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嗚呼、またしても腕時計を精進してしまた。今回はカシオのデジタル。1988年頃に販売されていたTWIN-GRAPH(ツイングラフ)の復刻版。当時物は金属ケースに収まりなかなかに派手な液晶グラフィックスがグルグルと表示されるものだった。今回購入した復刻版は似て非なるもの。本体は薄い樹脂ケースで液晶表示も秒表示の円形ディスプレイはLCDセグメントが簡略化されている。オリジナルは1秒毎に60本の針表示だったものが、6秒まとめの10本となった。ストップウォッチモードでもオリジナルはアナログ時計表示部に美しいアニメーションが走る。復刻版はどのモードでもアナログ表示に変化なし。
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複雑系デジタル時計がそうであるように70年代後半から80年代にかけての商業デザインはどれも素敵だ。東通工のビデオデッキ、SL-J7や早川電機のマイコン、MZ-2000などのデザインは今見てもウットリする。海外のインダストリアルデザイナーでは最も敬愛するシド・ミード氏、2000年頃に筐体デザインの依頼でシド・ミード事務所とメールのやりとりをさせていただいたのは貴重な思い出。
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