この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

天狼院書店に行ってきました。

2018-02-03 20:24:24 | 日常
 先週の土曜日のことですが、映画を2本観た後、今泉にある天狼院書店に行ってきました。

 以前からそこに書店(らしきもの)があることは知っていました。
 ただ、外観があまりに怪しげで、てっきり天○書店のようにアダルトな本やグッズを取り扱っているお店だとばかり思っていました。
 
 けれど偶然ネットで天狼院書店発の記事を読み、自分の勘違いに気づいて、この日行ってみることにしたのです。

 初めて訪れた天狼院書店、とても居心地がよかったですよ。


   

   

 これだけ読書スペースが大きいと、本屋というより、図書館のイメージが近いかもしれませんね。
 それに何といってもコタツ!
 日本にいくつ本屋があるか知りませんが、コタツがある本屋って他にはないんじゃないでしょうか。ステキです。

 天狼院書店が他の本屋と一線を画するのは、ゼミや部活など、一般の本屋ではあり得ない、様々な活動を行っていることでしょう。
 その代表的なものが「天狼院ライティング・ゼミ」です。ライティング・ゼミ、まぁ日本語に訳すと文章力上達講座ってことですね。

 自分も文章の下手さにはほとほと嫌気が差しているので、概要は興味深く読ませてもらいました。
 講義回数が月2回×4ヶ月の全8回、参加費が1ヶ月1万円で計4万円でした。
 4万円というのは大金ですが、文章力上達講座としては決して高くはないと思います。

 ただ、自分はそのゼミを受ける気にはなれませんでした。
 自分がゼミを受ける気にならなかった理由、一つ目は、言い訳になりますが、自分がもう若くないという自覚があったからです。
 あと10歳若かったらもう少し前向きに物事を考えられたかもしれません。

 もう一つは、こんなことを書くと天狼院書店関係者の方は気を悪くするかもしれませんが、ゼミの主催である三浦崇典氏の文章がぶっちゃけ下手だと思ったからです。
 (1枚目の写真をよく見るとわかりますが)お店の各所に三浦氏の著作である『殺しのマーケティング』が置いてありました。
 へぇ、なかなか面白そうな本だなと思って手に取ったのですが、1ページ目の半分で読むのを止めました。
 文章のリズムが恐ろしく悪く、とても読み進める気にはなれませんでした。(句)読点のつけ方がくどいのです。
 件の本は手元にないので、それのどこがおかしいと思ったかは示せませんが、代わりに三浦氏のプロフィールから。

>その頃『フォレスト・ガンプ』の影響で、映画に傾倒しており、
 影響での次の「、」って、絶対、いらない、と、思うんですけど、どうですかね?(気持ち読点を多くしてみました)
 三浦氏のプロフィールを読むとひどくモヤモヤします。
 同じようなことを『殺しのマーケティング』の一ページ目を読んで思ったので、とてもゼミを受ける気にはならなかったのです。

 何だか天狼院書店の紹介記事が喧嘩を売っているような感じになってしまいましたが、上述の通り、お店の雰囲気はとてもよかったのでまた行ってみたいと思います。
 次に行ったとき、店から追い出されなければの話ですが。笑。
コメント
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