2013年10月~
熊本県農業大学校で作る穀物や雑穀類は、粉砕し製粉を行い各種の加工品を作っています
ところがこの製粉には細粉砕された粉が舞い上がり、劣悪な環境での作業でした
そこで、粉砕機械部分を仕切る防塵カーテンを作ることにしました
もちろん、業者に頼むわけでもなく
材料のみを買い求めて、手作ることにしました
イメージは、病院とかの仕切りカーテン~天井に固定されたレールからシルクみたいな布地カーテンが下がるイメージです
しかし、ホームセンターにあるのは、家庭用のカーテンのみ
天井から床までの高さは3.04m~こんな市販のカーテンはありません
園芸用のビニルを使うことにしました
計測して、必要な資材をさっそく買い出し~
カーテン生地となるビニルは、『ウェーブロック』という白いナイロン糸入りの0.1mm
1m750円で9m=6750円ナリ これが一番高かった
カーテンフックを取り付けるプリーツテープ 3mの2個
透明のモノカラーミシン糸
カーテンフックやマグネット、ストッパー、レールジョイント
ビニルには、カーテンフックを取り付けるプリーツテープを縫いつけて作る計画
家に持ち帰り、さっそくミシンの準備
男なのに、ミシンは、よく使う便利なアイテムです
休日を待ちきれず、金曜日の夜にトライ
しかし、ビニルとミシン面がピッタリ張り付いて、運針が出来ません~
ミシン胴体に張り付く状態で、同じところを何度も縫って、ボビンには糸が絡む事態が発生
一時はミシン縫いを諦めて手縫いをしましたが、なかなか進みません。
折り返し縫いで総延長16m超を考えると、ぼーっとなりました
~そこで、知恵を出しました
ビニルと相性の悪い、ツルツルの関係のもので、ミシン面を覆えばいい~
きっと滑るハズ
身近なガムテープ、それも布地ではなく、クラフト地の安いガムテープが滑りました
一番引っかかりやすい角をカバーしてしまいます
滑りましたスムーズに運針出来ています
プリーツにフックを通して、カーテンらしくなりました
ビニルカーテンの出来上がり
さて、現場ではレールの取り付けです
ここでも問題が発生
天井板の継ぎ目裏には、天井の固定用タルキが入っているが、なんと金属性
1本目のネジ釘が通っていかないことでわかった
仕方なく、いったんドリルで穴を開ける事にした
ハシゴの上で、天井を仰ぎ見ながらの作業はキツイ
もう一つの問題 く の字に曲がった先のレールには、固定するタルキが入っていない
とりあえず、石膏ボード天井に、スカスカ状態のネジ留め
見た目は完成しているが、左手のカーテンレールは、ブカブカ状態で、透き間さえ空いている
ネジが効かないなら、接着剤で固定するしかない
そのためには、乾く間押さえておかなければならない
近くの山に入って、3mを越える長さの竹を切ってきた
レールと天井の隙間に、木工ボンドを流し込んだ
そして、竹を弓なりにしてレールを下から支えて固定した
後は、乾くのを待つしかない
他の人が外さないように、メモ書きを残した
数日後、接着を確認して、完成
3mの防塵カーテンが完成しました
材料代は、8000円近く~人件費はアンペイドワーク
まあ~特技が活かせるならそれでイイです
これを、クリックして、投票して下さい。~お願い