ナンバンギセルはススキが大好き?

2021-09-08 15:56:40 | つれづれ思うまま
ハハの家の庭にススキが生えています、しかも斑入り。
茶道を愛する母なので派手な花々はないのですが、地味に珍しいものが育っています。
まぁそれを愛でるのがハハの楽しみ、そして人に差し上げるのも好き(笑)。
我が家もそれに洩れず「珍しい花が咲いたよ~~」とルンルンと持ってきてくれるのですが…

今回は、「秋の七草」の中のススキ、
そのススキの根元にキセルに似た花がたくさん咲いた とのこと。

ハハ曰く、「今年は特にたくさん咲いた」と喜びます。
嬉しそうに自慢するので、「どれどれ見に行きましょうかね」と証拠写真を撮りに行きました
これも親孝行になるのですよ、「花自慢話」を聞いてほしくてたまらないらしいので。

 おぉ、確かにススキの根元に

  ナンバンギセルに「葉」はない!?
と、ハハは言うのですが「ほんまかいな?」と思って調べます。(確かに「葉」は見えません)

おかあさん、「寄生植物」って知ってるかなぁ??
≪静かにひっそり咲いているように見えて、実は近くに生えている他の植物から栄養を吸い取っている
≪葉緑体をもっていないので自ら栄養を作ることができない≫
葉は退化し、地中の根の近くに小さな芽のような形の鱗片葉というものが存在≫等々
(すごいな、当たらずとも遠からず、年の功に勝とうと思ってはいけません。)
ナンバンギセル(南蛮煙管)』。

では、もう一花、ご自慢の「白花シュウカイドウ」
白い花が咲くのは、葉の裏の葉脈が赤いんだそうです。
 なるほどね、
(これって、「ベゴニア」じゃん、我が家にいっぱい咲いてるヤツ(笑)。
山野草で和名でいうと「秋海棠」で、我が家のは「園芸品種」ってことか、な。)

おまけの話、「ヤマボウシの木」や「コブシ」の木もあるのですが、
「花は愛でる」人ですが、「実」にはあまり興味がない感じなので
「そんなん、見たことないわ」ってか??
庭に落ちてる「実」を拾って、
「これがヤマボウシの実だよ」とお教えしました、ビックリしてました(笑)。
こんな写真を見せながら、
 
ワタシ「ほらね、一緒でしょ、食べられるんだよ」って。
ハハ「90年生きてきたけど初めて知ったわ」って、
そんなこともあるんです(笑)、ささやかな会話ですけど情報交換みたいなもんですね。

ではまた

追記 2021/9/10 ハハが喜ぶナンバンギセル密集具合を追加撮影
  

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2 コメント

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Unknown (石仏などいろいろ)
2021-09-08 19:38:36
こんばんは。
ナンバンギセルが自宅の庭にも生えるんですかね!良いですね!
ナンバンギセルは明日香の石舞台や曽爾高原へ行って見ています。
調べると近くでも生えているんですね。
最近、比奈知ダムのサイトでも見つけました。
返信する
「生きる糧」 (kuro&hana)
2021-09-08 22:55:02
遠い昔、父が退職後どこかへドライブに行った時に
採ってきた、とか言ってましたけど、、、
移植して育つものなのかどうなのか?
「山野草」が趣味で、それがまたハハの茶心には
嬉しかったのでしょう。
父の遺産のような植物を愛でてるハハを見てると、
そんなことを思う今日この頃です。
歩いて5分ほどのハハの家で楽しんでます(笑)。
返信する

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