この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

思っていた以上によかった『マダム・ウェブ』。

2024-02-28 21:59:45 | 新作映画
 S・J・クラークソン監督、ダコタ・ジョンソン主演、『マダム・ウェブ』、3/25、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円)。2024年11本目。

 3/25に映画のハシゴをすることは早くに決めていました。
 ただ二本目に何を観るかは決めきれていませんでした。
 『マダム・ウェブ』が本命ではあったのですが、映画comでの評価が存外低く(確か☆3.2でした)、それならまだ評価の高い『マッチング』を観た方がいいかなぁと迷ったりもしました。
 最終的に『マダム・ウェブ』を観ることにしたのは相互フォローをしているブロガーさんがこの作品を良いように書いていたからですね。
 もし『マッチング』の方が推されてたらそちらの方を観ていたかもしれません。

 実際観てみたら、思っていた以上によかったですよ、『マダム・ウェブ』。
 まぁ確かにストーリーは『ターミネーター』っぽくて、着地点が『X-MEN』でしたけど、スーパーパワーを持つヴィランに対して予知能力だけで対抗するというのがある意味斬新じゃないですか。
 ☆3.2の作品ではないな、と思いました。

 ただ文句を言いたいこともあって。
 『マダム・ウェブ』の公式サイトにこんなことが書いてあります。
 「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」と。
 え゛?
 百歩譲ってサスペンス映画であることは認めたとしても(別に観ていてハラハラドキドキはしなかったけど)、ミステリー要素ってどこにありました?
 この映画が本格ミステリーなら、『クレヨンしんちゃん』でも『ドラえもん』でも世の中の映画は大概本格ミステリーになっちゃうと思いますけど。
 この映画にこのキャッチコピーをつけた宣伝マンに真意を問いたいです。

 それから声優ですね。
 自分は『マダム・ウェブ』を吹替版で観ました。
 普段、吹替版か、字幕版か、あまり気にすることはありません。
 都合のいい時間帯の方を観ます。
 ただ、、、『マダム・ウェブ』の吹替版で主人公のキャシーの声が舌足らずで甘ったるかったんですよ。
 別にキャシーというキャラクターに馴染みはないのですが、そういうしゃべり方をするキャラクターではないんです。
 どちらかといえば大人びた、アンニュイなタイプ?
 誰が声優をしているんだろうと思ってエンドロールで確認をしたら、元AKBの大島優子でした…。
 別に彼女に声優をするなというつもりはないのです。
 以前彼女が主人公の声をあてていたアニメを見た時はそこまで違和感を覚えなかったし。
 でも今回のキャシー役は全然合わないと思いました。
 今から『マダム・ウェブ』を観るという方には字幕版で観ることをお薦めします。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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