昨日は寒い寒い一日で、さらに雪になりました
ひめちゃんたちの朝のお散歩時に降り出し、時たま休止しながら夕方まで降りました
おまけに、夕方は風が激しすぎて飛ばされそうになりました
さすがのひめちゃんも、やむなく途中で引き返します
夜少し落ち着いた頃、そこらまでのちい散歩で済ませました
元記事の頃(2019年9月)、元気にお散歩する獅子丸とひめちゃんです。
小次郎パパも、まだハツラツとしています。
榧(カヤ)の木を訪ねた記事が何編かあります。
あちこちのカテゴリーに散らばっていますけど、「榧の木の物語」としてまとめておきたいと思います。
しばし、お付き合いくださいませ
(2019年9月)塙保己一公園の隣のお寺を訪ねます。
大きな木があります
手前の建物は、三日月不動堂です。
由緒が彫られてますけど、よく見えません
塙保己一記念館で購入してきた本庄市郷土叢書第4集『本庄の人物誌①盲目の国学者塙保己一』によると、
保己一は子供の頃、母きよと一緒に地元(保木野)にあるお寺(龍清寺)の三日月不動(不動堂)に毎日のようにお参りしたという。(中略)この三日月不動は、三日月はやがて満ちるので、足りないものを補ってくれると信じられ、地元の人たちに信仰されていた。
大木が気になります
大きいです
今日は邪魔なおじさんが映っていないですけど、とても大きいのはわかります。
「本庄市指定天然記念物榧(かや)の木」とあります。
トトロが出てきそうな雰囲気です
下に由緒書きがあります。
開山は約600年前です。
300年前に、上野国新田郡笠懸在の不動寺から、修行僧・袋算がやって来たのです。
彼は修行の旅に出るときに、師匠から榧の実を持たされたのです。
彼は此の地を修行の地と定め、榧の実を撒きました。
榧はみるみる大木になり大量の実を付け、その実は灯油や薬種となり村人を潤しました。
中興の僧・袋算は、上野国新田郡笠懸から来たのですか
もしかしたら、さっき不動堂の脇にいたあの方?
現在、笠懸に不動寺は見当たらないようです
本堂を訪ねます。
「御朱印をお願いします」
「六番ですか、二十七番ですか?」
「両方お願いします」
本堂の縁にしばらく腰掛けて待ちます。
「お時間ありますか?」
「はい。」
「お経をあげますから、ご一緒に」
ご本尊の前に御朱印帳をおいて、般若心経がはじまります。
たどたどしくも、ご一緒に唱えました
それから、御朱印帳を受け取りました。
ありがとうございます
雉岡山浄眼寺の御朱印もいただけました
榧の実が、上野国新田郡笠懸からやって来たと言うことで、とても印象に残る榧の木です。
ひめちゃんちのおかあさんは、上野国新田郡生まれなので。
昨年、再訪して、この榧の木の実をいただいてきました。
飛龍の榧(かや)・東方山龍清寺2023
初出 2019.09.21 カテゴリー埼玉県 飛龍の榧(かや)・東方山龍清寺
改稿 2024.01.17
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