たかが ごみ、されど ごみ、そのまた「祭」ごみなどなど

2014-10-04 02:25:06 | つれづれ思うまま
人が集うところに「ごみ」はつきもの。
“自分のゴミは自分で持って帰ってね”という言葉は、なかなか空々しい響きがある、、、

お金出して買ったものは食べるでしょ、その食べたあとの廃棄物は、“貴方が買ったんだから家まで持って帰ってね”って言っても、誰も持って帰らないよね
自販機で買ったモノ、その場で飲んで、あとどうする!?

いろんなごみ処理企画のひとつとして“ひろえば街が好きになる運動!”ってのもあるらしいけど、それとは別に“祭主催者”がごみ処理の全責任を受け持つという処理の仕方もあるわけで、、、

たとえば、参考までに
【ゴミ・清掃問題は○○○だんじり祭の重要課題です。
60万人近い見物人などによって生み出される路上のゴミは、地域住民による主体的活動によって清掃されています。
(中略)
まつりの後を歩く。○○○駅前通商店街清掃にはさまざまな業者さん、空き缶回収のおっちゃんなどによる「業務」としてのものもあるでしょう。
しかし、そのほとんどは地域住民、ボランティア団体などの小さなものたちの手による結果です。】

上野天神祭もここ10年ほど、“官民協働作戦”で屋台ごみ収集と一般客のごみ処理大作戦行ってきました、が

今年から新たな課題にぶち当たってます。
“官”の皆さんの応援を仰ぐことは、これすなわち“すべて税金”からの出費になります。
(※祭りのごみ処理というのは、ほとんどが午後9時以降2時間ほどの作業。そこに「土・日曜日」が重なれば、それなりの手当も必要でしょう、延べ人数にしたら何百人単位の出費と思われる

だから、貴重な“血税”を「上野天神祭り」だけに使うわけにはいかない!という行政判断をそれなりに“腑に落とす!”として、、、

過去何年と協働作業で行ってきたごみ処理、いきなりすべてを民間委託!?
ゴミを要所に集める作業は、町の人だってボランティアさんだってできますよ、でもその先の「パッカー車」・「資源ごみ収集車」に来てもらって不特定多数多量ゴミを、ごみ処理施設まで運んでもらう作業など、これも民間委託!? なの??

すべてに、 自分たちで処理してね!ということ。
屋台さん、自分の店から出たごみ、持って帰ってね
そこで買った人! 買ったモノの後の残骸ごみも、あなたの責任で持って帰ってね

これ、すなわち“理想郷!!”

この問題は、“雑踏警備”にも当てはまることで、
どうか観光客の皆様、上野天神祭では雑踏警備が手薄になるかもしれませんから、それを承知で“自分の身は、自分で守る”覚悟で来てくださいね
鬼行列を横切ってはいけません、ダンジリを曳く綱をまたいでもいけません、
にわか写真家さん、巡行の邪魔をしないでください、私たちは神様に供奉しています。

これが“観光立市”の正しいあり方








コメント (11)
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