寒い。
これまでの暑さは、どうしたものだろうか?
昼過ぎには雨まで降り出した。
とにかく天候が不順だ。
この肌寒さで、少し風邪気味だ。
しかし、自分にとっては暑過ぎるよりも快適だ。
勝手なものである。
春曇り艫綱とけり沖に出で 素閑
春陰にとかく小言のやまぬ妻 素閑
春陰の荒れた野道の油彩の画 素閑
春陰や荒磯の波も鎮まらず 素閑
春陰の山里の鐘時告げて 素閑
春陰の山躑躅ことなまめきて 素閑
春曇り草の繁みの生臭き 素閑
春曇り風体知れぬ山のやど 素閑
春陰や厨の煙りも籠りたる 素閑
春陰や煙突三本立てる町 素閑
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