さて…では~以下のような場合を考えてみよう。
30個の同じアメを3人で分ける場合~
等分除~12÷3=10 一人10個。
では、
味の違う四種類のアメ⇒
Aアメ3個、 Bアメ6個 、Cアメ9個、Dアメ12個で
合計30個を3人で文句なく等しく分ける場合を考えてみよう。
この場合~
A アメ3個・Bアメ6、Cアメ9、Dアメ12を、
それぞれを、~3÷3=A1、6÷3=B2、9÷3=C3、12÷3=D4…と3で分ける(等分除)、
その後、
「A・BB・CCC・DDDD」×3セットを作り一人に1セット配る(包含除)~
一人当たり、A1個+B2個+C3個+D4個=10個…となる。
え?エ?e? なんとビックリ!
包含除の初めに、等分除あり!
同質の全体を全体的に等分するなら「等分除」。
異質の総合体の同質部分からの等分「包含除」。
全体を一度に等分する方法が「等分除」、
個々の部分を等分して、セットを作るなら「包含除」。
そのモノの全体を理解してから等分するか?
そのモノ全体を知らずに、知り得る個々の部分から等分するか?
言うなれば、
全体から始める「哲学」と部分から始める「科学」
の関係に酷似しているが…