2011年5月20日 熊本県五木村溝の口にて
五木村では、4月から営農支援員(男女2人)なるものを緊急雇用の事業で設置した
役割=高齢化する村民は自分の菜園の管理さえも耕せないようになりつつあるのが実態。そこで一番重労働である、耕起(コウキ)や畝立て作業を営農支援員がお手伝いし、生産活動を継続してもらい、出来たものは道の駅に出荷してもらおうという取り組み。
高齢化は、もうこの段階まで来ているのだ
そこで必要な物は、農業機械~実はmixiマイミクのベンジャミンさんに、豚足みたいなお骨を折っていただき、お世話になり導入したモノ
こちらの家庭菜園ではともかく大型のトラクターなど入らないので、当初から管理機の導入だった
進入路も狭いので、幅60cmくらいのタイヤ幅とか、小型であっても馬力は必要で、オモチャじゃダメとか、畝立て、マルチ張り、播種機も必要~予算はこれしかない
とかの雰囲気交渉で、注文の多いお客さんとなった
この日は、水没地にただ一件だけ暮らしている尾方茂さんの隣の畑~木野さんの住居跡の畑を使ってのデモンストレーション兼、営農支援員の機械操作技術習得を行った。
日に焼けたヤン坊かマー坊の指導で、マルチ張りや耕起作業は順調に進んだ~アタッチメントの交換には、それなりのテクニックは要るが、やはり慣れるしかない
日本のメーカーの管理機はコンパクトに良く考えられて作られていると思う。
『マルチの張り始めは~こうして引っ張り出し、土で押さえて~』
『マルチ位置が決まったら、押さえのスポンジタイヤを乗せて~土寄せのディスクの角度を調整して~』ヤン坊の説明はなかなか上手
マルチを張る時には管理機はバックで進行~なかなか真っすぐに畝立てとマルチ張りを行うのは難しい作業。
初めてにしては上出来
さて、基本的なロータリーへのアタッチメントの付け替え~難しい事はないが、ピンがうまく刺さるにはちょっとした角度のテクニックが必要
管理機の馬力は6.5馬力~狭い家庭菜園が対象ならこれ位が使いやすい大きさ~コンパクト設計に
女性営農支援員もマスターして貰わねばならない~作業依頼のが入ったら、サンダーバード出動
営農支援員の頑張りで、村の生産力を復興してもらいたいものだ。
アッ、ベンジャミンさん~という訳でお世話になりました
みんなからリクエストがありました。アタッチメントの取り外しに使うレンチセットをおまけで付けてくれませんか
よろしくお願いします
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2011年5月5日
今年のゴールデンウィークは、口蹄疫防除の出勤も無く平穏無事に休めた。29日から6日までの8連ちゃん休だった
いろいろのんびり楽しめた。ところが、明日はいよいよ赴任先へ帰らなければならないという5日の朝になって、『トイレの床に水が溜まる~ペットのオシッコと思ったけど、水みたい。ウォシュレットから漏れているようで、便座の縁が湿っている~どうにかして』という妻の言葉
『どうにかしてって、なんで今頃、もう少し早くから言ってくれてたらいいのに、出来んだったら知らんよ』とブツブツ言って、とりあえず便座をはずしてみた。
カバーをハズして、水の漏れる可能性のある箇所を点検
タンクも大丈夫
2つあるコックみたいなものも原因ではないみたい
普段は掃除出来ないノズルの奥がこんなになっているとは初めて分かったこの部分にオシッコがかかるはずは無くこれは尿石ではない。水道水のカルキなどの固形分~滅多にお目にかかれない部分なので綺麗に掃除した。
さてならば何処が原因なのか
ウォシュレットと言えば、使用前後に内部に溜まった冷たい水の廃水がされることを思い出したこの機種の場合~
それはこの白く四角いノズル部分から吐出し~
約1cm幅のウォータースライーダーみたいな溝を流れ下り~
指先のビデ・ノズル横の四角い窓から便器のなかに排出される仕組み~そのウォータースライーダーみたいな溝にも割れは無い
この日はとうとう分からず、ギブアップ元どうりに戻した
翌日6日
昨日からずっと原因を考えていた~見つからない原因ではなく、見つけられない原因だ
そして、原因が分かった『昨日の分解時と使用時の違いは・・・・・水圧だ~ダ~ダ~』
もう時間が無い~朝からまた分解し、今度は、駐車場に持ち出し~水道ホースをつなぎ水圧をかけて見ることにした。
しかし、水道ホースの径とウォシュレット給水ホースは合うはずが無い
『発想は良かったが、実現は難しい事もある~でもどうにか水圧を懸けて実験しないと~昨日の黙阿弥~』
これから先のパイプ結合は、余りに一生懸命になり撮影を忘れてしまったともかく大小パイプを組み合わせて、水道水をタンクに送れた
もうひとつのセンサー騙しは、ビニルテープを貼る事によって、人が便座に座っているように機械を騙した
今まで透明人間の悩みはウォシュレットが使えない事だったが~
上の写真=便座右側の人感知センサー
下の写真=便座左側の人感知センサー
これらを塞げば、透明人間でもトイレが出来るのだ(笑)
さて、いよいよ水道の蛇口を開け、ウォシュレットの”おしりボタン”を押した
上り坂、下り坂~まさかの坂が、目の前に現れた
なんと、タンク自体にヒビが入っているじゃないか~継ぎ目ではなく、鋭利な角度で剥がれ落ちるような薄い割れ目~あり得ない~衝撃が当たる部分じゃないじゃ、凍結で張割ったのか
ともかく水漏れ箇所が判明したので、後は修理が出来る
ヒビの目地止めに使ったのは、超強力・耐水のボンド
さっきまで水圧をかけていたため、割れ目の水分を完全に飛ばそうと、ドライヤーで乾かした。
そして疑わしい所には、ボンドを塗りまくった
これで、疑わしいところはもう無い
人事を尽くして、天命を待つ~
元どうりに組み立てて、設置。
ここだけの話だが~接着剤に書いてある時間は、僕は信じない主義
瞬間であろうと、超速、超硬と書いてあろうと、24時間位はじっくり固めることが大事主義
こんな張り紙を後にして、24時間使用厳禁を周知
解説:小便器は別にあるため、対象は大のみ
果たして~翌日7日昼過ぎに妻から電話があった~『水を通して使って見たけど、水漏れないみたい~ありがとう』
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