昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

都をどり

2018-04-22 21:14:03 | 俳句

どうも銀行が人減らしをしているらしい。
銀行員もどんどん辞めているらしい。
それで、どこに再就職するかというと、くいっぱぐれのない親方日の丸の地方公務員が目立つという。
しかし、今の世の中、公務員も、そうそう甘い世界ではない。
そこで、自分で起業ということになるかもしれないが、起業家の条件として欠かせないものがある。
それは、人を殺しても金はとるという覚悟、そして何よりも金が好きという金への執着。
これなくしてメジャーな起業はできない。
昔は、機械が飯よりも好きとか、事業を通して人助け、とかの動機で起業できたが、競争の激しい現代ではそうは通用しない。
いかにキャッシュを稼ぐかだけが勝負である。
潰れなくても、せいぜい生業の範囲でのビジネスしかできないだろう。
世の中は綺麗ごとでは済まない。
その最前線にいるのが起業家ともいえよう。
起業して青息吐息のオカブが言うのだから間違いはない。

東国に都をどりの世に生まれ   素閑

四条過ぎ都をどりに乗り入れぬ   素閑

ゆかしこと都をどりと申すなり   素閑

同業と都をどりを語るなり   素閑

萌え出でて都をどりのけわい花   素閑

京のぼり都をどりと花めきて   素閑

疑獄など都をどりの世のちまた   素閑

血の湧きぬ都をどりの頃の前   素閑

紅炎や都をどりにたたしめて   素閑



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