ハハが育てた「クリスマスローズ」、花咲き出す春の「雑草」

2022-03-19 21:55:03 | 花や風景など
ハハんちの庭からもらってきた「クリスマスローズ」。
ハハんちの庭は「茶花」が中心だとばかり思っていたらこんな園芸種の花もあったのね、
それが一気に咲き出したので、我が家の賑わいにともらってきました。
 キンポウゲ科だそうです。
冬の貴婦人とも呼ばれるクリスマスローズですが、
穏やかな色合いとうつむき加減の花に春らしさと恥じらいを感じます。

ハハに言われたことは「お湯に首まで浸けて水揚げするのよ」と…
??と思って調べたら、確かに☟
≪クリスマスローズは湯あげ」と呼ばれる水揚げ方法を使うと、長く楽しむことができます
 このひと手間でお花がぐんと長持ちしますよ。≫
ですって、さすがハハ
 切ったクリスマスローズのお湯につかる部分の葉をすべて取り除き、
  花瓶などに入れて40度位のお湯を注ぐ
 花首の下まで茎全体をたっぷり浸し、お湯が冷めるまで入れておく
 その後、花瓶にたっぷり冷たいお水を入れて、水に浸かるように生ける

また、「ドライフラワー」にも適しているそうで、
挑戦してみようかと…うまくできるかどうかは「運」次第(笑)。
逆さまにしてぶら下げる前にテーブルに並べてみたら、
めしべと雄しべの成長過程が見えたので、これはこれで面白いなぁと…


※他の植物に比べて水分が少なく乾燥しやすいので、ドライフラワーに向いています。
 切り花として飾った後に、直射日光が当たらない風通しが良い場所で、
 頭を下にして吊り下げて乾燥させましょう。
 クリスマスローズのドライフラワーを手軽に楽しむことができる…そうですから。

さて、
我が家では、畦道で採ってきた「仏の座」と「薺(ナズナ:ぺんぺんぐさ)」と裏庭の「沈丁花」。
 
春の香りを運んでくれる「沈丁花」と雑草の妙な組み合わせですが、
五感で春を感じます(笑)。

手持ちの美しき雑草の花図鑑から
 「薺」の項。
 ≪愛でる菜という意味の「撫で菜」が名の由来という説も。
 地面にはりついて寒さに耐え、早春に咲きだす愛らしい花。
 まっすぐに天を仰ぐ茎の先から次々につぼみが開きます。
 ナズナが属するアブラナ科の花は、萼も花びらも4枚ですが、
 おしべ は長い 4本と短い2本の計6本が基本です。
 ナズナの4本のおしべ は、咲き終わりに近づくとめしべに近づき、自ら花粉をつけてハート形の実を結びます。
 小さな花の秘めごとです。≫


一つひとつの花はあまりに小さくてめしべも雄しべも見えませんが、
この一本の「薺」を見ていると成長過程がコマ送りのように見えます…

外の風景も春に向かって邁進していますが、雑草だって負けてません!
これからも楽しみ~~

ではまた 
コメント (2)
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