橿原市公式HPより「藤原宮跡コスモス」の【開花状況】・・・
「♢10月26日♢ 昨日の風雨の影響で、ほんの一部だけ散り始めている箇所がありますが、
全体としては見ごろが続いています。
天候が良ければ、月末までは見ごろが続きそう」とのことです
では、藤原宮跡から歩いても行ける距離なんですが、
車を置いて往復するとなると…と悩んだ末、「香具山観光トイレ」へ。ここも
ここの駐車場に🚙を止め、標高152.4mの山を目指します。
(どちらかというと「丘」のような感覚ですが…)
三山全て(畝傍・耳成・天の香具山)を廻りたい場合、レンタサイクルの利用もありかもしれません。
ワタシはとりあえず、ひと山なので🚙&徒歩で…
丁度13時出発です
この坂を上ります(かなり急坂)、向こうに見える建物は天理教施設。
その横を通ると
秋の風物詩「柿」たわわ
「案内板」など大変豊富で、
「天の香具山」説明デス
≪名勝 大和三山 香具山
奈良盆地の南部に位置する、香具山(152.4m)、畝傍山(199.2m)、
耳成山(139.7m)の三つの小高い山を総称し、大和三山と呼びます。
香具山は桜井市の多武峰(トウノミネ)から北西に延びた尾根が侵食により
切り離され小丘陵として残存したもので、畝傍山と耳成山は盆地から
聳えるいわゆる死火山です。
三つの山は古来、有力氏族の祖神など、この地方に住み着いた神々が
鎮まる地として神聖視され、その山中や麓に天香山神社、畝火山口神社、
耳成山口神社などが祀られてきました。また、皇宮造営の好適地ともされ、
特に藤原京の造営に当たっては、東・西・北の三方にそれぞれ香具山・
畝傍山・耳成山が位置する立地が、宮都を営むうえでの重要な条件に
されたと考えられています。
大和三山を詠んだ和歌は多く、重要な歌枕として鑑賞上の地位を確立
したほか、近世の地誌、案内記、紀行文などでも紹介され、万葉世界を
代表する名所として、広く知れわたるようになりました。
香具山は伊予風土記逸文に「天から降ってきた」という伝承が残っており、
「天の香具山」とも呼ばれます。万葉集において「天」という美称がつけ
られた山は香具山だけで、このことから多くの山の中でも特別な位置付けを
持っていたと考えられます。≫
登山道はほぼ階段、
多くの人が上ったであろうことが感じられるし、
雨などで浸食されたこともあって、段差はかなり厳しい。
キツイなと思ったところで
「香具山国有林」の説明があり、分かれ道の案内があって、
上りきったらこの景色が待ってました…
ココに到着13時15分
「畝傍山」・「橿原市内」・「二上山」が望める山頂です、もう着きました(笑)。
葛城山系を背景に
「畝傍山」と、(私的にあこがれの)「二上山」
この香具山山頂には、
「國常立神社」(クニトコタチジンジャ)
≪祭神は國常立命(天地開闢(カイジャク)とともに 現れた国土形成の神)。
俗に雨の竜王と称され、境内社として高龗神(竜王神)を祀る。
向かって右 側神殿の前に壺が埋められており、古来 干天の時
この神に雨乞いして壺の水をかえたが、まだ降雨のない節は
この社の灯明の火で松明をつくり、村中を火振りして歩いたという。
末社に伊弉諾(イザナギ)神社(祭神伊弉諾命)、 伊弉冊(イザナミ)神社(祭神伊弉冊命)があり、
天香久山の東山麓に鎮座する。 橿原市 ≫
天の香具山頂上から西側の景色が見られて感動してました、
けど長居はできず、下山はどうしたものかと…
「國常立神社」の先にも道がありそうで
「天香具神社」を目指すことに
とりあえず、ここを下りれば帰れるかな? 13時30分頂上出発。
自然林に囲まれた急階段を下ること数分、
「天香具神社」到着。
かなり急な階段だったので、
せっかくの自然林植物など見る余裕がなかったのが残念
ともかく「山」から下りて「神社」に着きました!
「天香山神社(アマノカグヤマジンジャ)」(橿原市公式HPより)
「拝殿」とその前にある割れた石
これは一体何なのでしょうか? 初めて見る光景なので…
(ご存知の方、教えていただければうれしい)
境内には
「天真名井」(アメノマナイ)・歌碑など各種
「波波迦(ハハカ)の木」※・「上溝桜(ウワミズザクラ)」の木
※「波波架の木」(ハハカノキ)は、その昔、占いに用いられたと言われています。
「古事記」の天岩戸神話(アマノイワトシンワ)には、天香具山(アマノカグヤマ)の雄鹿の骨を抜きとって
「朱桜」の木の皮で焼き、吉凶を占った。※ とのこと。
この神社にお参りするまで(天の香具山周辺)に、数人の方にお会いしました。
藤原宮跡の秋桜見学のついで、の方々かと思われます(ワタシも含めて)、
このチャンスにここに来られたこと、
奈良の魅力に益々引き込まれそうです。
「天の香具山」の裾の道を歩くと、最初の登り口に戻ります…13時50分頃帰着。
1時間弱の滞在時間でしたが、万葉の森の中を堪能していました、
今回はここで終了。
充実した良き日、でした。
ではまた
「♢10月26日♢ 昨日の風雨の影響で、ほんの一部だけ散り始めている箇所がありますが、
全体としては見ごろが続いています。
天候が良ければ、月末までは見ごろが続きそう」とのことです
では、藤原宮跡から歩いても行ける距離なんですが、
車を置いて往復するとなると…と悩んだ末、「香具山観光トイレ」へ。ここも
ここの駐車場に🚙を止め、標高152.4mの山を目指します。
(どちらかというと「丘」のような感覚ですが…)
三山全て(畝傍・耳成・天の香具山)を廻りたい場合、レンタサイクルの利用もありかもしれません。
ワタシはとりあえず、ひと山なので🚙&徒歩で…
丁度13時出発です
この坂を上ります(かなり急坂)、向こうに見える建物は天理教施設。
その横を通ると
秋の風物詩「柿」たわわ
「案内板」など大変豊富で、
「天の香具山」説明デス
≪名勝 大和三山 香具山
奈良盆地の南部に位置する、香具山(152.4m)、畝傍山(199.2m)、
耳成山(139.7m)の三つの小高い山を総称し、大和三山と呼びます。
香具山は桜井市の多武峰(トウノミネ)から北西に延びた尾根が侵食により
切り離され小丘陵として残存したもので、畝傍山と耳成山は盆地から
聳えるいわゆる死火山です。
三つの山は古来、有力氏族の祖神など、この地方に住み着いた神々が
鎮まる地として神聖視され、その山中や麓に天香山神社、畝火山口神社、
耳成山口神社などが祀られてきました。また、皇宮造営の好適地ともされ、
特に藤原京の造営に当たっては、東・西・北の三方にそれぞれ香具山・
畝傍山・耳成山が位置する立地が、宮都を営むうえでの重要な条件に
されたと考えられています。
大和三山を詠んだ和歌は多く、重要な歌枕として鑑賞上の地位を確立
したほか、近世の地誌、案内記、紀行文などでも紹介され、万葉世界を
代表する名所として、広く知れわたるようになりました。
香具山は伊予風土記逸文に「天から降ってきた」という伝承が残っており、
「天の香具山」とも呼ばれます。万葉集において「天」という美称がつけ
られた山は香具山だけで、このことから多くの山の中でも特別な位置付けを
持っていたと考えられます。≫
登山道はほぼ階段、
多くの人が上ったであろうことが感じられるし、
雨などで浸食されたこともあって、段差はかなり厳しい。
キツイなと思ったところで
「香具山国有林」の説明があり、分かれ道の案内があって、
上りきったらこの景色が待ってました…
ココに到着13時15分
「畝傍山」・「橿原市内」・「二上山」が望める山頂です、もう着きました(笑)。
葛城山系を背景に
「畝傍山」と、(私的にあこがれの)「二上山」
この香具山山頂には、
「國常立神社」(クニトコタチジンジャ)
≪祭神は國常立命(天地開闢(カイジャク)とともに 現れた国土形成の神)。
俗に雨の竜王と称され、境内社として高龗神(竜王神)を祀る。
向かって右 側神殿の前に壺が埋められており、古来 干天の時
この神に雨乞いして壺の水をかえたが、まだ降雨のない節は
この社の灯明の火で松明をつくり、村中を火振りして歩いたという。
末社に伊弉諾(イザナギ)神社(祭神伊弉諾命)、 伊弉冊(イザナミ)神社(祭神伊弉冊命)があり、
天香久山の東山麓に鎮座する。 橿原市 ≫
天の香具山頂上から西側の景色が見られて感動してました、
けど長居はできず、下山はどうしたものかと…
「國常立神社」の先にも道がありそうで
「天香具神社」を目指すことに
とりあえず、ここを下りれば帰れるかな? 13時30分頂上出発。
自然林に囲まれた急階段を下ること数分、
「天香具神社」到着。
かなり急な階段だったので、
せっかくの自然林植物など見る余裕がなかったのが残念
ともかく「山」から下りて「神社」に着きました!
「天香山神社(アマノカグヤマジンジャ)」(橿原市公式HPより)
「拝殿」とその前にある割れた石
これは一体何なのでしょうか? 初めて見る光景なので…
(ご存知の方、教えていただければうれしい)
境内には
「天真名井」(アメノマナイ)・歌碑など各種
「波波迦(ハハカ)の木」※・「上溝桜(ウワミズザクラ)」の木
※「波波架の木」(ハハカノキ)は、その昔、占いに用いられたと言われています。
「古事記」の天岩戸神話(アマノイワトシンワ)には、天香具山(アマノカグヤマ)の雄鹿の骨を抜きとって
「朱桜」の木の皮で焼き、吉凶を占った。※ とのこと。
この神社にお参りするまで(天の香具山周辺)に、数人の方にお会いしました。
藤原宮跡の秋桜見学のついで、の方々かと思われます(ワタシも含めて)、
このチャンスにここに来られたこと、
奈良の魅力に益々引き込まれそうです。
「天の香具山」の裾の道を歩くと、最初の登り口に戻ります…13時50分頃帰着。
1時間弱の滞在時間でしたが、万葉の森の中を堪能していました、
今回はここで終了。
充実した良き日、でした。
ではまた