5~16馬力くらい
その時の回転数が1分間に600回転で5馬力程度
だいたいの排気量は1000cc程度だった。
今のガソリンエンジンと比べると、15分の1位かな
さて、グランメッセの中に入ると、たくさんの最新式農機類が展示販売されていたが、そこにもやっぱり創業に至った発動機の紹介があった
右の広告の様に、当時は河川から水田の水稲に水をくみ上げる揚水機(ヨウスイキ)としての利用が多かったようです
確かに、子どもの頃は干ばつになると、川のアチコチでバーチカルポンプを動かしているハッドキが見られ、下校途中見て帰っていました
また、稲刈り前には小学校のグラウンドに『籾すり機』が並べられて、単位で共同購入してある籾すり機が何十台も並べられ、性能検査が行われていました。
子どもたちは『うちの父ちゃんが来ている』とか言って、はしゃいでいました。その頃も、こんな発動機が活躍していました。
昭和40年代の頃です。
機械遺産ってあるのを知ってビックリ
そもそもディーゼルエンジンは、1892年、ドイツのルドルフ・ディーゼルさんにより発明されたもので、ピストンシリンダーが縦型のデカイもの。
それが海を渡ってわずか30年後の1921年には、小型の『横型石油発動機』が山岡発動機工作所(同年:ヤンマー)により発表された
そんな開発者の感動の秘話が映像で流されていました
や~、暑いときに、開発者たちの熱い情熱を感じました
~素晴らしき開発者たち~
いや~見応えありました
これは、大人のオモチャ第1弾 の紹介
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/fdf2ad39d9811421fca9e634e4e5beb1
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