弥生三月「山の辺の道」の菜の花畑、竹之内環濠(カンゴウ)集落辺りで

2022-03-14 17:35:42 | 山の辺の道
天理辺りで「菜の花が見頃」だよ、と「針テラス情報館」で教えられ、
天理市観光協会の「山の辺の道(南)コースマップ」や「縮尺マップ」を参考に、歩いてきました。

ちなみに、「石上神宮」~「内山永久寺跡」と「大神神社」~「檜原神社」は散策済み。
檜原神社から見た「二上山)←これがミソ(笑)。

伊賀ではまだ「菜の花」が目につきません、畑で咲いているのはよく見ます(笑)。
わぁーっと咲いている様子を見たくて行っちゃったわけです🚙
 奈良盆地の西の山並みと菜の花

目的はもちろん「菜の花畑」ですが、「山の辺の道」は歩いて行きたいところ。
地図を見て「念仏寺」(天理市中山町)を出発地に選び、この地区独特の「環濠」※①を見て、
「夜都伎神社」※②(天理市乙木町/ヤトギジンジャ)までと決めました。
※②地元の方に確認したら「ヤトギ」と読むとのことでした。
※①「環濠」:その昔、よそものや盗賊、野武士の侵入に備えた堀。
 現在では「灌漑用」に使われることがほとんど。

では、「念仏寺」でお地蔵様に出会い、道中の無事を祈る…
   
『杖立像地蔵』様です、何故か半分埋まってる感じ、
祠の後方にも多くのお地蔵様群、五輪塔もありました。

途中を端折りまして「菜の花畑」へ
 
ハッキリ見えなくてとても残念ですけど遠くに霞む「二上山」
ここら辺り果樹園がいっぱいです。

ワタシの今日(3/13)のテーマは「二上山」と菜の花(笑)。
 
ホント、ここで夕日と共に~~なんて景色が取れたらサイコーなんですが、
残念ながらその技術がないので…
夕刻迫ってからこの「菜の花畑」に向かう人に出会いました、
やっぱり夕日が見たかったようですよ。

東の大和高原?あたりの山並みと菜の花
  

「竹之内環濠集落」と菜の花

菜の花は2段の土地に栽培されているので圧巻の黄色い畑
まさに見頃の満開なので、是非



この間約2kmくらいでしょうか、路傍の石仏や環濠(集落を囲む堀)、
今回の終点「夜都伎神社」(茅葺屋根の拝殿が珍しい)などの紹介は、
また追々に書きます。
ではまた
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「かざはやの里」後編『思いのまま』、そして「花と共に生きる」。

2022-03-13 13:34:06 | 花や風景など
「かざはやの里」敷地の真ん中辺りに「丘」があって、
そこから周り一面見渡せます、そして「つどい橋」という赤い橋も見えます。
対面の丘には「紫陽花」、6月になれば彩豊かに咲き出します。
 
その「つどい橋」に行く途中で可愛い「春」を見っけ。
紫陽花の根元に「ノゲシ(野芥子)と仏の座」、
葉っぱの生き生き感から「ノゲシ」と判断しましたが、間違っていたらゴメン。

  
「つどい橋」を渡ったらここは「梅の古木」が多いところ。

「寒紅梅」系の濃ピンクとタンポポ、
そして、色彩々の梅たち。
 

ここでじっくり「梅」の木よりも一輪ずつの花を愛でます
  
好きなんですよね、気まぐれ咲きと言ったら大変失礼ですけど、
思うようにならない『思いのまま』。

≪品種改良中に、思い通りの花が咲いてくれず、
 自分勝手に何色かの色を咲き分けてしまったので、この名がついた≫とか。
そう、白あり、薄桃色あり、ミックスというか班入りもある、まさに『思いのまま』。
どこへ行っても、先ず探すのがこの『思いのまま』です(笑)。

ほぼ一周して堪能したので、ゴルフコース近辺へ
 
入口・出口通路辺りを上から。

あちこちで枯れているように見えるけど実は粛々と本格的な春を待つ木があります。
 
クロガネモチとそれに絡まる「白甲比丹藤(シロカピタンフジ)」。(絡まる藤の様

目の中が薄桃色に染まった感じの良き日でした、
では、駐車場と春から夏にかけてのお花のご案内。
  
花と共に生きる かざはやの里」です。

ちなみに、
「入場料」というか「協賛費(管理費)」だと思ってくださいね…
協賛費:大学生以上500円(高校生以下・障害手帳持参・ワンちゃん無料)
※お得なパスポートあり
パスポート:1000円(1年間有効)←とってもお得

新緑&藤」も「紫陽花&スプリンクラー」も楽しみです。

ではまた
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恒例「かざはやの里」(津市戸木町) 前編、「梅」見頃!

2022-03-12 17:53:44 | 花や風景など
満開二歩か三歩くらい手前で、これくらいの咲き具合がエエ感じ。
(個人的感想なのでスミマセン)
  
梅の花手水鉢が可愛いのなんのって

訪問日は2022年3月11日、前日の夜半に咲き具合をチェックしてたらまさに「見頃!」とな。
布引山地を越えたら早いだろうとは思ってました…(伊賀より津方面は暖かいという意味で)
できれば平日に行きたいという思い一心で「長野峠越え」で馳せ参じた次第 🚙

早めに咲く「寒紅梅」は満開過ぎてますが、白梅や淡い色の梅が丁度見頃
濃い色合いの梅はむしろアクセント!です。
かざはやの里」では梅の種類は多く45種500本とか、
丁寧に梅の木の紹介もされているので嬉しいところ。
今年はちょっと遅めの「見頃」ですが、やっと「春が来たね 」って感じです。
しょうもない話は抜きで、ご堪能いただければ~~

   
カッピィちゃんとハートの花手水のお迎え。

池では馬酔木の向こうに甲羅干しのカメちゃんいっぱい!


「遊歩道」を歩くもよし、「梅林」の中を歩むも良し
 
灯籠の中から覗くも良し、土手に見えるのは「紫陽花」、ただ今準備中!

  ここでは「撮影会」
モデルは「梅とワンちゃん!」。

池のほとりへ
  

池の奥に「巨樹」、近づけば二股に分かれてて芸術的!
  
後ろに廻って

のぞき見趣味なのかなぁ、でも面白い、「額」から見てる感じで…
遠く真ん中辺りの高い木に絡まっているのは「です。

「藤」&「紫陽花」は4月以降のお楽しみ

では、丘の上から
 

では後編はまた…
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伊賀上野城下町「三社参り」(愛宕・恵美須・天神)と探梅

2022-03-11 15:49:00 | 神社仏閣など
一気に春めいて昼間はホッとする温かさ、当然ハナさんは陽だまりの番…

まぶしいのなんのって、人間だってうれしくなります

お散歩兼ねて近場の神社へ、
愛宕神社、恵美須神社、菅原神社(通称:天神さん)を通る「三社参り」といたします。
そこで運良く「梅」に出会えたらいいなぁ。
【愛宕神社】(上野愛宕町)ではピンクの梅が咲いているのは確認済み、
  
淡い色が可憐です、大王松は生き生きしてます、そして

いよいよ「白梅」も数輪咲き出しました、これでまさに「紅白梅」
愛でたし、めでたし。

「三社参り」からちょっと逸れて、というか通り道だったので
【法輪寺】(上野愛宕町)へ、初めて寄ります…
というのも、ふっと横を見たら(境内ね)「梅」が見えたので、
  
大きくない梅の木ですが「白梅」がとても綺麗でした、
梅の木を全体で撮ろうと思ったらお墓が写るので遠慮しておきました。
 
このお寺は、寛文頃(1661年~1673年)の記録に残っているそうで、
開基は寛永末(1645)で、愛宕山の松原に因んで松林寺と言われていたそう、
その後宝林寺となり、現在では「法輪寺」となりました。
元々は4軒の一族の菩提寺だったそう、今は19軒の檀家さんがおられるようで、
なんとなくこじんまりとしたお寺なわけです、とても大事にされているのがわかります

では、【恵美須神社】(上野恵美須町)ですが、ここには「梅」はありませんが、
 
さぁ、生き物は何匹?
ふと見上げて

煉瓦の煙突!
偶然地元の知り合いの方に会えたのでお聞きしたところ、
「昔、煙突の持ち主のお家は『染物屋』さんでした、
 あの煙突がここらに住むお年寄りたちの心の拠り所みたいなもんですよ。」
なるほどね、古くても心意気で残ってる恵美須町のランドマークだったんですね

最後に通称【天神さん】(上野東町)菅原神社とも天満宮ともよばれ方はいろいろ。
「梅」を主役に撮ってみました(笑)、
何本もあるわけではなく、一本ずつあそこにここに…
さて、どこかわかるでしょうか?
 二度芽の欅と烏と紅梅

 筆の碑と梅の蕾と楼門

 白梅と楼門

 紅梅と楼門
天神さんもやっと「紅白揃い踏み」っぽくなってきました

伊賀はこれから、まだまだ楽しめますよ~~

明日は「かざはやの里 梅見頃」(津市戸木町)の様子デス
ではまた
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笠置町「飛鳥路の勧請縄」はここで造られる…「天照御門神社」(アマテルミカドジンジャ)。

2022-03-10 16:21:03 | 伊賀のカンジョウナワ行事(伊賀城和含む)
まさかこの神社で「勧請縄制作」をしていたとは……
家に帰って数日間、飛鳥路の事をいろいろ調べていてわかったことです。
先般掲載させてもらった「笠置のイカした生き方帖」で読みました、
 「習わしを受けつぐ生き方

どこにでもある「伝統や習わし」を受けついで行く!ということ、
子どもの時から関わり続けることと、そうでない過ごし方では、
その後の生き方にちょっと影響があるかもしれないと薄々感じています。
なので、今回の「伊賀のカンジョウナワ行事」探索をきっかけに
あちこち駆け巡って、見て感じたことは決して無駄ではなかったと思っています。
地域の子どもたちにとって「伝統や習わし」って今どきの料理ではないけど、
しみじみとエエ塩梅の出汁のきいた「鍋」、大人も子どももみんなでつっつく…
例えが下手ですけど、「同じ釜の飯を食う」的な
何かに気付けるいい人間になるのではないかなぁと、
「大人の背中」を見て育つのが地域の子、タカラモノチルドレンズだと思います

~昔から続く伝統行事に参加して、その魅力を調べてみたよ~というページです。

ここで「勧請縄作りの現場」が出てきますが、
まさにそれがこの「天照御門神社」(アマテルミカドジンジャ)です。

では、ご案内いたします~~
奥の鳥居に気づかず、手前の石段を上り敷地に入ると、
  
祠、お地蔵様、石塔などなど、、、
 
多くの石仏様や宝篋印塔(ホウキョウイントウ)もあります、
ここはお堂はないけれど(地図に出てくる)東明寺かもしれません。
下記に検索結果の内容を転記しておきます。 
 ≪木津川に架かる潜没橋を笠置町飛鳥路へと渡ると、
 小高い所にお寺と思しき境内がある。
 石仏や石塔が建っているが、本堂らしきものはなく、
 集会所らしき建物があるのみである。これが東明寺である。
 東明寺の開創は不詳であるが、1549年には存在したことは史料から判明している。
 このお寺を知らしめているのは、京都府文化財に指定されている<大般若経>であり、
 奈良~室町時代の写経588帖※は資料的価値が高いといわれている。
 これの伝来は東大寺~円成寺~東明寺ともいわれている。
 東明寺は無住である。≫とのことです。(※京都府文化財データベースに記載) 

そのまま地続きのお隣に行くと、ここが
【天照御門神社です。
 
いきなり境内に入ってしまったので、鳥居まで降り再度お参り。
鳥居の隣に大きな杉?の木、御神木だろうか?
  
左側の拝殿と思しきところで「注連縄造り」が行われるのかな…
天井に丸い金具のようなものがあります。
では、本殿へ
  阿吽の狛犬さん

 
『笠置のイカした生き方帖』より
 ≪笠置山の東北部、飛鳥路にあり春日造りの古社。
 太陽神と地域を守る御門神を併せ持つ森の中の趣のある社。
 祀られる天照御門神は、旧飛鳥路村の産土神(ウブスナガミ)。
 勧請縄づくりは毎年この境内でとり行われる。≫ということです。

笠置町観光課へ問合せしましたら
「天照、九頭龍、八王子、春日の神」をお祀りしているとのことでした…

2/28 10:50着の飛鳥路散策もいよいよ終盤、
山を下り、再び木津川を見渡せる辺りまで戻りました。
1時間20分ほどゆっくり周遊してました(笑)。
  
飛鳥路の踏切辺りで列車に遭遇、滅多にあうことがないので記念に…
 川の向こうの山々と飛鳥路の里

  
笠置飛鳥路の潜没橋から上流側と下流側
歩いて途中まで渡り、また車に乗って渡り、お天気が良かったので行ったり来たり(笑)。

渡りきったところで、
木津川を渡る関西線の鉄橋と真ん中辺りに『相楽発電所』。
あの森の中に「笠置 国津神社」があります。

つい最近まで「潜没橋」の補強工事などをしていました。
丈夫になって安心して渡れます(笑)。

最後にこのお天気と澄んだ空気に感謝。

笠置に来て「飛鳥路の勧請縄」を見ていると、
木津川の水運が大きく関係しており、「縄」の掛かっている場所は概ね川の流れが特定の方向で、
その場所から「福を逃がさず、災禍を入れず、安心して暮らせるように」、
地域のみんなで守るもの、またそれを代々引き継いでいくものだということを感じました。
どの地域も高齢化率が高いと見受けましたが、でも子どもは元気に育っています。
他地域の子であれわがムラの子であれ、子はタカラモノ、みんなで大事に育て見守りましょう!
そんな結論に至りました。(わが住む地区の「祭りの伝承」も同じかな…)

「伊賀城和の勧請縄巡り」は『完』といたします。

ではまた、
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笠置町飛鳥路、布目川散策でいよいよ「勧請縄」と「甌穴(オウケツ)」へ

2022-03-09 15:23:53 | 伊賀のカンジョウナワ行事(伊賀城和含む)
歴史の証を通り抜け、いよいよ「布目川」に沿って歩きます。
天照御門神社(アマテルミカドジンジャ)」(名称修正3/10)の案内板をスルーしますが、
帰り道にゆっくり散策することにし、飛鳥路の集落を抜けます。

  
「布目川」が横に見えてきます、ここで三差路、
はて?どちらに進むべきか悩みますが、案内板をよく見ると
真っ直ぐ進めば「布目川散策コース」終点まで5km
橋を渡れば「東海自然歩道の銀の帯コース」起点(笠置中心部)まで約4km
橋を渡ります…
 橋の上から上流側
すぐに細い注連縄のようなものが見えますが、
 大注連縄(勧請縄)ではない様子
少し進んで「カーブミラー」の上に…
 ひょっとしてここから縄が掛けられている?
 
見えましたね、林の中を覗くと確かに
「飛鳥路の勧請縄」です
崖っぷちなので、ここから下に降りることも出来ず、
ただ木々の隙間から見るだけ…それでも目を凝らしてみると、
新しい状態の藁で編んだ飾り物が見えます。
伊賀とはまた違う形であったり、同じようなモノがあったり…
う~ん、近づいて見てみたいものですが、川向うに渡れそうなところはありませんでした

今回第2の目的は「甌穴(オウケツ)」
もう少し先に進みます…
  
ほんの数分でこの「甌穴案内板」=【布目川の甌穴群(ポットホール)】
≪円筒形をした美しい代表的な甌穴は河底のくぼみに、
 うずまき流が生じ中に落ち込んだ小石が回転しながら
 河床を深く削って出来たものである。
 この辺りの河床は非常に堅い花崗岩で成り立ち、
 このような所に出来るものは珍しく穴が出来るまでには
 数十万年から数百万年かかるものと推定されています。
 地元ではこの甌穴を九つ壺と呼んで親しんで います。
   笠置町商工会・笠置町観光協会≫
ではここから河原に下りて行きます

この日は、水量もさほど多くなく、下りても危険はなさそうでした。
夏季は水遊び場にもなっているようです(キット隠れ遊び場デス)。
こんな感じの流れです~~


川の中の岩肌を歩いてみます~~
  
ハマって溺れるほどの水の流れではなかったので安心、
さて肝心の「甌穴」ですが、多分
  コレ
初めて見るので多分コレかな?という自信のなさです、あしからず。
想像より小さめですが、この穴になるまでに数十万年から数百万年もかかっていると思うと、
その頃は誰が生きていた時代なんでしょう??

☞ は、笠置町観光協会の甌穴の動画デス、どうぞ。

後半というか帰り道に寄るところがあるので、ここら辺で引き返します。

「笠置まで4km」ほどの行程なのですが、この道はまたいつかチャレンジしたいなと思っています。
そうそう、途中この「甌穴」付近で笠置からのハイカーお二人に会いました、
すごい偶然です、まさかここで人に会うとは
こんにちは!の挨拶しかできばかったのが悔やまれます、
もう少しお話すれば良かったかも…

再び「飛鳥路の勧請縄」、見納め。
  
まだしつこく思います、対岸から見てみたいと…
集落の一番最後のお家の方の姿が見えたので、お話を伺いました。
「多分普通の恰好じゃムリかもしれませんよ」とのこと。
川に近づくということは、それなりの装備(長靴とか合羽とか?)が必要ということですね、
ありがとうございました、たまたまですけど居てくださって嬉しかったです
無謀なことは諦めることにします

いよいよ【天照御門神社】へお参りいたします、


ではまた
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笠置町飛鳥路、布目川散策で「勧請縄」と「甌穴(オウケツ)」へ、その前段

2022-03-08 18:23:44 | 伊賀のカンジョウナワ行事(伊賀城和含む)
伊賀市の10地区の「勧請縄探索は無事終了、
正月から旧正月という期間に新調される「大注連縄」掛け行事です。
今のうちが真新しくて、気合の入った(地区の人たちの「心」のこもった)「勧請縄」です。
探索するワタシ自身も初めてのもの見たさもあり、気合も入り、
何日間かかけて見てきました(笑)。(他にもあれば教えてくださいね)


「広報いが2021.10号」の紹介もあったので、
次に、伊賀を飛び出て「山添村」「笠置町」方面へ向かいました。
「山添村菅生地区」は2日かけて何とか完了。(報告済み)

最後の訪問先は「笠置町飛鳥路(アスカジ)」、さてどんなところなのか調べないといけません。
いろいろ検索してたら ↓ 先ずWeb記事が出てきました。
飛鳥路布目川の勧請縄」(asahi webより)
≪京都府笠置町の飛鳥路地区を流れる木津川支流の布目川に10日、
 巨大なしめ縄「勧請(かんじょう)縄」がかけられた。
 五穀豊穣(ほうじょう)などを願う伝統行事で、府の無形民俗文化財。≫(2022/1/11掲載)

そしてとっておきは、コレ☟
「笠置のイカした生き方帖」
これを読んでいただければ笠置町の事はバッチリ!というものを見つけました、
 
ワタシなんぞがグダグダ書くより、、、と思いますが、
そこは「実地検分」主流派なので行っちゃいます(笑)。

国道163号線(別名チャーミングロードとか)、【笠置 国津神社】(過去ログより)を過ぎて、
木津川に架かる潜没橋を渡ります、

渡るとすぐに町営か何かの駐車場がありましたので入ります。
情報では有料(500円)と書かれていましたが、平日のためか、
シーズンオフだからかはわかりませんが「無料」で駐車できました
 
石の国/笠置西部の観光案内図があり、
東海自然歩道 押原~柳生コース案内図』もあります。
笠置観光協会で調べると「銀の帯ハイキングコース」という名前も付いているので、
「布目川」沿いの散策は(昔は)なかなか有名だったのかもしれません。

では、その駐車場から山に向かってどんどん上ります
途中には「JR関西線:飛鳥路踏切」(笠置⇔大河原間にある)を渡ります。

川へ行くのに「上り」?と思われるかもしれませんが
木津川本流に流れ込む支流なので笠置の山から流れてくる感じですね。
だから「少し山道を登る」のです。
途中小高い峠辺りに差し掛かると
   
①『庄屋庄七翁終焉の地
≪庄七は興ヶ原村に生まれ、25歳で大庄屋を受け継ぎました。
 興ヶ原村の水田はしばしば干ばつの被害を受けたことから、
 嘉永4年(1851)に布目川の水を引く工事を開始し、
 約1年かけて工事を完了させました
 しかし水路の各所に漏水があり、自らの財産をつぎ込んで補修工事を継続します。
 安政元年(1854)の大地震により水路が壊滅すると庄七への非難が高まり、
 村から郡山藩へ訴えられ大和追放、財産没収となり失意の晩年をおくることになりました≫とのことです。
②『道案内版』一番下は【天照御門神社】と書いてあります、
 帰り道に寄ります、「勧請縄」作りの現場になるようです。
③【笠置形燈篭
≪奈良時代から弥勒の聖地として信仰を集めてきた笠置山の参道に
 並べられていた笠置形燈篭を再現したもの≫
≪擬宝珠柱の上部に火袋を設けた形のもの。笠置山にあった道標をかたどったといわれる≫

歴史的なものの宝庫です、やっぱり…
ではつづきます、また
 

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「マンサク(万作)」見つけ、むらいさんちで抹茶ラテ…

2022-03-07 14:56:19 | つれづれ思うまま
月ケ瀬へ行った日の午後、歩き足りぬと再ウォーキング。
「上野公園」一周して、とあるところで「塀の隙間」で見た!
ここで「マンサク」を見るとは…


城下町を下って本町通り中町の町屋、「芭蕉の句」が変わってました、

≪香に匂へ うに掘る岡の 梅の花
 貞享5年 芭蕉45才 季語 「梅の花」 春
 早春の故郷では梅が咲き匂い始めた。
 泥炭を掘る丘の辺でも野梅が咲き梅の清らかな香りをもって、
 泥炭のあしき香りを少しでも和らげてほしいと詠む。
 (泥炭:石炭の成長過程における最初の段階の燃料)
 「昭和39年古山老人クラブ建立 建碑 菖蒲池 市場寺
 うに:伊賀地方の方言
  元豪商山田屋野松館 雪芝亭≫

「市場寺の芭蕉の句碑」
  (2020/5/ 撮影)

さすがにちょっと疲れて甘いものを欲するワタシ、
丁度「まち百貨店」開催中の「むらい萬香園」さんの『みたらしちゃんの抹茶ラテ』で休憩。
 
わかるでしょうか? しっぽが「みたらし団子」です(笑)。
今回特別にオマケをいただきました、「使い捨てのマスク入れ」ですが
 なんと「お茶の香り」~~

茶殼リサイクル
 このマスク収納袋に使用されている紙は株式会社伊藤園の茶がらを再利用しています。
 お茶の香りと、 緑茶成分(カテキンなど)の働きによる抗菌性、消臭性があります。≫

なるほどね、nice idea!! 一石二鳥にも三鳥にもなるわけです
明日は「笠置町飛鳥路の勧請縄」デス

ではまた
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月ケ瀬「梅林公園」辺りの様子…

2022-03-06 11:59:43 | 花や風景など

見送ってくれるのかと思ったら、他の事に夢中なハナさん。
「黄砂」が飛んできてあまり見通しは良くない予報、
でも気温的には「観梅は今日!でしょ」みたいな日和でした。

今日(3/5)の目的は「梅林公園」(昔、品種園と言われていたところ)の「蝋梅(ロウバイ)」の様子伺い。
梅林発祥の地」でもある『真福寺』辺りから入ります。
  

真福寺の裏手には『みおろし茶屋』さんがあって、ココからの景色は最高!
なんですが、いかんせん今年はまだまだ…この先が楽しみです

月ケ瀬観梅道」の中でも一番高いところにあるので「見晴らし」はサイコー
咲き具合は「梅のせい」ではなく、気候の気まぐれ(変動)による…
それに振り回されるのは「人間の性」。

ここから「梅林公園」への坂道を下り、公園の中に入ります。
 
「梅」の種類は多く、それぞれ咲く時期が違うので
一斉に満開!はありませんが、その分次から次と長く楽しめるのが「梅」。
公園内の全体の様子です、
 
薄っすらと色づき始めた風に見えます、楽しみたのしみ~~
ちなみに、
2021/2/26月ケ瀬梅林公園の様子

帰り道、一目八景」あたり
  五月川とともに…

その「五月川(=名張川)」※沿いの「県道4号線(笠置山添線)」から「観梅道」を見上げます

真ん中ガードレールの道路は「県道82号線(上野南山城線)」→「月ケ瀬橋」へ。
まだその上、大和高原のてっぺんに連なる「観梅道の茶屋群」。
あそこから見下します、見晴らしがいいわけです(笑)。
※月ケ瀬の人たちは、ダム湖となる昔から「五月川(サツキガワ)」と呼んでいます。
 源流は≪奈良県宇陀郡御杖村南境の高見山地北麓に発する諸流が菅野川となり北流、
 三重県津市美杉村上太郎生(カミタロウ)に至り、
 御杖村敷津に発したオオタク川が南西流するのに出会い、名張川となる≫そうです。

ここまで「午前の部 月ケ瀬編」(3/5訪問)
ではまた
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上野森林公園や愛宕神社 de 紅白探梅…

2022-03-05 16:15:58 | 花や風景など
城下町の中で四季折々に芭蕉さんの俳句が張り出されています、
もう少し早い時期の句かもしれませんが、今年は今ぴったし感じます…

ほんとに一歩ずつ、少しずつ、歩みの遅い春ですが着実に花は増えてます

「上野森林公園」にて
コテージ前で
  
松ぼっくりのリースはいつでもいいんだね、
溜まってるぼっくりたち飾ってあげないとなぁ
コテージ前の白梅、朝刊(3/4)に載っていたので訪問者は多かったけど、
3分咲きってとこでしょうか。


遊歩道の途中に「風のとりで」というスポットがあります、
今は老朽化で「とりで」には登れません、あしからず。
その「風のとりで」には「紅梅」、日々増えてます。
  
周りが単調な色彩なので、かえって濃いピンクが目立ちます。
だから行く毎に増えてるなぁ~と、楽しんでます(笑)。
「とりで」の中に入る(登るのではない)と「白梅」もあるんですが、
 白と紅が同居してるっぽいんです
かといって「思いのまま」ではない、不思議です…
鈴鹿国分町の菅原神社の「思いのまま」(2021/2/22撮影)

「上野愛宕神社」にて
  「大王松」と「しだれ梅」
とても珍しい組み合わせですが、
「大王松」も苗木からここまで育ちました、なかなか立派な3本葉です。
「しだれ梅」も陽当たりがいいので綺麗に咲き出しました、
ここも3分咲きくらいかな…
昨年の同月同日の「大王松」と「梅」(クリックで写真)
白梅が咲き出したら同じ角度で撮ってみようっと。

最後に、一つ。(上野森林公園にて)
とっても地味だけど荒地を肥沃な土地に変える「肥料木」だそうで、
しかも雌雄同株?でちょっと困った花粉を出しちゃう木ですが、
 「ハンノキ」(クリックで参考資料へ)
丸っこいのが「雌花序」(但し去年の実)、棒状に垂れているのが「雄花序」。
近くで撮ってみたいなぁと思ってたら、揃い踏みバッチリ成功!
西洋では「妖精の国へ続く道を守る木」とも言われているそう、
なんかロマンチックな気分になりますね、派手な花は咲きませんけど(笑)。

では、今日は「月ケ瀬ちょっと散策」してきたので、
また報告しますね、ではまた。
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