山の辺の道、「夜都伎(ヤトギ)神社」へ。後編

2022-03-23 12:42:57 | 山の辺の道
さぁ、山の辺の道:天理市乙木町「夜都伎神社」への道、あと少しです。
また迷いかけて、また教えられ、
(案内板見てるはずなのになんで迷う? キョロキョロしすぎ?)
そこで見かけた「クリスマスローズ」と「瓦」のある光景にホッと…
 

そこを曲がって真っ直ぐ行けば「ヤトギさんへ行くよ」と、わざわざ角まで案内していただきました。
実はワタシ、この標識を見落としていたのです。

この標識「石上神宮」(天理)の方へ曲がります、するとその先に…

夜都伎神社】鳥居が見えるのです。
  着きましたねぇ
「念仏寺」を出発して、菜の花やら環濠を見ながらなので
ワタシは約1時間くらいかかりましたが、
距離としては約2km、ゆっくり歩いても40分あれば大丈夫です。

    
「天理観光ガイド」より
 ≪春日の四神、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、姫大神、経津主神(フツヌシノカミ)、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)を祀り、
  俗に春日神社と呼ばれています。
  奈良の春日大社と関係が深く、明治維新まではここから蓮の御供えと称する新饌を献供し、
  春日大社からは60年毎に若宮社殿と鳥居が下げられていました。
  『延喜式』・『大和名所旧跡案内』・『大和名所図会』には「夜都伎神社」、
  『大和志』には「乙木明神」と記されています。
  現在の本殿は明治39年に改築されたもので、春日造桧皮葺、高欄、浜床、向拝付彩色7色の造りとなっています。
  この地方では珍しいカヤ葺きの拝殿や末社の琴平神社・八坂神社と列んで美しい景観を呈しています。≫

  
境内から正面に「カヤ葺拝殿」、狛犬さんの間からお参りすると貼り紙。
「本殿」改修中とのこと、足場設営中でした💦

   
「カヤ葺拝殿」左横からソッと朱塗りの「本殿」を、
「春日の四神さま」は、しばし社務所仮殿にて鎮座されているそうです。
神社の横にはため池もあり、「水の神」もいらっしゃるかもしれません。
古の世界に迷い込んだような静かな春日の宮でした。

少しだけ先へ進むと、「石上神宮」まで2.3kmの道案内、
途中、「峠の茶屋」(天理観光農園)があるそう…
 

 「山の辺の道南コース図」

ここで季節的「桜の話題」を少し…
過去ログ(2021/3/28)より内山永久寺跡」の「芭蕉の句碑
「夜都伎神社」から「内山永久寺跡」は、1.7km約30分だそうなので、
の咲くころ、この区間を歩くのもまた良し哉…
************************
池の入口辺りで桜が見えると同時に何やら「句碑」らしきものが見えます、
   「芭蕉(宗房)」の句

「『鏡池』ぐるり一周」 の様子
   

   

池に写るも綺麗、花びらが飛ぶさまも風情あり、
「目には青葉…」のころも良いかも。
************************
と、感じた次第。

話は逸れましたが、夕刻迫ってきたのでここで折り返し。
また、ちょっと気になる「看板」を見たので、寄り道…(この好奇心が仇(迷い)となる気がします
 「サマナラガーデン
16時40分ですが満車・満員、人気店のようです。

復路、同じ「山の辺の道」を戻ります、
往路では気が付かなかった景色がいっぱい!
   
夕闇迫る「菜の花畑」、「柿本人麻呂歌碑」、ニャンに出会い
もう一度「西山塚古墳」&生かされる「萱生町環濠」。

「念仏寺」目指して少し違う道を通って「下池山古墳」、
「青柿の山麓」から「大和平野」にかけては、少し歩けば「古墳に出会う」。
古代との遭遇の場所…でもあるんですね。
 

「念仏寺」に戻り、遠くに「二上山」を眺め、
四季折々の風景を楽しみに静かなこの道をまた歩きたいなと感じたウォーキングでした。
 


追伸、そういえば、どこかで「カヤ葺拝殿」拝見したことがあると……
思い出しました☟
南山城村野殿「六所神社」の拝殿と本殿覆屋でした。

ではまた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする