本屋に置いてあった週刊漫画誌でトマス・エジソンが取り上げられていて、どんなものか興味があったので手に取ってみたのですが、彼に関するごく上っ面のことしか書いてなかったので、そのまま棚に戻しました。
先に断わっておきますが、自分は別にエジソン研究の専門家というわけではないし、アメリカ近代史に詳しいというわけではありません。
ここから先に書くことは、自分がトリビア本やwikiなどで仕入れたネタであり、絶対的な史実というわけではありません。
そういう説がある、そういう見方がある、という程度に考えておいてください。
トマス・アルバ・エジソン、歴史上最も有名な発明家であり、彼の残した格言「天才は1%のひらめきと99%の汗」から努力する天才というイメージがありますが、自分の知るエジソンは若干それと違います。
エジソンは案外嫌な奴だった、自分はそう思っています。
発明王として知られるエジソンですが、彼にはもう一つ異名があり、それは何かというと訴訟王です。
彼は自らの発明とそこから生み出される利益を守るためには手段を選ばず、そのため生涯訴訟に明け暮れました。
自らの利益を守るのは当然のことじゃないか、そう仰る方もいるかもしれません。
確かにそうなんですけど、自分が生み出したアイディアの保護に熱心である一方、他人の生み出したアイディアは平気で盗んでたんですよね。
メリエスの映画『月世界旅行』を無断で複製し、それをアメリカ中の映画館に売りつけ、莫大な利益を得たそうです。
つまりエジソンは現在インターネット上で問題になっている違法コピーの祖なのです。
彼の発明品の中で最も有名なものは蓄音機か、白熱電球あたりだと思いますが(最も白熱電球はエジソンの発明品ではない)、彼が最も売り込みに熱心だった発明品は死刑執行のために電気椅子ではなかったか、と思われます。
電気椅子の売り込みに熱心だったという事実だけでもいけすかないのですが、その動機がまたろくでもないのです。
詳しいことは省きますが(興味がある方は【エジソン 電流戦争】で検索してみてください)、そういったエピソードを知ると、とてもエジソンのことを偉人として尊敬する気は失せてしまいます。
他にも、他人の研究を妨害したとか、部下に給料を払わなかったとか、貶めることを目的にある人の名前を用いた侮蔑的な表現を流行らそうとしたとか、ろくでもないエピソードに事欠かないのですが、そんなエジソンが努力する天才として人々から長く称えられ、つくづくイメージって大切なんだな~、と思わずにはいられません。
先に断わっておきますが、自分は別にエジソン研究の専門家というわけではないし、アメリカ近代史に詳しいというわけではありません。
ここから先に書くことは、自分がトリビア本やwikiなどで仕入れたネタであり、絶対的な史実というわけではありません。
そういう説がある、そういう見方がある、という程度に考えておいてください。
トマス・アルバ・エジソン、歴史上最も有名な発明家であり、彼の残した格言「天才は1%のひらめきと99%の汗」から努力する天才というイメージがありますが、自分の知るエジソンは若干それと違います。
エジソンは案外嫌な奴だった、自分はそう思っています。
発明王として知られるエジソンですが、彼にはもう一つ異名があり、それは何かというと訴訟王です。
彼は自らの発明とそこから生み出される利益を守るためには手段を選ばず、そのため生涯訴訟に明け暮れました。
自らの利益を守るのは当然のことじゃないか、そう仰る方もいるかもしれません。
確かにそうなんですけど、自分が生み出したアイディアの保護に熱心である一方、他人の生み出したアイディアは平気で盗んでたんですよね。
メリエスの映画『月世界旅行』を無断で複製し、それをアメリカ中の映画館に売りつけ、莫大な利益を得たそうです。
つまりエジソンは現在インターネット上で問題になっている違法コピーの祖なのです。
彼の発明品の中で最も有名なものは蓄音機か、白熱電球あたりだと思いますが(最も白熱電球はエジソンの発明品ではない)、彼が最も売り込みに熱心だった発明品は死刑執行のために電気椅子ではなかったか、と思われます。
電気椅子の売り込みに熱心だったという事実だけでもいけすかないのですが、その動機がまたろくでもないのです。
詳しいことは省きますが(興味がある方は【エジソン 電流戦争】で検索してみてください)、そういったエピソードを知ると、とてもエジソンのことを偉人として尊敬する気は失せてしまいます。
他にも、他人の研究を妨害したとか、部下に給料を払わなかったとか、貶めることを目的にある人の名前を用いた侮蔑的な表現を流行らそうとしたとか、ろくでもないエピソードに事欠かないのですが、そんなエジソンが努力する天才として人々から長く称えられ、つくづくイメージって大切なんだな~、と思わずにはいられません。
何でも実験材料に使われそう…もちろん人も。
世間では努力してるってイメージも強いですが、私的には変わり者過ぎるってイメージが強いです。
似た人物でアニメ監督の宮崎駿氏がいますが、
彼は「ロリコンの天才」
河森正治は「男色家の天才」
天才もいろいろあるので、
中には性格の悪い人もいるだろうという感じです。
>ねこさん
>何でも実験材料に使われそう…もちろん人も。
さすがに人体実験は行われてないようですが、電気椅子の発明、改良のために動物を使った実験は散々行われたようですよ(何といってもエジソンは努力の人ですからね)。
医学の向上のための動物実験というのであればわからないでもないですが、電気椅子の性能向上のため無辜の動物の命を散らすというのは、いくら百年以上前のこととはいえ、ちょっと感覚的についていけません。
>館長
>「性格の悪い天才」だというイメージです。
そうそう、そんな感じです。
天才であることはまったく否定しませんが、偉人だといわれると「?」と首をひねりたくなります。
>似た人物でアニメ監督の宮崎駿氏がいますが、彼は「ロリコンの天才」河森正治は「男色家の天才」
えぇっ!
いや、宮崎駿の方はあまりに露骨なので知っていましたが、河森正治が男色家って今の今まで知りませんでしたよ。
やっぱり天才ってまともな人がいないんですかねぇ。。。
子供の頃に友達に怪し気な薬品を飲ませて
腹痛を起こした有名な逸話があります。
月世界旅行の件は自分も知ってて、制作者が儲からず続けて作品が作れなかった様な話を聞いた事があります。エジソンのせいだったのか!やっぱりいかんなこいつは。
ちなみに館長も最初に上げられていた子供向けの本は
同じく立ち読みしました。
続巻のラインナップが興味深かったです。
書き方が悪かったですね。人体実験が行われていないというのはあくまで電気椅子の発明と改良において、ですよ。
もしかしたら行われてるかもしれないけど!!
>続巻のラインナップが興味深かったです。
確かにラインナップは興味深いものがあります。
でも創刊号のエジソンが上っ面しか書かれてないので、他の人も推して知るべし、かもしれませんね。
織田信長が一向宗徒を大量虐殺した史実とかは取り上げられるんでしょうか?
ひょっとしたら、自分が設立した会社から追放されたことと関係あるのかな?
>周りの人達にきらわれたんじゃないでしょうか?
嫌われていたんじゃないかと思います。
エジソンとテスラの確執は有名ですが、元々の発端はエジソンが部下だったテスラに給料を払わなかったため、といわれています。
そりゃ経営者として、というか人としてダメですよねぇ。
>自分が設立した会社から追放されたことと関係あるのかな?
そういうこともあったみたいですね。
自らが設立した会社から追放されるというのは、諸々の事情があったにせよ、人心掌握が出来ていなかった証拠、やはり嫌われていたってことだと思います。
レスを返すのが遅くなってしまって申し訳ありません。
最近、ちょっと忙しくて。。。
エジソンが権力志向の人だった、というのは同意です。
そういう人にろくな奴はいないですよね。
ただ、テスラに協力するユダヤ人がいたら云々というのはちょっと疑問です。
確かにテスラにはユダヤ人の支援者はいなかったかもしれませんが、代わりにJ・P・モルガンがいたじゃないですか。
世界的な大富豪のモルガンが支援していたのですから、ユダヤ人の支援者がいなくても構わないんじゃないですか?
まぁ最終的にはモルガンもテスラへの支援を打ち切っていますが…。
息子が詐欺師になったことに理由があるのではないでしょうか?