昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

春暁

2018-04-14 00:12:34 | 俳句

昨晩の夕飯にカレーを食った。
2・3日前もカレーだった気がする。
というか、3日に一度はカレーを食っている。
特にカレーが好きだからというわけではない。
スーパーで買ってきたレトルトのカレーを電気釜で炊いた飯にかけるだけで、手間がかからないから、億劫を理由にカレーを食っているだけである。
ただ、インド人は毎日・毎食カレーである。
貧乏人のオカブが自らの境遇に文句を言う筋合いはない。
しかし、炊事をすることに横着を感じるようになったら、お終いである。
そろそろお迎えが来るのかもしれない。

春暁の宮殿の間に影ふたつ   素閑

鳥去るや春のあけぼの雲低し   素閑

春暁の筧のほかの音は無し   素閑

春暁やふと醒めわれをふりかへり   素閑

泣きくらし春暁に涙乾きけり   素閑

春暁の雨戸よりさす万華鏡   素閑

獄を出て春暁の道O氏行く   素閑

春あけぼのいつの間に降る細き雨   素閑

春暁や妻の嫁ぎし頃思ふ   素閑

春暁の香華まつわる座敷かな   素閑

物売りの我が身憐れむ春暁や   素閑



俳句・短歌ランキング