黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

榧の木の物語総集編7(西福寺の大カヤと白狐稲荷神社)

2024-02-18 20:46:52 | 榧の木の物語・総集編

今日は、ひめちゃんのお誕生日です

12才になりました

今日は晴れて春めいた暖かい1日でした

2年前、10才のお誕生日は大雪のお誕生日でした

 

 

          

 

雪にもめげず、タバサねーちゃんと、元気いっぱいにお散歩してきました

 

 

 

昨日(2021.06.17)、行仙上人弟子の記憶・田部井の薬師如来堂が、深くかかわってきたという西福寺(伊勢崎市田部井町)を訪ねました

でも、駐車場がありません

境内には駐車禁止のバリケード

 

あたりを見回して、山門脇の神社隣に少しだけスペースがあります

まあ、路上駐車のうちですから、急いで参拝です。

真っ赤な鳥居をくぐって、まず神社に参拝です

正一位白狐稲荷神社です。

 

    

2礼2拍1礼です

 

 

神社のすぐ北は、お寺の墓地になってます。

和尚さん達の墓石も、たくさんあります。

 

大きな榧(かや)の木が見えます

説明板があります。

樹齢400年以上の大榧です

雄木かな、雌木かな?

たしかに比類なき名木です

 

本堂で参拝です。

山号は白狐山ですね。

合掌

 

 

山門を出て振り返ると、大きな大きな榧の木です

 

山門の先には、歴史を刻んだ石造物です

 

ここは浄土宗のお寺です。

宗旨がわかりやすく書かれています。

阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ、「南無阿弥陀仏」とみ名を称えて、人格を高め、社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送り、お浄土に生まれることを願う信仰です。

 

こちら側の言葉も意味が深そうです。

 

          

いい雰囲気の古刹なのですから、御朱印も欲しいところです

 

ちょっとだけですけど、「行仙上人弟子の記憶」延長線上を、散策できました

 

 

稲荷神社に戻る時、さっき目に付かなかった「社殿新築碑」があります。

社伝ニ依レバ明治五年日本国太政官府ヨリ正一位ヲ贈ラレタコノ白狐稲荷神社ハ平安末期 岩松四郎経氏コノ田部井郷ヲ領有スルニ至ツテカラノ発祥ト考ヘラレテイルガ詳カデハナイ 岩松四郎経氏ノ子泰経孫泰寛共ニ崇敬篤ク重邦 泰兼ト継ガレ元屋敷地内観音山デ殿賑ヲ極メタ 又同所ニ西福寺 観音堂 白狐稲荷神社ト並び祭ラレシタメ部民ノ崇敬素祖ノ念一層タカメラレ鎌倉時代吉野時代ト送リ~(後略)~

 

岩松氏の創建によるらしいのですね

新田の岩松氏、こちらの方にも進出していたのですね

 

早川を遡ってくれば、道に迷うことなく新田からやってこれます

上野国山上の行仙上人も、早川があるから、迷うことなく世良田・長楽寺に行けたのです

上野国山上の奥・奥沢から流れ出した早川は、ここ旧佐波郡・東村を流れ、さらに長い長い旅を続けて、世良田を流れて、堀口(旧新田郡尾島町堀口)で利根川に合流します

わが故郷・世良田を流れる早川と、上野国山上の奥から流れ出す早川は、同じ川だったのです

 

 

 

県道291号線から脇に入り、「あずま橋」より少し下の橋で、早川を渡ります。

 

早川を渡って、赤城山の麓・山上に帰ります

 

 

 

初出  2021.06.17  カテゴリー早川物2 西福寺の大カヤと白狐稲荷神社

改稿  2024.02.18

 

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