この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

新年の最初に観るのに相応しかった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。

2022-01-10 11:24:43 | 新作映画
 ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、1/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケットae、鑑賞料金1000円)。2022年1本目。

 2022年、記念すべき劇場鑑賞映画1本目として『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観に行ってきました。
 実は、って程のことでもないのですが、お正月、つまり1/1に映画を観ようかなとも思っていたんですよね。
 理由は毎年、新しい年の始まりを記念してお正月に映画を観ることにしているから、、、というような高尚な理由ではなく、単に1/1は映画サービスデーで鑑賞料金が安いから、ですけれど。
 でも1/1に「これは!」と思うような、食指の動く映画が上映されてなかったんですよね。
 1/1に鑑賞料金が安いからという理由で大して観たくもない映画を観るか、1/8に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観るか、少しだけ迷ったのですが、後者を選んで大正解でした。
 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、めちゃめちゃ面白かったです。

 正直なところ、最近のマーベル映画には「ちょっとな…」と思うことも多かったのです。
 『ブラック・ウィドウ』は正直イマイチでしたし、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』はギリギリ面白いかどうかと言ったところ、『エターナルズ』に至ってはゴメンなさい、ネットの低評価と予告編がつまらなそうだったのとでとうとうスルーしてしまいました。
 マーベル映画の新作を観に行かないという選択をする日が来るとは自分でも驚きです。
 でもその分『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には期待するものがあったのですが、その期待値をはるかに超えて面白かったです。

 本作は間違いなく面白かったのですが、面白いというのとは別に、作るのが大変だったろうな、と思いました。
 本作はマルチユニバースという設定なので、何でもありの世界なのですが、何でもありな世界だからこそ、ストーリーを作るのが難しいと思うのです。
 そこを破綻することなくきっちりとストーリーを作ってくるのですから、それだけで「素晴らしい」と褒め称えてもよいのではないでしょうか。

 それに権利関係ですよ。
 本作には過去の『スパイダーマン』シリーズからヴィランが総登場するのですが(出てこない奴もいることはいる)、よくオリジナルのキャストで再登場させたなと感心しました。

 まぁそういうわけで過去の『スパイダーマン』シリーズを見ていた方がよいですが、鑑賞必須というわけではないかな。
 正直自分も「こんなキャラ、いたっけ?」と思う奴もいましたしね。笑。

 ともかく新年の最初に観るのには相応しい映画だったと思います。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (2)
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