Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

ツールカートの作成 前編

2023年03月07日 23時01分30秒 | 日曜大工

2023年2月~3月

自慢じゃないけど、ホームセンターには丸一日でも居られます。
2月のある日、ホームセンター・ハンズマンをウロウロしていたら、【ツールカート】が目に入りました。
ツールカートとは、様々な工具をわかりやすく、取り出しやすく整理整頓をする工具棚っていう感じです。

『これが、約4,000円か~。もう少し大きいがいいなあ。持っている材料を使えばそれ以下の予算で作れそう。オーバーしても、もっと容量・面積が広い方が使いやすい。』




それから、暇を見てエクセルで図面を描きました。
図面は在ってもなくても作れるのですが、あればイメージでも具体的なシミュレーションが出来ます。
行き当たりばったりで失敗し、釘やネジを抜いたり、ミスを犯して材料ダメにして変更するよりも綺麗に出来ます。




その足で、今度は建材コーナーに向かいました。
コンパネの物色です。

ちょうどロシアのウクライナ侵攻から1年目の頃で、建材も3割ほど値上がりしていました。



ツールカートの4本の柱は、熊本地震被災の改装で外した、階段の手すりが最適です。
何かのためにと保管していて良かった。
ただし、加工には厄介な丸柱となります。




作業台は、広くて便利な軽トラックの荷台です。
これから、80cm2本、90cm2本を切り出しました。




この板は、子どもたちが使っていた不要の2段ベッドをバラシた材料です。



図面の下のキャスターを取り付ける底板の、幅の広い板(下板)です。
ドリルスタンドに、電気ドリルを固定し、柱の直径48mmに合わせて、フリーホールソーを47mm位(23.5mm)に調整。
12mmの深さで彫り下げました。



4つの柱穴を彫り下げました。



ノミを使って、くり抜きます。



ややキツメの径にしていましたので、カーボン紙を挟んで柱のキツイ所(黒く着色)を削り調整しました。



柱はキッチリマッチして刺さり、自立しています。



柱と柱穴のジャストフィットの組み合わせのため、A・B・C・Dを書いておきます。



下板と柱を大きな木ねじで固定しました。



4本の柱が立ちましたが、左右を連結させねばなりません。




木材の継ぎ方・連結にはいろいろありますが、嵌ったら抜けない【蟻形相欠き継ぎ】
で、左右を連結することにしました。
その為に、下板に突っ込む台形(オス)を左右端に罫書(ケガキ)しました。




蟻形のオスを切り出すのは簡単です。



蟻形のメスは、オスを象って罫書するのが一番確実です。



蟻形の台形は、直角と、斜めに2回鋸を入れます。
正目の板であれば、コンコンと叩いたり、ノミを入れると綺麗に台形が出来ます。




表面に凸凹があれば削って平面にしますが、ナイフの曲面の刃先が綺麗に削れます。



オス・メス嵌めるのは、ユルユルよりも、ややキツメで蟻形を作ります。
カーボン紙で墨付けしての調整でジャストフィットを目指します。




キッチリとオスメス組合い、台座部分が出来ました。




柱を戻しました。



中古品ですが、前に自在キャスター、後ろに一方向のキャスターを付けました。
50mm径・1個の耐荷重50kg×4個=200kg の道具を載せても大丈夫です。



この続きの工作は、また時間を見つけてとなります。
晴耕雨工・・・・早く完成させた~い。


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#梅ちぎり

 

 



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