この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』、気になるのは…。

2024-08-24 20:12:04 | 新作映画
 斎藤圭一郎監督、はまじあき原作、『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』、8/15、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(ムビチケにて鑑賞料金1500円)。2024年35本目。

 お盆休みのような長期休暇は映画好きな人にとっては一本でも多く映画を観に行くいい機会だと思いますが、自分は旅行に行ったり、麻雀をしたりと他に用事があったので、一本でも多くどころか、一本しか観に行けませんでした。
 そして唯一観に行ったその一本というのが『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』です。

 この映画に関してまず思うのは、九州のイオンシネマでも上映してくれよ~、ってことですね。
 イオンシネマ岡山やイオンシネマ徳山などでは上映しているのに、九州のイオンシネマではどこも上映しないんですよ。
 何で~?って思います。
 上映すれば間違いなく客が入ることが見込める作品なのに…。
 本当にどうしてでしょうね?
 というような個人的な愚痴はさておき。

 感想は、面白かったですよ。
 まぁでも面白いのは当たり前なんですよね。
 面白かったテレビシリーズを編集して劇場で上映すれば面白いに決まっています。
 問題は敢えてそうする価値があったかどうか、です。
 自分は正直微妙かな、と思いますね。
 音楽が重要なテーマである作品ですから、音響の良い劇場で上映する意味はあるかと思いますが、正直、テレビアニメを見たときのような満足感は得られなかったかな(面白かったんですけどね)。 
 なので、原作もテレビも劇場版も未見という人に「『ぼっち・ざ・ろっく!』はどうか?」と訊かれたら、テレビシリーズのみ薦めるであろう自分がいます。
 もちろん原作や劇場版に読む価値、観る価値がないと言っているわけではありませんが…。

 さて、『ぼっち・ざ・ろっく』ファンにとって気になるのは、テレビシリーズのシーズン2が製作されるかどうか、ではないでしょうか。
 テレビシリーズの総集編が映画になるぐらいなのだから、シーズン2は製作されるに決まっていると多くの人は思っているのでは?
 自分も需要は間違いなくあると思います。
 ただ、それでもシーズン2の製作は案外難しいのではないか、って気がしますね。
 理由は脚本を手掛けた吉田恵里香が朝ドラの『虎に翼』のヒットにより、売れっ子脚本家になってしまったからです。
 深夜アニメを手掛けた脚本家が朝ドラの脚本を手掛けるのはキャリアアップですけど、朝ドラの脚本を手掛けた後にもう一度深夜アニメの脚本を手掛けるというのは難しいような気がします。
 それにシーズン2が製作されるのであれば、もうすでに発表されてないとおかしいと思うんですよ。
 つまり、劇場総集編の後編のエンドロール終了後、「テレビシリーズシーズン2製作決定!」みたいなスーパーが流れるのが当然のような?
 それがないということはシーズン2は製作されないのかな、と。
 すべては憶測ですけどね。
 個人的にはシーズン2が(シーズン1と同じスタッフで)製作されることを望んでいます。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 富士山に登ってきました、お... | トップ | 何だかいろいろとわからなか... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新作映画」カテゴリの最新記事